機械式時計の脱進機を学ぶ解説書おすすめ5選

機械式時計の脱進機を学ぶ解説書おすすめ5選

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

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機械式時計の「脱進機」は、ぜんまいの力を少しずつ調速機へ伝え、歯車を一定の間隔で動かす仕組みです。時計の精度や動き方を知るうえで大切な部分ですが、脱進機だけを詳しく扱う本は多くありません。

今回の5冊は、時計全体の入門書からレバー脱進機の理論書、複数方式を図とともに解説する英語書まで、内容の範囲が異なります。日本語で機械式時計の基礎をつかみたい人と、英語の専門書で機構を掘り下げたい人では、手に取る本も変わります。

日本語の読みやすさを重視するなら『機械式時計大全』。脱進機の種類を広く追うなら、ダニエルズの『The Practical Watch Escapement』がおすすめです。内容の方向性は早見表にまとめました。

5冊の早見表

書名主な内容参考価格
機械式時計大全機械式時計大全機械式時計全般2,860円
WatchmakingWatchmaking時計製作全般と脱進機13,910円
The Practical Watch EscapementThe Practical Watch Escapement脱進機の理論と図解7,447円
Watch And Clock EscapementsWatch And Clock Escapementsレバー・シリンダー・クロノメーター式4,061円
A Practical and Theoretical Treatise on the Detached Lever EscapementA Practical and Theoretical Treatise on the Detached Lever Escapementデタッチド・レバー式3,246円

価格はすべて、2026年9月27日時点の商品データにあるAmazon参考価格です。販売時期や出品状況によって変わるため、購入時には最新価格を確認してください。洋書は版によってページ数や装丁が異なる場合もあります。

機械式時計大全

『機械式時計大全』は、山田五郎さんによる一冊です。400ページの単行本で、参考価格は2,860円。日本語の書名で時計について学びたい人の候補になります。

機械式時計の構成や歴史を日本語で整理したい人におすすめします。

『機械式時計大全』
『機械式時計大全』

Watchmaking

ジョージ・ダニエルズの『Watchmaking』は462ページのハードカバーです。参考価格は13,910円で、商品データにある5冊の中では重量も大きめ。時計について幅広く学びたい人におすすめします。

脱進機の概要だけが目的なら、価格も重量も大きめなので内容を持て余すでしょう。

脱進機の実践書

『The Practical Watch Escapement』は、ジョージ・ダニエルズの著書です。商品データでは76ページのハードカバーで、参考価格は7,447円です。

英語で専門用語を読む必要はありますが、『Watchmaking』より脱進機に内容が集中しています。方式ごとの差を理解したい人におすすめです。

『The Practical Watch Escapement』
『The Practical Watch Escapement』

Watch Escapements

『Watch And Clock Escapements』は260ページのペーパーバックです。参考価格は4,061円。タイトルにはレバー、シリンダー、クロノメーターの脱進機が挙げられています。

商品データ上の版はペーパーバックです。脱進機の構造を広く学びたい人や、英語の本に触れたい人におすすめします。

Watch And Clock Escapements
Watch And Clock Escapements

Detached Lever

『A Practical and Theoretical Treatise on the Detached Lever Escapement for Watches and Time Pieces』は、モーリッツ・グロスマンとC・C・ピアースによる著書です。商品データでは124ページのペーパーバックで、参考価格は3,246円です。

タイトルにはデタッチド・レバー脱進機が掲げられています。レバー式に関心がある読者におすすめします。

A Practical and Theoretical Treatise on the Detached Lever Escapement
A Practical and Theoretical Treatise on the Detached Lever Escapement

結論

日本語の書名で機械式時計について学ぶなら『機械式時計大全』、脱進機を主題にした本を探すなら『The Practical Watch Escapement』がおすすめです。

『Watchmaking』は幅広い内容を扱う本です。レバー・シリンダー・クロノメーター式をタイトルに掲げる本は『Watch And Clock Escapements』、デタッチド・レバー式を掲げる本はグロスマンとピアースの論考です。洋書は専門用語が負担になりやすいため、最初の一冊には日本語の書名である『機械式時計大全』が手堅い選択です。

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