Autel MaxiSys Ultra S2とMS909 S2の違い|VCMI2・4chオシロ・画面サイズを比較

Autel MaxiSys Ultra S2とMS909 S2の違い|VCMI2・4chオシロ・画面サイズを比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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Ultra S2とMS909 S2は、診断機能がよく似ています。価格差は約22万円で、主な追加機能は電気測定です。

基本診断ならMS909 S2で十分です。4系統を同時に見る4chオシロならUltra S2です。

判断の中心は、4chオシロの使用頻度と、専用測定器をすでに持っているかです。

Autelの違い早見表

両機種の診断機能はよく似ています。大きな違いは、電気測定と本体サイズです。

比較項目Autel MaxiSys Ultra S2Autel MaxiSys MS909 S2
向く工場電装診断を一台で行う工場基本診断や持ち運びを重視する工場
車両診断故障コード・動作テスト・車両設定の書き換えに対応故障コード・動作テスト・車両設定の書き換えに対応
接続機器車両通信と測定を一体化したVCMI2車両通信用のVCI2
電気信号の観測4系統を同時に見る4chオシロスコープ測定機能なし
ほかの測定機能電圧・抵抗測定、波形発生、CAN通信線の検査測定機能なし
画面サイズ13.7インチ11インチ
保存容量512GB256GB
本体重量約2.12kg約1.66kg
充電ドック付属なし
国内販売店の税込価格
(2026年7月23日時点)
822,800円602,800円

4chオシロを使わないなら、MS909 S2がおすすめです。約459g軽く、価格も22万円抑えられます。

電気信号まで一台で測るならUltra S2です。専用測定器がある工場では、機能が重なります。

Autel電装はUltra

Ultra S2は、診断から電気測定までVCMI2で続けられます。VCMI2は、車両通信と測定を一台にまとめた機器です。

4chオシロでは、4系統の波形を同時に比べられます。主な用途は次のとおりです。

  • カム角とクランク角の信号を比べる
  • 点火や燃料噴射の信号を調べる
  • センサーの入力と出力を比べる
  • 車内通信線の乱れを調べる

電圧・抵抗測定に加え、波形発生器とCANバステスターも使えます。診断から測定へ、同じ画面で移れるのが強みです。

波形を読む知識は必要です。大電流測定用の電流クランプなど、作業によって別売品も加わります。

Autel診断ならMS909

MS909 S2は、波形を測らない工場に必要な診断機能を備えます。日常診断はUltra S2と大きく変わりません。

MS909 S2で行える主な作業は、次のとおりです。故障コードからコンピューターの書き換えまで含みます。

  • 故障コードの読み取りと消去
  • 回転数や温度などの数値確認
  • 部品を診断機から動かすテスト
  • 車両設定の書き換え
  • 対応車種の制御コンピューター書き換え

VCI2は、タブレットと車両をつなぐ通信機器です。対応車種では、メーカー用ソフトを使う書き換えにも対応します。

電気信号や電圧・抵抗は測れません。波形診断を行う場合は、外部の測定器が必要です。

Autel大画面はUltra

Ultra S2は13.7インチで、複数の診断情報を並べやすい画面です。MS909 S2は11インチです。

解像度は同じですが、Ultra S2の画面面積は約1.55倍です。グラフや回路図を大きく表示できます。

保存容量は512GBで、MS909 S2の2倍です。診断記録を多く残せて、充電ドックも付属します。

Autel携帯性はMS909

MS909 S2は約1.66kgで、Ultra S2より約459g軽くなります。車内や出張先へ持ち込む負担を減らせます。

本体の幅と高さもUltra S2より小さく、車内へ置きやすい寸法です。差は次のようになります。

  • 幅はMS909 S2が約51.1mm小さい
  • 高さはMS909 S2が約41.4mm小さい
  • 厚さはMS909 S2が約5mm大きい

複数の車両を回る日には、この差が荷物の負担を減らします。限られた場所へ置きやすい点も利点です。

MS909 S2は11インチで、充電ドックも付きません。Ultra S2には13.7インチ画面と充電ドックがあります。

Autelの価格差

2026年7月23日時点の国内販売店価格では、両機種の差額は税込22万円です。

機種税込価格
Autel MaxiSys Ultra S2822,800円
Autel MaxiSys MS909 S2602,800円

Ultra S2には電気測定、大画面、512GB、充電ドックが付きます。差額には測定機能と本体仕様の違いが含まれます。

測定器がなければUltra S2でVCMI2を導入できます。波形を測らないならMS909 S2で22万円抑えられます。

本体代だけで決めず、年間更新や車両メーカー側の契約も含めて見積もってください。

Autelの購入条件

購入前に、普段扱う車種と作業を販売店へ伝えてください。年式や制御コンピューターで使える機能が変わります。

登録や保証で迷わないよう、次の項目も確認してください。高額品なので、価格だけでは決められません。

  • 日本向け製品で、国内登録できるか
  • 日本語表示と日本向けソフトに対応するか
  • 扱う車種・年式・作業内容に対応するか
  • 車両メーカー側の追加契約が必要か
  • 年間更新の開始日と更新料はいくらか
  • 国内の保証窓口と修理窓口はどこか

一般保証は、最初の購入者に購入日から12か月です。相談先は購入店なので、国内修理に対応する店を選びましょう。

通販品は、販売地域や登録条件が異なる場合があります。日本語・登録・更新・保証が確定しない商品は避けてください。

QA

Q. Ultra S2はバッテリー容量が大きい分、長く使えますか?

A. Ultra S2は18,000mAh、MS909 S2は15,000mAhです。使用時間は画面でも変わります。

Q. Autelの年間更新だけで車両制御コンピューター(ECU)の書き換えができますか?

A. 車種によって、メーカー用ソフトと別契約が必要です。Autelの更新料とは別に見積もってください。

Q. Ultra S2だけでEVの高電圧測定までできますか?

A. 型番だけでは判断できません。測定器の定格、専用アクセサリー、絶縁保護具、安全教育を確認してください。

Q. 制御コンピューターの接続図とデジタル点検記録は両方で使えますか?

A. 接続状態を図で示すTopology 3.0と、デジタル点検記録(DVI)は両機種が対応しています。

Autelの購入結論

結論は、4chオシロを使うかどうかで決まります。基本診断が中心なら、上位機種を選ぶ必要はありません。

電装不良を深く調べ、測定器も一台にまとめるなら、Autel MaxiSys Ultra S2がおすすめです。

基本診断や携帯性を重視するなら、Autel MaxiSys MS909 S2がおすすめです。22万円抑えられます。

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