
ミートミンサーのプレート交換|本体号数・外径と挽き目の穴径の選び方
ミートミンサーの交換用プレートを探すと、No.5や#12といった号数と、3mmや8mmといった穴径が並んでいます。どちらもサイズの話なので紛らわしいのですが、同じ号数や穴径でも、そのまま取り付けられるとは限りません。
結論からいうと、プレートは本体のメーカーと型番を確認したうえで、外径・厚み・中心穴・切欠きが合うかを照合します。ナイフとの組み合わせも確かめ、取り付けられるプレートが分かってから料理に合わせて挽き目の穴径を決めます。
確認する順番は、号数と代表的な外径、旧プレートの測り方、挽き目の違い、ナイフとの組み合わせ。
目次
本体のメーカーと型番から対応プレートを確認
最初の確認対象は、本体銘板のメーカー名と型番。銘板はモーター部の背面や底面にあることが多く、型番のほかに「No.5」「#12」などの号数、製造番号が記載されている場合もあります。
文字が薄いときは、照明の角度を変えて写真に残すと、販売店へ問い合わせる際にも使えます。確認先は銘板、取扱説明書、部品表、メーカーへの照会の順で、プレートの品番、対応する穴径、ナイフの品番まで控えます。
| 確認先 | 控える内容 |
|---|---|
| 本体の銘板 | メーカー名、型番、号数、製造番号 |
| 取扱説明書 | プレート外径、付属穴径、組み付け順 |
| 部品表・公式販売ページ | 純正品番、対応機種、対応ナイフ |
| メーカー・販売店 | 本体とヘッドの写真、旧プレートの寸法を伝えて適合を確認 |
「No.8用」のような号数だけでなく、「BK-220用」「HMM-5専用」のような機種名が付いている部品は、同じメーカーの別シリーズには使えません。銘板が読めず、取扱説明書や部品表でも本体を特定できなければ、購入を止めてください。
ヘッドの開口部だけでは、プレートの厚みや中心穴、切欠きまで確定できません。本体全体、ヘッド正面、位置決めピン、旧プレートが残っていれば表裏の写真をそろえ、メーカーか販売店の回答を得てから交換品を決めます。
号数と外径の対応はメーカーによって違う
ミンサーの号数には代表的なプレート外径があり、#5は約54mm、#10/#12は約70mmです。ただし、同じ号数なら、どのメーカーにも取り付けられるという意味ではありません。
| 本体の号数 | 代表的なプレート外径 | mm換算の目安 |
|---|---|---|
| #5 | 2-1/8インチ | 約54.0mm |
| #8 | 2-3/8インチ | 約60.3mm |
| #10/#12 | 2-3/4インチ | 約69.9mm |
| #20/#22 | 3-1/4インチ | 約82.6mm |
| #32 | 3-7/8〜3-15/16インチ | 約98.4〜100.0mm |
#8はメーカー差が分かる例で、LEMの#8用プレートは外径2-3/8インチ、約60.3mmですが、ボニーのJP型電動ミンサーNo.8は公式の取扱説明書で62mmとされています。約1.7mmの差があるため、#8という表示だけで同じ部品として扱うことはできません。
交換品の特定材料は、旧プレートの現物寸法か、メーカーが示す専用品番。本体に記載された出口径はプレート外径と同じとは限らず、出口径だけを販売商品の寸法へ当てはめないでください。
外径のほかに厚み・中心穴・切欠きも合わせる
プレートの外径が同じでも、厚みや中心穴が違えば正しく取り付けられません。外周の切欠きでは、幅と深さに加え、本体の位置決めピンと合う位置かどうかも照合対象。
| 確認する部分 | 測る位置・見分け方 | 合わないときに起きる状態 |
|---|---|---|
| 外径 | 円盤の端から反対側の端まで | ヘッドに入らない、または内側で動く |
| 厚み | 円盤の外周付近を数か所測る | 固定リングが締まらない、ナイフと密着しない |
| 中心穴 | 穴の内側を通る最大径で測る | オーガー先端へ通らない、またはがたつく |
| 中心穴の形 | 丸、角、平らな面の有無を表裏から確認 | 軸へ正しく収まらない |
| 切欠き | 外周の幅、深さ、中心から見た位置を確認 | 位置決めピンに合わず、プレートが奥まで入らない |
| ハブ | 中心穴まわりの出っ張りの有無、外径、高さを確認 | ナイフとの距離や固定リングの締まり方が変わる |
ハブは中心穴のまわりにある円筒状の出っ張りで、表裏が平らなハブなしプレートは両面使用を認める製品もあります。ハブ付きは向きが決まっている場合があるため、旧プレートの表裏、取扱説明書、部品図を見比べて向きを確かめます。
摩耗したプレートは、中央付近と外周付近で厚みが違うことがあります。複数箇所の数値が揃わない場合や旧プレートを紛失している場合は、実測値だけで確定せず、本体型番に対応する純正寸法かメーカー・販売店の回答と照合します。
プレートとナイフは組み合わせて確認
ミンサーは、オーガーと一緒に回るナイフを、切欠きで固定されたプレートへ密着させて食材を切ります。ナイフの平らな刃面とプレートの接触面に隙間があると、肉が粒にならず、押しつぶされたように出てきます。
| 確認する部分 | 確認内容 | 合わないときの状態 |
|---|---|---|
| ナイフの号数 | 本体とプレートに対応する号数か | 刃先がプレートの接触面に合わない |
| 中心の角穴 | オーガー先端の角軸と同じ形・寸法か | 奥まで入らない、回転方向にがたつく |
| 刃の向き | 平らな刃面がプレート側を向くか | 刃面が密着せず、材料が切れない |
| プレートの切欠き | 本体側の位置決めピンに合うか | プレートが固定されず、正しい位置に収まらない |
| 接触面 | 深い筋、段差、欠け、強い錆がないか | 肉が練られたようになり、出口に筋や脂がたまる |
点検と組み直しの前に、スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。刃先を指でなぞらず、ナイフが角軸へ無理なく入り、プレートの接触面へまっすぐ重なることを確かめます。
新しいプレートに対してナイフ側へ段差や深い摩耗跡がある場合や、新しいナイフが旧プレートへ一部しか触れない場合は、片方だけの交換で作業を続けません。プレートが奥まで入らない、固定リングが締まらない、接触面が傾く状態も、電源を入れずにメーカーや販売店へ確認してください。
挽き目は穴径で変わる
プレート穴の直径は、ひき肉の粒を左右する寸法。3mmや8mmは挽き目を示す数字であり、同じ穴径でも号数、外径、厚み、中心穴、切欠きが合わなければ取り付けられません。
| 穴径の目安 | 挽き目 | 仕上がりと用途例 | 使うときの注意 |
|---|---|---|---|
| 1.2〜2.4mm | 極細 | 魚のすり身、製あんなど | 肉用に用意されていない機種もあるため、メーカーの用途表を確認 |
| 3〜3.2mm | 細挽き | なめらかなひき肉、ホットドッグ、ジャーキー | 筋や脂が残る材料では穴にたまりやすい |
| 4〜4.8mm | 細〜中挽き | 一般的なひき肉、二度挽き、ソーセージ | 国内機の標準付属にも見られるが、機種ごとに径が違う |
| 6〜6.4mm | 中〜粗挽き | 肉の粒を残したひき肉、粗めのソーセージ | 食感は肉の切り方や温度でも変わる |
| 8〜12mm | 粗挽き | 一度目の粗挽き、チリ、煮込み用の粗い肉 | 下挽きに使うのか、そのまま仕上げるのかを決める |
取扱説明書に二度挽きの手順がある機種では、一度目を粗いプレートで挽き、肉と部品を冷やしてから二度目を細いプレートへ替えます。硬い筋や大きな脂を取り除き、付属の押し棒で材料を送ってください。
同じ穴径でも、肉の温度、脂の量、筋の残り方、ナイフの切れ味、挽く回数によって粒の見え方は変わります。食感を残す用途は粗い径、なめらかに仕上げる用途は細い径が基準です。最終的な選択基準は、本体メーカーの用途表とレシピです。
旧プレートがあればノギスで6か所を測る
採寸の前提は、スイッチを切って電源プラグを抜き、旧プレートを本体から外した状態です。肉や脂を洗い落として乾かし、ノギスのゼロ点を確認したら、測定値と表裏の写真を残します。
外径・厚み・中心穴・切欠き・ハブ・穴径を記録
外径は円盤を外側測定面ではさみ、中心を通る位置で測ります。厚みは外周付近の3〜4か所、中心穴は内側測定面、切欠きは幅と深さ、ハブは外径と高さを記録してください。
| 記録項目 | 数値・状態の記録例 |
|---|---|
| 外径 | mm、測定位置を変えた値 |
| 厚み | mm、外周3〜4か所の値 |
| 中心穴 | 径mm、丸・角・一部が平らなどの形 |
| 切欠き | 幅mm、深さmm、表側から見た位置 |
| ハブ | あり・なし、外径mm、高さmm、向き |
| 挽き目の穴径 | 刻印または説明書の値、測れる場合は実測値 |
細い挽き目の穴へノギスの先端が入らない場合の確認先は、プレートの刻印、取扱説明書、純正部品の仕様。工具を押し込まないでください。摩耗した接触面では厚みや穴径が新品時と変わるため、実測値と公式値の両方が必要です。
旧プレートがないときは本体型番から調べる
旧プレートを紛失している場合は、本体のメーカー名、型番、号数、製造番号を銘板から控えます。本体型番とプレート品番を取扱説明書や部品表で照合すれば、同じメーカーの別シリーズを区別できます。
部品表が見つからない場合は、本体全体、銘板、ヘッド正面、位置決めピン、オーガー先端、ナイフの表裏を撮影し、メーカーか購入店へ問い合わせてください。型番や対応品番の回答を得られなければ、ヘッドの開口部だけから寸法を推測せず、交換作業を止めます。
電源を抜いて正しい向きで交換
プレート交換では、本体ごとの取扱説明書に記載された分解・組立手順へ従います。作業前にスイッチを切って電源プラグを抜き、ナイフとプレートの刃先を素手でなぞらないでください。
交換前の分解と組み付け
- 固定リングを外し、プレート、ナイフ、オーガーを説明書の順に取り出す
- モーター部を除く洗浄可能な部品を、機種指定の方法で洗って乾かす
- オーガーを戻し、ナイフの平らな刃面をプレート側へ向けて角軸へ入れる
- プレートの切欠きを本体ヘッドの位置決めピンへ合わせ、ハブ付きは説明書で表裏を確認する
- 固定リングを手で締め、プレートが傾いた状態で押し込まない
試運転前に、プレート、切欠き、固定リング、トレー、安全部品が正しく収まり、外した工具が周囲に残っていないことを確認します。運転確認は取扱説明書の方法に従い、材料は付属の押し棒で送ってください。
交換作業を止める状態
固定リングやプレートが固着して外れないときは、ハンマーでたたいたり、ドライバーを隙間へ差し込んだりしません。プレートが奥まで入らない、切欠きがピンに合わない、リングが斜めになる、ナイフとプレートが密着しない場合も、電源を入れずに適合を確認します。
欠け、深い傷、強い錆、変形、位置決めピンの摩耗があれば使用を中止してください。試運転中に金属が擦れる音、強い振動、焦げたにおい、煙、回転停止が出た場合は、スイッチを切ってプラグを抜き、回転部が止まってから修理窓口へ点検を依頼します。
交換プレートは本体ごとの条件で比較
メーカーと機種が指定された専用品は、記載された本体だけが対象です。#12のような号数で販売される商品の照合項目は、外径、厚み、中心穴、切欠き、ハブ、ナイフまで。
| 対象本体 | 交換プレートの例 | 穴径 | 確認できた条件 | 購入しない条件 |
|---|---|---|---|---|
| ボニー ミートミンサーNo.5 | No.5用プレート 412001-06 | 3.2mm | No.5用、ステンレス鋼 | 本体がNo.10/12、BKシリーズ、他社製 |
| ミナトワークス HMM-5 | HMM-5専用カットプレート | 4mm | HMM-5専用、細挽き用 | PMMシリーズなど別機種 |
| ミナトワークス HMM-5 | HMM-5専用カットプレート | 8mm | HMM-5専用、粗挽き用 | PMMシリーズなど別機種 |
| #12表記の本体 | BOLEXINO #12プレート | 3mm | 外径70mm、厚み8mm、中心穴10mm | 切欠き、ハブ、ナイフ、本体指定が一致しない |
| #12表記の本体 | BOLEXINO #12プレート | 4.5mm | 外径70mm、厚み8mm、中心穴10mm | 切欠き、ハブ、ナイフ、本体指定が一致しない |
ボニーNo.5用は専用表記と穴径を確認
ボニーの412001-06は「ミートミンサーNo.5用」「3.2mm」と記載されたプレートです。本体銘板と部品表の両方がボニーNo.5なら、この品番が該当します。
ボニー製でも、No.10/12用やBK-200・BK-220用は別商品です。3.2mmという穴径が同じでも流用せず、商品名のNo.5用表記と412001-06の両方を照合してください。

ミナトHMM-5は4mmと8mmを用途で使い分け
ミナトワークスのHMM-5専用品には、4mm細挽き用と8mm粗挽き用があります。本体がHMM-5なら、仕上げたい粒の大きさに合わせて、この2種類を使い分けられます。
PMM-250STやPMM-550STなど、同じブランドの別機種用プレートは取り付け対象外です。本体銘板と商品名の両方にHMM-5と記載されていることを確かめてください。


#12汎用品は70mm表記だけで決めない
BOLEXINOの#12プレートには3mmと4.5mmがあり、どちらも外径70mm、厚み8mm、中心穴10mmです。3mmは細挽き、4.5mmは細〜中挽きに当たります。
購入できるのは、旧プレートの厚み・中心穴に加え、切欠き、ハブの有無と向き、ナイフ、本体メーカーの指定まで一致する場合です。一つでも確認できなければ、メーカーか販売店へ照会してください。


よくある誤購入は穴径か号数だけで決めること
販売ページでは「3mmプレート」「#12用」「外径70mm」のように、一つの数字が大きく表示されます。その数字が本体と一致していても、ほかの取付条件が違えば使えません。
| 誤購入につながる見方 | 起きること | 回避策 |
|---|---|---|
| 3mm、8mmなど穴径だけを見る | 挽き目は希望どおりでも、本体へ入らない | メーカー、型番、号数、取付寸法を確認してから穴径を決める |
| #8、#12など号数だけを見る | 同じ号数でもメーカー差があり、外径や形が合わない | 純正品番または旧プレートの実寸と照合する |
| 外径70mmなど円盤の直径だけを見る | 厚みや中心穴が違い、ナイフと密着しない | 厚み、中心穴の径と形も測る |
| 切欠きやハブを確認しない | 位置決めピンに合わない、表裏が逆になる | 切欠きの幅・深さ・位置、ハブの有無・向きを写真で比べる |
| 同じメーカーなら使えると思う | No.5用、No.10/12用、BK用など別シリーズを取り違える | 本体銘板と商品名の型番を一文字ずつ照合する |
汎用やほとんどの#12に対応をそのまま信じる | 個別機種の寸法や位置決め構造が合わない | 寸法が一つでも不明ならメーカー・販売店へ照会する |
| 出が悪い原因をプレートだけだと思う | 新品プレートでも、摩耗したナイフと均一に接触しない | 対応ナイフの号数、角穴、刃面、摩耗も点検する |
同じブランド内でも、ミナトワークスのHMM-5用とPMMシリーズ用、ボニーのNo.5用とBKシリーズ用は別商品です。メーカー名で確認を終えず、本体と交換部品の型番を一文字ずつ照合してください。
購入条件を一つでも確認できなければ、近い寸法の商品で代用しません。プレートや切欠きを削る、リングで無理に押し込む、別号数のナイフと組み合わせる方法は避け、写真と採寸値を添えてメーカーか販売店へ問い合わせてください。
まとめ|型番と取付寸法を確認してから穴径を決める
ミートミンサーのプレートは、本体のメーカーと型番、純正品番、外径、厚み、中心穴、切欠き、ハブ、対応ナイフの順に照合します。穴径を決めるのは、取り付けられるプレートを特定したあとです。
本体条件が一致する交換プレートの例は、次の3種類。
- ボニー
412001-06:ボニー ミートミンサーNo.5用、穴径3.2mm - ミナトワークスHMM-5専用品:4mm細挽き用、8mm粗挽き用
- BOLEXINO #12プレート:外径70mm、厚み8mm、中心穴10mmの3mm・4.5mm
ボニーの別号数やBKシリーズ、ミナトのPMMシリーズには流用できません。#12用も、切欠き、ハブ、ナイフ、本体メーカーの指定まで一致している必要があります。
交換作業はスイッチを切り、電源プラグを抜いてから行ってください。固着、欠け、強い錆、異音、振動がある場合や、型番と旧プレートの両方を確認できない場合は使用を中止し、メーカーか販売店へ照会します。
ミートミンサーのプレート交換でよくある質問
プレートとナイフは家庭で研いでもよいですか?
家庭で研ぐのは避けてください。プレートとナイフは接触面の平面精度が必要で、片方だけを研ぐと面が沿わず、切れ味が戻らない場合があります。メーカーまたは専門業者へ、プレートとナイフをセットで再研磨できるか相談してください。
中古のミンサーで型番ラベルが読めない場合はどうしますか?
中古品の照会に必要なのは、本体全体、銘板、ヘッド正面、位置決めピン、オーガー先端、ナイフ表裏の写真と、旧プレートが残っていれば外径・厚み・中心穴・切欠き・ハブ・穴径の実寸です。写真と採寸値をメーカーか販売店へ送り、型番や対応品番の回答を得られなければ交換プレートを購入しないでください。
ステンレス製プレートなら食器洗い機で洗えますか?
ステンレス製でも、食器洗い機で洗えるとは限りません。部品の材質や機種によって洗浄方法が異なるため、取扱説明書に食器洗い機対応の記載がなければ、メーカーへ確認してください。洗浄後は水分を残さず、説明書に指定があれば食用油を薄く塗ります。
Amazon の PC をスコア化してみた

Amazonにある8〜14インチの小型WindowsタブレットやノートPCを、スペック別にスコア化して比較・ランキング。
※同一運営者のサイトです。
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