電磁界解析の本おすすめ4選|有限要素法とFDTDシミュレーションを比較

電磁界解析の本おすすめ4選|有限要素法とFDTDシミュレーションを比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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電磁界シミュレーションの本は数式が多くて選ぶのが迷いますよね。

解析の目的や扱う計算手法に合わせた専門書を選ぶのが近道なんです。

今回は代表的な手法をしっかり学べるおすすめの4冊をまとめてみました。

おすすめ本の早見表

目的・解析課題主な解析手法おすすめ書籍
回路やアンテナの定常解析有限要素法(FEM)有限要素法による電磁界シミュレーション有限要素法による電磁界シミュレーション
パルス波や広帯域の過渡解析時間領域差分法(FDTD法)数値電磁界解析のためのFDTD法- 基礎と実践 -数値電磁界解析のためのFDTD法- 基礎と実践 –
高周波回路の直感的な理解シミュレータ活用[改訂]電磁界シミュレータで学ぶ高周波の世界[改訂]電磁界シミュレータで学ぶ高周波の世界
モータやアクチュエータの設計有限要素法・境界要素法実践数値電磁界解析法実践数値電磁界解析法

有限要素法シミュレーション

マイクロ波回路やアンテナ、電磁両立性(EMC)の定常解析をしたい人に向いています。

網の目状に要素を分割する有限要素法(FEM)なら複雑な3次元形状も正確に扱えます。

ただしパルス波のような時間変化を追う過渡応答の解析には向いていません

有限要素法による電磁界シミュレーション: マイクロ波回路・アンテナ設計・EMC対策 (近代科学社Digital)
有限要素法による電磁界シミュレーション: マイクロ波回路・アンテナ設計・EMC対策 (近代科学社Digital)

FDTD法の基礎と実践

パルス信号の伝搬や広帯域の過渡現象を自作コードで解く学習に向いています

時間領域差分法(FDTD法)の基本式から吸収境界条件まで体系的に学べる構成なんです。

格子状に分割して計算するため滑らかな曲面の再現には工夫が必要になります。

数値電磁界解析のためのFDTD法- 基礎と実践 -
数値電磁界解析のためのFDTD法- 基礎と実践 –

シミュレータで学ぶ高周波

初めて解析ツールを扱う基板設計者や高周波回路の入門にちょうどよい一冊でしょう。

数式展開を抑えて豊富な電磁界の分布図から物理現象を視覚的に理解できます。

計算アルゴリズムの内部構造を一から自作したい用途には物足りないこともあります。

[改訂]電磁界シミュレータで学ぶ高周波の世界―高速ディジタル時代に対応した回路設計者の基礎知識 (RFデザイン・シリーズ)
[改訂]電磁界シミュレータで学ぶ高周波の世界―高速ディジタル時代に対応した回路設計者の基礎知識 (RFデザイン・シリーズ)

実践数値電磁界解析法

モータや電磁石など電気機器の電磁力解析を行いたい実務者に適しています

有限要素法や境界要素法を組み合わせた実践的なモデル作成手順が身につきます。

電波の空間放射や高周波アンテナを主目的にした解析には向いていない構成です。

実践数値電磁界解析法 (日本AEM学会:電磁力応用シリーズ)
実践数値電磁界解析法 (日本AEM学会:電磁力応用シリーズ)

主要4冊のスペック比較

比較項目有限要素法による電磁界シミュレーション有限要素法による電磁界シミュレーション数値電磁界解析のためのFDTD法- 基礎と実践 -数値電磁界解析のためのFDTD法- 基礎と実践 –[改訂]電磁界シミュレータで学ぶ高周波の世界[改訂]電磁界シミュレータで学ぶ高周波の世界実践数値電磁界解析法実践数値電磁界解析法
中心手法有限要素法(FEM)時間領域差分法(FDTD法)シミュレータ活用有限要素法・境界要素法
主な対象マイクロ波回路・EMCパルス伝搬・過渡現象高周波回路・基板モータ・電磁力機器
数式展開標準詳細少なめ実務中心
出版社近代科学社コロナ社CQ出版日本AEM学会

用途別の購入結論

基礎理論から順を追って学びたいなら入門書から読み始めるのが安全でしょう。

専門書は紙書籍や電子書籍など手元で扱いやすい判型から揃えると快適に進められます。

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