
和船修理職人の船体樹脂補修用ラミネートブラシ|刷毛幅と毛材
船体の樹脂補修では、広い面をなでる作業と、端やくぼみに樹脂を行き渡らせる作業が隣り合います。刷毛幅が合わないと、狭い場所で余計な樹脂が付いたり、広い面で何度も塗り直したりしますよね。
候補は、白豚毛の15mm幅3本セットと50mm幅です。毛材は同じで、主な違いは幅と本数。補修する場所の広さや形に合わせると、刷毛の届く範囲や作業量が変わります。
刷毛の幅は、塗る範囲と細部への届きやすさに関わります。樹脂との相性にも気を配りながら、それぞれの特徴を船体補修の場面に沿って見ていきます。
商品の早見表
| 商品 | 毛材 | 幅 | 本数 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
ホートク FRP道具 刷毛 白豚毛 50mm幅 | 白豚毛 | 50mm | 1本 | 638円 |
ホートク FRP道具 刷毛 白豚毛 15mm幅 3本セット | 白豚毛 | 15mm | 3本 | 782円 |
価格は2026年9月29日時点のAmazon参考価格です。販売時期や在庫状況によって変わります。どちらもFRP作業向けの刷毛で、サイズ表記は幅です。
塗る面が広いか、細かな範囲が多いかで、幅の違いが作業感に出てきます。表では幅とセット本数を確認できます。
15mm幅の届きやすさ
15mm幅は、狭い範囲へ毛先を当てたい補修で扱いやすい幅です。船体の小さな欠けや補修範囲の縁、細い溝まわりなど、刷毛を大きく振れない場所でも狙いをつけやすくなります。
3本セットなので、複数箇所を続けて扱う時にも手元に替えがあります。一本をすぐ洗浄できない工程でも、別の刷毛を使えます。
一方、広い範囲を15mm幅で塗ると、毛先を何度も往復させることになります。船底や側面の大きな面を長く塗る作業では、細幅だけで仕上げるより、幅広の刷毛も用意した方が手数を抑えられます。
小さな範囲が中心で、狭い場所にも入る刷毛が必要なら、15mm幅3本セットが候補です。船体全体の広い面を塗る用途では、幅が作業量に見合うかを考えてください。

50mm幅の塗り広さ
50mm幅は、15mm幅より広い範囲へ一度に毛先を当てられます。船体の比較的広い平面や補修材を広げる面積が大きい作業では、塗り進める回数を抑えられます。
ただ、幅広の刷毛だからといって、一度に多くの樹脂を運べるとは限りません。樹脂の粘度や毛の含み方、塗布面の形でも作業感は変わります。樹脂は補修材の指定に沿った必要量で扱ってください。
細かな角や縁では、50mm幅の毛先を狙った範囲へ置きにくいことがあります。広い平面と細部では刷毛の役割が違うため、補修範囲の形状も考慮しましょう。
広い面を塗る作業が中心なら50mm幅が候補です。端部の細工まで同じ幅で済ませたい人には大きめです。

白豚毛と樹脂
白豚毛は天然毛です。ポリエステル樹脂を刷毛で塗る場合、TotalBoatの技術資料では天然毛または溶剤に対応する毛材の刷毛を使うよう案内しています。樹脂によって刷毛が傷む可能性もあるため、材料ごとの使用条件を確かめてください。TotalBoatのポリエステル樹脂資料
エポキシ樹脂の積層作業では、WEST SYSTEMのマニュアルが積層範囲への塗布や繊維をなじませる用途に、腰のある刷毛を挙げています。これは刷毛の一般的な役割を示す情報です。ホートクの白豚毛刷毛が、特定の樹脂に対応すると断定するものではありません。WEST SYSTEMの使用マニュアル
船体補修では、樹脂本体に加えて硬化剤や希釈剤を含む材料の指定も確認しましょう。刷毛の毛材だけで適合を決めず、使う樹脂の説明書にある器具や清掃方法に合わせてください。
価格と本数
参考価格は50mm幅が638円、15mm幅3本セットが782円です。価格差は144円。15mmセットには同じ幅の刷毛が3本入ります。必要な幅と作業中に使う本数を考えると、使わない刷毛を余らせにくくなります。
価格は2026年9月29日時点のAmazon参考価格で、時期によって変動します。購入時には表示価格とセット内容を確認してください。幅が違う商品を取り違えると、予定していた塗布面積に合わない場合があります。
15mm幅の3本セットは、細部の補修や予備の刷毛をまとめて持ちたい人向けです。50mm幅は広めの面を担当する刷毛が欲しい人向け。広い面と細部の両方を補修するなら、幅の違う刷毛を組み合わせる方法もあります。
結論
細かな端部や狭い範囲へ毛先を当てる機会が多いなら、15mm幅3本セットがおすすめです。一本を使っている間に別の刷毛を手元に残せるので、複数箇所の補修にも使えます。
広い面へ塗る作業が中心なら、50mm幅がおすすめです。往復回数を抑えやすい一方、狭い角や細部を同じ刷毛で扱うには幅があります。
どちらも白豚毛ですが、樹脂との適合は材料の種類とメーカー指定で確認してください。補修する船体の面積と形状に応じて、細部中心なら15mm、広い面中心なら50mmが候補になります。
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