3D計測技術者向け屋外スキャン用反射ターゲットおすすめ7選|形状・固定方式を解説

3D計測技術者向け屋外スキャン用反射ターゲットおすすめ7選|形状・固定方式を解説

オフ 投稿者: せせら編集部

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屋外で3Dスキャンをするときは、ターゲットの形に加えて、スキャナーが認識する直径や固定面も作業に響きます。測量用の反射シートと3Dスキャナー用マーカーは、どちらも反射する目印ですが、同じ機器で使えるとは限りません。

金属面への固定、広い面への貼付、トータルステーションでの視準では、必要なターゲットが変わります。掲載価格は2026年9月29日時点の参考価格で、時期により変動します。

候補の早見表

商品形状・固定主な用途参考価格
TOSUKKI 3mm 反射ターゲットTOSUKKI 3mm 反射ターゲット3mm・粘着式小さな対象の3Dスキャン4,562円
TOSUKKI 6mm 磁気ターゲットTOSUKKI 6mm 磁気ターゲット6mm・磁気式金属面での3Dスキャン5,300円
TOSUKKI 6mm 1200個TOSUKKI 6mm 1200個6mm・粘着式マーカーを多く使う現場5,090円
Revopoint 高照度マーカーRevopoint 高照度マーカー10mm・粘着式大型対象、広いスキャン範囲3,169円
EXAJXLW ボールターゲットEXAJXLW ボールターゲット球形・磁気式金属面への立体的な基準点7,000円
S.fields.inc 反射シートS.fields.inc 反射シート40mm・粘着式トータルステーション測量2,020円
Dpofirs 反射ターゲットDpofirs 反射ターゲット直径60mm・ブラケットトータルステーション等2,033円

3Dスキャナー用マーカーは、対象物や周囲に置いた基準点を追って、連続するスキャン範囲をつなぎます。Revopointの案内でも、形状の特徴が乏しい面へマーカーを貼り、スキャン中の追跡を助ける使い方が示されています。Revopoint公式

一方、トータルステーション用の反射ターゲットは、測量機から目標を視準するためのものです。用途と読み取り方式が異なるため、商品名に「反射ターゲット」とあっても、3Dスキャナーへ流用できるとは判断できません。

3D用の小型シール

小さな部品や狭い面へ貼るなら、TOSUKKIの3mm反射ターゲットがおすすめです。980枚入りの粘着式で、参考価格は4,562円。Creaform、Hexagon、ZEISS、Comet、GOM、Artec、SCANTECH、Shining 3D、Creality、Revopointなどの3Dスキャナーに対応します。

3mmならマーカーが占める面積を抑えられます。ただし、直径とスキャナーの対応状況を照合してください。機器が3mmを認識しなければ、基準点として使えません。

小型対象では、マーカーが大きすぎると細部を覆いやすくなります。対象が大きく撮影距離も長い場合は、小さい点を画面内で見分けにくくなることがあります。Revopoint製スキャナーでは、対象サイズに応じてマーカー寸法を使い分けます。Revopointのサイズ案内

TOSUKKI 3mm 反射ターゲット
TOSUKKI 3mm 反射ターゲット

広い面のマーカー

車体や設備の外板など、広い対象にはRevopointの10mmマーカーがおすすめです。500枚入りで参考価格は3,169円。粘着面は作業後に跡を残さず剥がせます。

10mmなら小型ドットより視認性を高められます。屋外の大型対象でも、スキャナーの画角に入る基準点を保ちやすいでしょう。反射材とマット仕上げを組み合わせ、照明条件によるグレアを抑えています。

ターゲットを大きくしても、精度が自動的に上がるわけではありません。対応サイズは機種ごとに異なり、配置間隔や一度に視野へ入れる点数も設定に関わります。

Revopoint 高照度マーカー
Revopoint 高照度マーカー

磁石と球形

金属面にシールを貼らず固定するなら、TOSUKKIの6mm磁気ターゲットが便利です。1箱120枚で、参考価格は5,300円。粘着シールを貼りにくい鋼材や設備へ着脱して使えます。

磁石で固定できるのは、対象が磁性のある金属面の場合です。アルミや樹脂、塗装面の状態によっては固定できないことがあります。屋外では風や振動で位置がずれないか、スキャン前に一つずつ確かめてください。

TOSUKKI 6mm 磁気ターゲット
TOSUKKI 6mm 磁気ターゲット

EXAJXLWのボールターゲットは10個入りの球形・磁気式です。平面シールの中心点を置きにくい場所や、向きを変えて複数面を測る場面では、こちらをおすすめします。参考価格は7,000円です。

球形なら、その中心を立体的な基準として扱えます。ただし、スキャナーや解析ソフトが球形ターゲットに対応するか確認しましょう。一般的な粘着ドットを前提にした機器では、磁気球を同じ設定で認識できるとは限りません。

EXAJXLW ボールターゲット
EXAJXLW ボールターゲット

測量機用の反射材

S.fields.incの反射シートは20枚入りの粘着式です。サイズは20mm・30mm・40mmで、40mmの参考価格は2,020円。プリズムを固定しにくい場所へ貼る用途に使えます。

トータルステーションで使う場合は、測量機側のターゲット設定とシートの寸法・定数が合うか確認してください。反射面が機械の想定するターゲットと異なると、測距や視準の条件が変わります。測量結果には反射体の形状や中心合わせも関わります。寸法と合わせて形状や中心位置も確認してください。Leica Geosystemsの反射体資料

S.fields.inc 反射シート
S.fields.inc 反射シート

Dpofirsの反射ターゲットは直径60mmのブラケット付き反射ターゲットで、参考価格は2,033円。ブラケットで支持でき、トンネルなど一定位置に据えて測る場面で使えます。

このターゲットは最大15m離れていても見つけやすい仕様です。屋外測量では使用機種の対応ターゲット、定数、設置方法を優先し、3Dスキャナー用マーカーと混同しないでください。

Dpofirs 反射ターゲット
Dpofirs 反射ターゲット

結論

対象物を3Dスキャンするなら、スキャナーが指定する径に合わせます。広い対象には10mm、小さい部品には3mmをおすすめします。金属面に貼らず固定する場合は6mm磁気式、立体的な基準点が必要なら球形ターゲットが候補です。

トータルステーションで屋外測量をするなら、S.fields.incの反射シートやDpofirsのブラケット付きターゲットを測量機の仕様に合わせて選びます。3Dスキャナー用と測量機用を見た目の反射で代用せず、対応機器と設定が一致する製品を使ってください。

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