
日本画を描く人向け岩絵具乳鉢おすすめ|口径・材質・深さを比較
岩絵具を乳鉢でするとき、口径が小さすぎると粉が外へこぼれやすく、大きすぎると少量の絵具を集めにくくなります。日本画用なら、何cmあれば足りるのか迷いますよね。
乳鉢は、口径だけで決めると深さや材質の違いを見落とします。少量を細かくしたい人と、複数色をまとめて扱う人では、ちょうどよい大きさが変わるところがあります。
岩絵具を趣味で使う人なら12cm前後、少量だけなら6cm前後、広い面積をまとめて作るなら15cm前後がおすすめです。今回は、商品データにある口径、材質、深さを照らし合わせて解説していきます。
早見表
岩絵具用の乳鉢は、商品によって口径だけが示され、深さや材質が書かれていないものもあります。最初に、寸法が読み取れる範囲を一覧で確認しておきましょう。
表の深さは、商品データに明記されている値だけを載せています。高さしか分からない商品は、深さと混同しないように記載なしとしました。
| 商品名 | 直径 | 材質 | 深さ | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
美術出版サービスセンター 乳鉢・乳棒 6cmφ | 約6cm | 記載なし | 記載なし | 605円 |
美術出版サービスセンター 乳鉢・乳棒 12cmφ | 約12cm | 記載なし | 記載なし | 1,210円 |
美術出版サービスセンター 乳鉢・乳棒 15cmφ | 約15cm | 記載なし | 記載なし | 1,815円 |
アズワン 磁製乳鉢 φ120mm | 120mm | 磁製 | 48mm | 1,084円 |
アズワン 磁製乳鉢 φ150mm | 150mm | 磁製 | 60mm | 1,760円 |
マツヨシ 乳鉢 瀬戸物 60MM | 60mm | 瀬戸物 | 35mm | 649円 |
マツヨシ 乳鉢 瀬戸物 90MM | 90mm | 瀬戸物 | 35mm | 687円 |
丸寿製陶 磁製 並150mm | 150mm | 磁製 | 記載なし | 2,580円 |
Freet 日本製 S | 約70mm | 陶器(磁器) | 記載なし | 1,500円 |
Freet 日本製 M | 約93mm | 陶器(磁器) | 記載なし | 1,740円 |
Freet 日本製 L | 約128mm | 陶器(磁器) | 記載なし | 2,380円 |
Alipis ガラス製 乳鉢 | 約65mm | ガラス | 記載なし | 1,380円 |
PTOOTP ガラス製 乳鉢 | 記載なし | ガラス | 記載なし | 1,649円 |
HAKIDZEL ガラス製 乳鉢 | 記載なし | ガラス | 記載なし | 2,099円 |
価格は2026年9月27日時点の商品データにある参考価格です。Amazonの販売価格は時期や在庫で変わるため、注文時には表示価格を確認してください。

口径6cmの出番
口径6cm前後は、岩絵具を少量だけすり潰す人におすすめです。絵具を一色ずつ試したい人や、補修用に少しだけ作りたい人に向くサイズでしょう。

美術出版サービスセンターの6cmφは、乳鉢と乳棒がセットで605円です。材質と深さは商品データに記載されていないため、磁製かどうかや内側の深さを重視する人は、販売ページの仕様を追加で確認してください。

マツヨシの60MMは、瀬戸物の乳鉢と乳棒がセットで、記載寸法はφ60×φ45×45×35mmです。口径だけでなく器の寸法も確認したい初心者におすすめです。

ガラス製では、Alipisの乳鉢が約65mmで、高さは約35mmです。内部の粉を横から見やすい点は便利ですが、落下や強い衝撃に弱いガラス製なので、持ち運びや保管場所には注意が必要です。

12cmが標準
岩絵具を趣味で続ける人が最初に買うなら、口径12cm前後が扱いやすい大きさです。一色を少し多めに作れて、乳棒を動かす場所も確保しやすいでしょう。

アズワンの磁製乳鉢φ120mmは、外径120mm、内径105mm、高さ60mm、深さ48mmです。乳鉢580g、乳棒100g、全容量220mLという具体的な仕様があり、深さまで確認して購入できます。

価格は1,084円で、定価の目安は1,210円です。事業者向け商品との表示があります。家庭で使う場合は販売条件も確認が必要ですが、磁製・深さ48mm・乳棒付きという組み合わせは、岩絵具用として判断しやすい内容です。

美術出版サービスセンターの12cmφは1,210円、FreetのMは直径約9.3cm、高さ約4.5cmで1,740円です。12cmに近い広さを求めるなら前者、付属マットや日本製のセット構成まで欲しい人にはFreetのMがおすすめです。


15cmの余裕
複数の岩絵具を混ぜる人、量を多めに作る人、乳棒を大きく動かす人には、15cm前後がおすすめです。器の中で粉が広がっても、縁までの空間を取りやすいサイズです。

アズワンの磁製乳鉢φ150mmは、外径150mm、内径130mm、高さ75mm、深さ60mmです。φ120mmより深さが12mm増えているため、粉の量が多い作業で器の外へ飛びにくくなります。

価格は1,760円で、定価の目安は2,035円です。乳鉢950g、乳棒180gと重量が増えます。作業台へ置いたまま使う人におすすめですが、毎回片づける人には持ち運びの負担が先に気になるかもしれません。

美術出版サービスセンターの15cmφは1,815円、丸寿製陶の磁製並150mmは2,580円です。丸寿製陶は内径約130mm、全高約80mm、内高約73mmまで示されていますが、加熱不可の注意があります。岩絵具用でも、火にかける道具ではありません。

最後の結論
岩絵具を趣味で使い、最初の一台を長く使いたい人には、アズワンの磁製乳鉢φ120mmがおすすめです。内径105mm、深さ48mm、乳棒付きで、口径・材質・深さをまとめて確認できます。
少量の岩絵具だけをすり潰すなら、美術出版サービスセンターの6cmφか、瀬戸物のマツヨシ60MMがおすすめです。価格を抑えるなら605円の美術出版、瀬戸物の商品が欲しいならマツヨシです。
複数色を混ぜる、まとまった量を作る、深さを数字で決めたい人には、アズワンの磁製乳鉢φ150mmがおすすめです。深さ60mmと内径130mmがあり、広さだけでなく粉のこぼれにくさまで見込めます。
透明な器で粉の状態を確認したい人はガラス製も使えますが、落下や衝撃には弱く、深さの情報も少なめです。迷ったまま特殊なガラス製へ進むより、岩絵具用の標準品としては、磁製のφ120mmを購入するのが適切です。
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