
調香師の香料評価用ムエットおすすめ5選!紙幅・紙厚の選び方
ムエットの紙幅や厚みは単なる寸法ではありません。手に持つ位置や試料の置き方が変わり、複数の香りを並べる作業にも関わります。
厚い紙なら香りを正確に捉えられて、長く残るとは限りません。調香師の香料評価用には、形と紙厚に加えて、吸液の安定性や紙自体のにおいも確認したいところです。
商品早見表
掲載する5品は、幅6〜7mmの細長型2品と、幅50mm台のカード型3品に分かれます。表では幅と長さ、紙厚、数量と価格を項目別にまとめました。
| 商品 | 形状 | 幅 | 長さ | 紙厚 | 入数 | Amazon参考価格 | 単価目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
PAPER Entrance | 細長型 | 6mm | 150mm | 0.5mm | 200本 | 995円 | 約5.0円 |
MINGTIANGH | 細長型 | 7mm | 137mm | 0.4mm | 100本 | 530円 | 約5.3円 |
Fieekty | カード型 | 50mm | 80mm | 0.6mm | 50枚 | 750円 | 15円 |
BAY LETTERPRESS | カード型 | 54mm | 80mm | 0.5mm | 30枚 | 692円 | 約23.1円 |
B-Faith | カード型 | 50mm | 85mm | — | 30枚 | 498円 | 約16.6円 |
単価目安は参考価格を入数で割った金額です。細長型は1本、カード型は1枚として計算し、小数は概算に丸めています。
価格は2026年9月29日時点のAmazon参考価格で、販売時期によって変動します。購入時の実売額も変わるため、表の金額は目安としてご覧ください。
ムエットの役割
ムエット(ブロッター)は、香料を紙につけて香りを評価するための試香紙です。細いストリップは試料ごとに一本ずつ分けて扱えます。
原料と完成香料の評価用ストリップは、Perfumers Apprenticeの製品例にもあります。
試料を複数並べるときは、紙に番号を書くと取り違えを防げます。UNIDOの精油品質訓練資料には、A、B、Cの記号を付けた試香紙で評価する例があります。
紙幅、厚さ、香料量を揃えると、香料同士の差を読み取りやすくなります。吸収と保持の一貫性も、Orlandiの評価紙資料で重視されている要素です。
紙上評価の範囲
香料の蒸発は紙や皮膚など面を変えて研究されています。研究論文も、評価面によって放出条件が変わる点を扱っています。
ムエットは紙上で香料や原料を並べて比べるための道具です。肌や最終製品で使ったときの香りまで、そのまま確かめられるわけではありません。
まず紙上で試料の違いを整理し、肌につける香水などは実際の使用面でも評価する。役割を分けると、紙で確認した印象を広げすぎずに済みます。
細長型の候補
PAPER Entranceは幅6mm、長さ150mm、厚さ0.5mmです。坪量は1㎡あたり315gで200本入り。無臭紙で、液体を含んでも形状を保ち、一定の吸液性があります。
参考価格は995円、1本あたり約5円です。200本入りなので、複数の試料を同じ形式で評価するときにも数量を確保しやすい商品です。

MINGTIANGHは幅7mm、長さ137mm、厚さ0.4mmで100本入りです。参考価格は530円で、1本あたり約5.3円。PAPER Entranceより幅が1mm広く、長さは13mm短めです。
参考価格で比べるとMINGTIANGHは合計530円、PAPER Entranceは995円です。1本あたりの目安はPAPER Entranceの方がわずかに低く、初期費用と単価を別々に見ると違いが分かります。

カード型3商品
Fieektyは50×80mm、厚さ0.6mmで50枚入りです。参考価格は750円で、1枚あたり15円。試香に加え、メッセージカードや台紙としても使えます。香りの記録を同じ紙面に添えたいときに便利です。

BAY LETTERPRESSは54×80mm、厚さ0.5mmで30枚入りです。参考価格692円で、1枚あたり約23.1円。カード型のなかで最も幅が広く、54mmです。

B-Faithは50×85mmのカード型で30枚入りです。参考価格498円、1枚あたり約16.6円。試香やアロマカードづくりに使えます。今回のカード候補では合計価格が最も低い商品です。

カード型の幅は50〜54mmで、細長型の6〜7mmより紙面が広い形です。サンプル名やメモを書き添える面を確保したい作業に合います。
結論
調香師が香料評価に使う基準のムエットには、PAPER Entranceがおすすめです。幅6mmで長さ150mm、紙厚0.5mm、坪量は1㎡あたり315gです。200本入りで、無臭紙、一定の吸液性、濡れた後の形状保持を備えています。
初回の支出を530円に抑えたいなら、MINGTIANGHが候補です。100本入りで、単価目安は約5.3円。PAPER Entranceより安いのは1本あたりではなく合計価格です。
評価メモを同じ紙面に残したい場合はカード型です。Fieektyは厚さ0.6mm、BAY LETTERPRESSは幅54mm、B-Faithは合計価格が最も低い商品です。紙面の広さと必要枚数で絞ると決めやすいですね。
関連記事
- 推測統計の本おすすめ4選|入門・仮説検定・統計モデリングを比較

- 地質調査員向け屋外露頭調査用地質ハンマー|重量・ヘッド形状別おすすめ

- 数理最適化の本おすすめ15選|数理モデル・アルゴリズム・実務応用の目的別に比較

- Keithley 2460と2450の違い|7A・100Wと200V・1A、用途・付属品で比較

- KEW 6315-01と6315-02の違い|クランプ本数と三相測定

- パワー半導体の本おすすめ3選|IGBT・SiC・デバイス入門の選び方

- 定着ユニット交換の選び方|型番別の対応品と純正・互換の注意点

- 撮影現場へ出張するメイクアップアーティスト向けブラシクリーナーおすすめ7選

- 研究倫理の本おすすめ4選|臨床入門・生命倫理・心理・医学生向け

- 土間職人の目地切りゴテおすすめ2選|刃幅・溝幅とコンクリート目地の違い








