
陶芸作家向け 削り仕上げ用弓かんな 刃形・幅別おすすめ6選
陶芸作品の削り仕上げでは、道具の先端形状や長さによって、手を入れやすい場所も変わります。細い高台まわりを整えるのか、側面の厚みを調整するのか。使う場面を思い浮かべると、候補を絞れますよね。
仕上げ用かんなには、丸型や剣先の細型のほか、番号で分けられた製品もあります。形状や全長の異なる6商品を並べました。
早見表
細型丸型と細型剣先には、幅12mmの記載があります。ほかの製品は全長や材質、持ち手の仕様が異なります。
価格は2026年9月28日時点の参考価格です。販売時期や販売先によって変わるため、購入時には商品ページで最新価格を確認してください。
| 商品 | 形状・仕様 | 長さ | 参考価格 |
|---|---|---|---|
仕上げ用カンナ 細型 丸型 | 黒帯鉄製・幅12mm | 180mm | 500円 |
仕上げ用カンナ 細型 剣先 | 黒帯鉄製・幅12mm | 210mm | 500円 |
仕上げ用カンナ No.1 | 黒帯鉄製 | 190mm | 400円 |
仕上げ用カンナ No.23 | 黒帯鉄製 | 160mm | 450円 |
仕上げ用カンナ No.2 | 黒帯鉄製 | 170mm | 450円 |
陶芸用かんな No.10 | 鋼刃製・木柄付き | 約213mm | 1,210円 |
細型丸型12mm
細型丸型は長さ180mm、幅12mmの黒帯鉄製です。今回の6点では、幅の数字と先端形状が分かる製品のひとつ。丸みのある刃先を使いたい人にとって、形状を指定して検討できる候補です。
角のある刃先とは形が異なり、削り跡や手元の感覚にも違いが生まれます。
幅12mmは、製品名に記載された「巾」の寸法です。幅の数字を条件にするなら、この仕様が明記された細型シリーズを候補にできます。
参考価格は500円。丸型の細型をまず1本試したい場合に、形状と寸法を確かめて候補にできます。現行の形状・寸法は岡本陶材のカンナ一覧でも確認できます。

細型剣先12mm
細型剣先は長さ210mm、幅12mmです。6点のなかで最も長く、剣先形状と幅が記載されています。丸型と幅は同じでも、先端形状と全長は異なります。
剣先は先端に向かって尖る形状です。細部へ手を入れる場面が多い作家には、この形状の違いが購入判断を分けるポイントになるでしょう。
幅12mmの記載は丸型と共通ですが、全長は30mm長くなっています。作品の側面に手を近づけすぎずに作業したい場合は、丸型と比べるポイントになります。
参考価格は500円です。丸型と同価格なので、金額よりも刃先の形と全長を基準に比べられます。細型剣先の寸法は岡本陶材の商品一覧にも掲載されています。

No.1・190mm
No.1は長さ190mmの黒帯鉄製です。細型丸型や剣先とは商品番号で区別されます。数字の型番で管理したい人や、既存の道具と長さを揃えたい人にも候補になります。
用途は高台を付ける作業や、側面の肉厚の調整です。高台まわりを削る道具を探している場合、用途が明記されている点は判断材料になります。器の底と側面の仕上げに使う1本を探すときに、比較したい仕様ですね。
参考価格は400円で、6商品のなかでは最も低い価格帯です。岡本陶材の販売ページにも、190mmと高台・側面調整の用途が掲載されています。

No.23・160mm
No.23は長さ160mmの黒帯鉄製です。今回の6商品で最も短く、細型丸型より20mm、No.1より30mm短い仕様。短めの道具を手元で扱いたい人や、長いかんなと使い分ける予備の1本を探している人にも候補になります。
参考価格は450円です。販売価格は時期や販売先によって変わります。

No.2・170mm
No.2は長さ170mmの黒帯鉄製です。No.23より10mm長く、No.1より20mm短い中間のサイズ。番号と全長を手がかりに、ほかの製品と区別できます。
高台を付ける作業と側面の肉厚調整に使う製品です。No.1と用途が重なるため、全長170mmを手元での扱いやすさや、ほかの道具との揃え方に照らして比べられます。
高台まわりと側面の調整を1本で担わせたい場合、No.1とNo.2は長さで比べられます。190mmのNo.1は長め、170mmのNo.2は短めです。刃形が分かる商品を求める人は、細型丸型・剣先やNo.23も候補にできます。
参考価格は450円です。No.1との差は50円ですが、価格差だけで作業性は決まりません。短めの黒帯鉄製かんなを追加したい人に向いた価格帯です。

No.10・木柄付き
No.10は鋼刃製で木柄付き、全長は約213mmです。ほかの5点は黒帯鉄製で、材質と持ち手の構成が異なります。木柄のある道具を探している人にとって比較対象になります。
美術出版サービスセンターのカタログにも、鋼刃製木柄付き、長さ約213mmと掲載されています。丸型や剣先と寸法に加えて木柄付きという構造で比べられます。
全長は細型剣先の210mmと近い一方、刃の材質と持ち方が異なります。木柄付きのかんなを使ってきた人や、持ち手がはっきりした道具を求める人は、帯鉄製の細型と比較できます。
参考価格は1,210円で、6点のなかでは最も高価です。価格を抑えて黒帯鉄製を揃える場合と、鋼刃製・木柄付きの構造を選ぶ場合で候補が分かれます。美術出版サービスセンターのカタログにも仕様が掲載されています。

結論
幅12mmと刃形まで分かるものなら細型丸型か細型剣先、台形刃で角隅を削るならNo.23、高台や側面の肉厚調整にはNo.1かNo.2が候補です。木柄付きの鋼刃製を使いたい場合はNo.10。価格は400円から1,210円まで差があるため、必要な形状と持ち手の構造を基準にすると、作業に合う1本へ絞れます。
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