
DTM用オーディオインターフェースおすすめ|歌録り・ギター録音を始める1台
こんにちは、パソコン大好きなせせらです。
DTMを始めようとすると、PCやソフトで迷う前に「マイクやギターをどうやって録るのか」で迷いやすいです。USBマイクだけでも声は入りますが、あとから歌を録り直したり、ギターを重ねたりしようとすると、オーディオインターフェースが必要になります。
最初の1台は、歌録りとギター録音に必要な入口が足りているかを確認するのが大事です。今回は、DTM用オーディオインターフェースを、歌録り・ギター録音を始める目線で解説していきます。
目次
1人で別々に録るならマイク1本とギター1本から始められる
歌とギターを1人で録る場合、最初に分けたいのは「別々に重ねる」のか「同時に録る音の種類が何か」です。ボーカルを録ってからギターを重ねるなら、同時に鳴っている音は1つずつなので、マイク用の入口とギター用の入口があれば始められます。
歌用のマイク1本と、ギターのDIやピックアップを同時に録るだけなら、1マイク入力+1専用Instrument入力の構成でも扱えます。一方で、ボーカル用とギター用でマイクを2本使う、2人で録る、ステレオで録るなら、2つのコンボ入力がある機種へ上げる意味が出ます。
「マイク1本+ギターDI」は1マイク+1楽器、「マイク2本や2人録音」は2つのコンボ入力、と分けます。ここを同じ同時録音で扱うと、買ったあとに録り方が合わないことがあります。
| 録りたい形 | 必要な入口 | 合う機種の方向 | 確認すること |
|---|---|---|---|
| 歌だけを録る | マイク入力1つ | 小さい録音用インターフェース | 48V、ヘッドホン音量 |
| ギターだけを録る | 楽器入力1つ | Hi-Z入力付きの機種 | Instrument入力、モニター音 |
| 歌とギターを別々に重ねる | マイク入力+楽器入力 | 1マイク+1楽器の構成 | 順番に録る作業で足りるか |
| 歌+ギターDIを同時に録る | マイク入力+専用Instrument入力 | 1マイク+1楽器の構成 | マイク2本が必要ではないか |
| マイク2本や2人で録る | 2つのコンボ入力 | 2つのコンボ入力を持つ機種 | 2本ともマイクで使えるか |
| ステレオで録る | 2つのコンボ入力 | 2つのコンボ入力を持つ機種 | 左右を別々に録れるか |
歌とギターを別々に重ねる録り方
DTMでは、歌を録ってからギターを重ね、そのあとコーラスや別パートを足す録り方がよくあります。この場合、同じ瞬間に2つの音を録らなくても作業は進みます。
Focusrite Scarlett Solo 4th Genのような1マイク入力+1専用Instrument入力の機種は、この使い方に合います。マイクを挿す口とギターを挿す口が分かれているので、歌録りとギター録音を1人で順番に進める構成です。
1本のボーカルマイクとギターDIなら、同時に扱うこともできます。足りなくなるのは、マイクを2本使う、2人で録る、ステレオで録る、マイクと楽器の入れ替えを柔軟にしたい場面です。

2本のマイクや2人録音なら2つのコンボ入力が欲しい
弾き語りを同時に録るだけなら、1つのマイクで部屋全体を録る方法もあります。歌用マイクとギターDIで分けるなら、1マイク+1楽器の構成でも録音できます。
2つのコンボ入力が欲しくなるのは、友人と2人で歌う、アコギをマイク2本で録る、ステレオでシンセを録る場合です。2つともマイクや楽器に使える入口なら、録り方に合わせて差し替えられます。
最初は1人で重ね録りだけでも、あとからマイク2本の録音を試したくなることはあります。長く使う1台にしたいなら、2つのコンボ入力へ上げる意味はあります。
コンデンサーマイクを使うなら48Vファンタム電源を確認する
歌録りでコンデンサーマイクを使うなら、48Vファンタム電源を確認します。ファンタム電源は、コンデンサーマイクを動かすための電気です。
USBマイクはPCに直接つなぐだけで声が入りますが、XLRのコンデンサーマイクはオーディオインターフェースを通ります。つまり、マイクだけ買っても、電源を送れる入口がなければ録音まで進めません。
歌録り用にXLRコンデンサーマイクを使うなら、48Vの有無は最初に確認する項目です。数字だけだと難しく見えますが、要するにマイクを動かすスイッチがあるかどうか、という話です。
XLRマイクはUSBマイクとはつなぎ方が違う
XLRマイクは、丸い3ピンのケーブルでオーディオインターフェースにつなぎます。PCへ直接挿すUSBマイクとは、入口そのものが違います。
DTMであとから音量を調整したり、録った声に処理をかけたりするなら、XLRマイクとオーディオインターフェースの組み合わせが向きます。ここではマイク単体のランキングではなく、DAWへ声を入れるための入口として扱います。
ダイナミックマイクなら必要ない場面もある
ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクほど電源を必要としない場面が多いです。配信向けのXLRダイナミックマイクを使う人なら、48Vよりもマイクゲインやノイズの少なさが気になることもあります。
ただ、今回は歌録りとギター録音を始める1台が主役です。マイクの種類を深掘りしすぎず、コンデンサーマイクを使うなら48V、という確認だけ押さえておけば十分です。
ギターやベースを直挿しするならHi-Z入力が欲しい
エレキギターやベースをそのまま挿して録るなら、Hi-ZまたはInstrumentと書かれた入力を確認します。これは、ギターの弱い信号を受けるための入口です。
端子の形だけで挿せても、ギター用の入口でないと音が細く感じたり、ノイズが増えたりすることがあります。アンプを鳴らせない部屋で録る人ほど、ここは体感に出やすい部分です。
ギター録音では、挿せるかどうかより「ギター用の入口として受けられるか」が大事です。Hi-Z入力があると、アンプシミュレーターを使った宅録にも入りやすくなります。
アンプを鳴らせない部屋でも録れる
宅録では、大きなアンプを鳴らせないことが多いです。オーディオインターフェースにギターを挿し、DAWやアンプシミュレーターで音を作れば、ヘッドホンだけでも録音できます。
このときに便利なのがダイレクトモニターです。録っている音を遅れ少なくヘッドホンで返す機能で、弾いたタイミングと聞こえる音がズレにくくなります。
ギター直挿しは入力の作りで弾いた感じが変わる
ギター直挿しを重視するなら、Hi-Z入力の作りやモニター音を確認します。Audient iD4 MKIIはJFET Instrument入力、MOTU M2はメーターで録音状態を追える機種です。
ただし、ここで商品名だけを並べると、何を買えばよいかよりも一覧に目が行きます。本文では、ギターを直挿ししたときの音量、ノイズ、ヘッドホンでの返り方に寄せて説明します。

2本のマイクや2人録音なら2つのコンボ入力へ上げる
2つのコンボ入力へ上げる理由は、商品が豪華になるからではありません。2本のマイク、2人での録音、ステレオ録音のように、同じ瞬間に2つの入口を自由に使いたい場面へ対応するためです。
Scarlett 2i2 4th Gen、Yamaha URX22C、Universal Audio Volt 2、MOTU M2のような機種は、2つのコンボ入力でマイクや楽器を入れ替えながら録りたい人に合います。価格や在庫は変わるので、ここでは機能と録り方の違いだけに絞ります。
Scarlett 2i2 4th Genは2つのコンボ入力で録り方を増やせる
Scarlett 2i2 4th Genは、2つのコンボ入力を使って録り方を広げたい人に向きます。マイクも楽器も2系統で受けられるので、マイク2本、2人録音、楽器2本の録音にも使えます。
Auto GainやClip Safeのように、録音レベルを助ける機能もあります。初心者にとっては、声が小さすぎる、急に大きな声で割れる、という不安を減らしやすい方向です。

Yamaha URX22CはCubase系とMIDIが必要な人向け
Yamaha URX22Cは、Cubase系の環境やMIDI端子まで含めて使いたい人に向く機種です。UR22Cと名前が近いので、工程⑥で商品名と現行モデルを再確認します。
MIDI端子は、昔からあるシンセやハード音源をつなぐ端子です。USBのMIDIキーボードだけで打ち込みを始めるなら必須ではありませんが、外部機材を持っている人には意味があります。

Universal Audio Volt 2は声やギターに少し色を足したい人向け
Universal Audio Volt 2は、ただ録るだけでなく、声やギターに少し色を足したい人に合います。Vintage Mic Preampは難しい名前ですが、録り音に少し雰囲気を足す方向の機能として捉えると、使う理由がはっきりします。
最初から音作りを深く追い込む必要はありません。それでも、歌やギターの録り音に少しこだわりたい人なら、2つの入力を持つ機種の中で比べる理由があります。

MOTU M2はメーターで録音状態を確認できる
MOTU M2は、前面のメーターで入力レベルを追える機種です。録音中に声が小さすぎるのか、大きすぎるのかを確認でき、録れている状態を判断できます。
出音の確認やMIDI端子も含め、録っている最中の安心感を重視する人に合います。国内正規品や販売状態は工程⑥で再確認します。

AG03MK2は配信に便利、ただDTM録音とは別物
配信もやるなら、Yamaha AG03MK2のような配信向けミキサーは便利です。手元で音量を触れる、ミュートしやすい、スマホも絡めやすい、という強さがあります。
ただ、歌録りやギター録音の主役は、DAWへきれいに入れることです。配信機能が多いことと、歌やギターを録りやすいことは同じではありません。
ループバックは配信用の便利機能
ループバックは、PC内の音とマイクの音を混ぜて配信や録画へ戻す機能です。ゲーム音、BGM、マイクをまとめて配信したい人には便利です。
DAWで歌やギターを録るだけなら、必須の機能ではありません。録音中心なら、入力数、48V、Hi-Z、モニターの確認が先に必要です。
AG03MK2は手元操作と配信に強い
AG03MK2は、配信中に手元で音量を触ったり、マイクをミュートしたりする用途に強いです。配信、通話、簡単な録音を1台でまとめたい人には合います。
歌録り中心なら、録音用インターフェースのほうが目的に合う場面もあります。AG03MK2は配信もする人向けとして扱い、この記事の中心はDAW録音に置きます。

1万円台で始めるなら入力数とモニターを確認する
費用を抑えるなら、BEHRINGER UMC22やUMC202HDで録音の入口を作れます。ここで大事なのは、安いかどうかだけではなく、録音中に困らない入口があるかです。
歌だけ、ギターだけ、別々の重ね録りならUMC22でも始められます。マイク2本や2人録音を想定するなら、UMC202HDのように2つの入力を持つ機種へ上げる必要があります。
UMC22は歌とギターの入口を安く作れる
UMC22は、マイク入力とギター用の入口を安く用意したい人に向きます。コンデンサーマイク用の48Vも確認しつつ、1人で順番に録る用途として捉えると、役割がはっきりします。
長く使う1台としては、メーター表示、ドライバー、ヘッドホン音量、付属ソフトなども確認したいところです。工程⑥で販売状態も改めて確認します。

UMC202HDは2つの入口を安く作りたい人向け
UMC202HDは、2つの入力を安く用意したい人に向きます。2人で録る、マイク2本を使う、ステレオで録る、という用途へ進めます。
ただ、安さだけで決めず、ヘッドホンで聞きながら録れるか、Windowsでドライバーが用意されているか、今使うDAWと合うかを確認します。

Mac、Windows、iPadで使うなら接続端子と対応OSを確認する
オーディオインターフェースは、PC本体の性能とは別に、接続端子と対応OSを確認します。USB-Cと書かれていても、音質が上がるという意味ではなく、端子の形や電源の取り方の話です。
MacやiPadでは比較的つなぎやすい機種もありますが、iPadでは電源が足りないことがあります。Windowsでは、ASIOドライバーやメーカー公式ドライバーの有無が大事です。
関連記事:MacBook AirでDTMを始める時の目安 / MacBook ProでDTMをする時の選び方
USB-Cは端子の形であって音質の保証ではない
USB-Cは便利な端子ですが、USB-Cだから必ず高音質という意味ではありません。付属ケーブル、変換アダプタ、バスパワーで動くかを確認します。
ノートPC側がUSB-Cだけなら、変換アダプタなしでつなげるかも使い勝手に関わります。ここはPC本体のスペックではなく、録音機材の接続確認として扱います。
関連記事:iPadでDTMを始める時の接続目安 / iPad AirでDTMをする時の目安
WindowsはドライバーとDAW対応を確認する
WindowsでDTMをするなら、メーカー公式ドライバーやASIO対応を確認します。遅れが大きいと、歌っている声や弾いたギターが少し遅れて返ってきて、録音しにくくなります。
使うDAWがCubase、Studio One、Ableton Liveなどでも、基本はオーディオインターフェース側のドライバーが安定しているかが大事です。PCのCPUやメモリの話は、既存のDTM用PC記事へ任せます。
関連記事:Mac miniで固定席DTMを組む時の目安 / iMacでDTMをする時の固定席づくり
購入前によくある質問
Scarlett Solo 4th GenでボーカルマイクとギターDIを同時に録れますか?
録れます。Scarlett Solo 4th Genは1つのマイク入力と1つの専用Instrument入力なので、ボーカル用XLRマイク1本とギターDI/ピックアップを同時に入れる用途に合います。足りないのは、マイク2本、2人録音、ステレオ録音、2つの入口をマイクや楽器で入れ替える場面です。
2つのコンボ入力が必要になるのはどんな録り方ですか?
ボーカル用とアコギ用でマイクを2本立てる、2人で同時に録る、シンセやキーボードをステレオで録るなら、2つのコンボ入力が合います。2つともXLRマイクや楽器入力に使える機種なら、録り方を変えた時に差し替えの幅が出ます。
XLRコンデンサーマイクを買うなら48Vファンタム電源は確認しますか?
XLRコンデンサーマイクを使うなら48Vファンタム電源を確認します。これはマイクを動かす電源なので、マイクだけ買ってもインターフェース側に48Vがなければ録音できないことがあります。ダイナミックマイク中心なら、48Vよりゲインとノイズを確認します。
エレキギターを直挿しするならHi-ZやInstrument入力がない機種は避けますか?
ギターやベースを直接挿すなら、Hi-ZまたはInstrument入力がある機種にします。端子の形が合っても、ギター用の入口でないと音が細くなったりノイズが目立ったりします。アンプシミュレーターで録る人ほど、ここを確認します。
AG03MK2はDTM録音用のオーディオインターフェース代わりにできますか?
配信、通話、手元ミュート、スマホ接続までまとめたいならAG03MK2が合います。歌録りやギター録音をDAWで重ねていくなら、入力数、48V、Hi-Z、ダイレクトモニターを中心にした録音用インターフェースのほうが目的に合います。
Windowsで録音の遅れが気になる時は何を確認しますか?
メーカー公式ドライバーとASIO対応を確認します。DAW側でバッファサイズを下げ、ダイレクトモニターを使うと、歌った声や弾いた音が遅れて返る感覚を減らせます。USBハブ経由で不安定な時は、PC本体へ直接つなぎます。
iPadで使うならUSB-Cだけ合えば録音できますか?
端子の形だけでは決まりません。iPad対応、使うアプリでの認識、バスパワーで電源が足りるかを確認します。電源不足が出る場合は、給電できるUSBハブや別電源が必要になることがあります。
UMC22やUMC202HDで始めるならどこを割り切りますか?
費用を抑えて入口を作るなら、UMC22やUMC202HDで始められます。UMC22は1人で歌とギターを順番に録る用途、UMC202HDは2つの入力を安く用意する用途に合います。長く使う1台としては、ドライバー、メーター表示、ヘッドホン音量、付属ソフトを確認します。
最初の1台は録りたい音と同時入力数で決まる
DTM用オーディオインターフェースは、商品名だけで決めるより、何を同時に録るかで決めるほうが自然です。歌だけ、ギターだけ、別々に重ねる、歌+ギターDIを同時に録る、マイク2本や2人で録る。この順で分けると必要な入力数が決まります。
1本のボーカルマイク+ギターDIなら1マイク+1楽器、2本のマイクや2人録音なら2つのコンボ入力、配信もするなら録音用と配信用を分ける。この分け方で、最初の1台で確認する場所は絞れます。
コンデンサーマイクなら48V、ギター直挿しならHi-Z、録音中の遅れが気になるならダイレクトモニター。ここまで確認できれば、歌録り・ギター録音を始める入口としては十分現実的です。
Amazon の PC をスコア化してみた

Amazonにある8〜14インチの小型WindowsタブレットやノートPCを、スペック別にスコア化して比較・ランキング。
※同一運営者のサイトです。
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