
日本の淡水カメ図鑑おすすめ4選
日本の淡水ガメを調べる本には、カメだけの本と爬虫類全体を載せた図鑑があります。得られる情報はかなり違います。写真を眺めたいのか、種を見分けたいのかでも、手に取りたい一冊は変わりますよね。
なかでもニホンイシガメやスッポンは、それぞれを主役にしたビジュアルガイドがあります。広く載った図鑑にするか、一種を掘り下げた本にするか。目的に合う4冊を紹介します。
価格は2026年9月27日時点の商品データにあるAmazon参考価格です。販売時期や店舗によって変わるため、購入時に最新価格を確認してください。
日本の淡水カメ図鑑4選
| 書名 | 主な範囲 | ページ数 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
山溪ハンディ図鑑 日本のカメ・トカゲ・ヘビ 第3版 | 日本の爬虫類 | 280 | 3,300円 |
はっけん!ニホンイシガメ | ニホンイシガメ | 160 | 1,980円 |
はっけん!スッポン | スッポン | 160 | 2,420円 |
増補改訂 日本の爬虫類・両生類 生態図鑑 | 日本の爬虫類・両生類 | 256 | 4,070円 |
一冊で日本のカメ類を広く眺めたいなら、爬虫類全般を扱う図鑑が候補です。特定の種類を主役にした本なら、その種類の写真や暮らし、飼育などをじっくり読めます。
この4冊は、載っている生き物の幅と、一種あたりの掘り下げ方が異なります。タイトルに「日本のカメ」とあっても、淡水ガメだけに絞った本とは限らないので、対象範囲を見ておきましょう。
広く載った山溪ハンディ
『山溪ハンディ図鑑 日本のカメ・トカゲ・ヘビ 第3版』は、カメ・トカゲ・ヘビを扱う280ページの図鑑です。カメだけに絞らず、日本の爬虫類を横断して調べたい人に向いています。
日本のカメ全体を見たい人には便利ですが、淡水ガメだけを読みたい人には掲載範囲が広めです。「日本のカメ・トカゲ・ヘビ」という書名どおり、爬虫類図鑑として選ぶと内容とのずれがありません。
写真は松橋利光さん、解説は富田京一さんが担当しています。第3版は2025年6月刊行、280ページ、ソフトカバー。野外で見かけたカメをほかの爬虫類とも照らし合わせたい人や、携帯しやすい図鑑を探す人におすすめです。
参考価格は3,300円です。4冊のうち最も掲載範囲が広いので、日本の爬虫類図鑑として選ぶと内容とのずれがありません。

イシガメを深く知る
ニホンイシガメそのものに関心があるなら、『日本のいきものビジュアルガイド はっけん!ニホンイシガメ』が候補です。関慎太郎さんの写真とAZ Relief、野田英樹さんの編著による160ページの一冊で、2020年刊行です。
種名が書名に入った本なので、カメ類を一括して調べる図鑑とは役割が異なります。イシガメの姿や生態を知りたい人には、この本がおすすめです。写真を見ながら種類に親しめます。商品データの参考価格は1,980円です。
ニホンイシガメは日本固有種で、環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)と評価されています。生息地では水辺と陸地が混在する環境が重要とされ、環境省は河川改修や圃場整備などによる生息環境の減少を挙げています。本書を通して種を知ることは、身近な水辺の変化に関心を向ける入口にもなります。[環境省レッドリストの種情報](https://ikilog.biodic.go.jp/rl_rdb/a/952.html)
広い範囲を一冊で調べるより、イシガメの写真や解説を楽しみたい人向けです。ニホンイシガメが気になって本を探し始めた子どもや、家族で読めるビジュアルガイドを探す人にも取り入れやすいでしょう。

スッポンを知るなら
『日本のいきものビジュアルガイド はっけん! スッポン』は、スッポンを主題にした160ページの本です。写真は関慎太郎さん、編著は亀崎直樹さん。2025年5月刊行で、今回の4冊では最も新しい専門ガイドです。
写真を見ながらスッポンについて読みたい人に、本書をおすすめします。商品データの参考価格は2,420円です。
淡水ガメ全般を見分けるための一冊としては対象が限られます。スッポンを中心に読みたい人には、主題を絞った本が向いています。

両生類も載る生態図鑑
『増補改訂 日本の爬虫類・両生類 生態図鑑』は、カメを含む日本の爬虫類・両生類を扱う256ページの図鑑です。
カエルやイモリも調べる人や、複数の生き物を観察する人には、広い掲載範囲が便利です。一方、持ち歩きやすさやカメの詳しさを重視するなら、山溪ハンディや種別ガイドを選びましょう。
参考価格は4,070円です。4冊の中では価格が最も高く、掲載対象も広い一冊。爬虫類・両生類全体を調べる人に向いています。

結論
日本のカメを幅広く見て、野外で種の見当をつけたいなら『山溪ハンディ図鑑 日本のカメ・トカゲ・ヘビ 第3版』がおすすめです。カメ以外の爬虫類も掲載される点を含めて選びましょう。
ニホンイシガメを主役にした本なら『はっけん!ニホンイシガメ』、スッポンの暮らしや文化まで読むなら『はっけん!スッポン』がおすすめです。日本の両生類もまとめて調べる人には『増補改訂 日本の爬虫類・両生類 生態図鑑』を選ぶと、調べる対象を一冊に広げられます。
目的の種類が決まっているなら、その種類の名前が書名にある本を選びましょう。カメの名前が分からず日本の爬虫類をまとめて調べたいなら、山溪ハンディ図鑑から始めるとよいでしょう。
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