
ケルヒャーBR 35/12 C BpとBD 35/15 C Classic Bpの違い|ローラー・ディスク、床材と運転時間で比較
見た目はよく似ているBRとBDは、比較軸を清掃方法に置くと判断がぶれにくい。
大きな違いはブラシの形です。BRは凹凸や目地を扱う設計で、BDは平らな床を広く洗う設計です。
床の形状、清掃時間、移動回数、注文時の付属品までを先に揃えると選びやすくなります。
ケルヒャー2機の早見表
凹凸や目地、粗ゴミがある床にはBRがおすすめです。反対に平らな床を長めに運用するならBDでカバーできます。
どちらも洗浄幅は35cm、作業量目安は1時間700㎡。違いはブラシ形状、運転時間、重量、付属確認点。
まずは表で比較し、運用場所・運転計画へ当てはめる。結論が早くまとまります。
| 比較 | BR 35/12 C Bp | BD 35/15 C Classic Bp |
|---|---|---|
| 購入対象 | BR 35/12 C Bp | BD 35/15 C Classic Bp |
| 向く人 | 凹凸、目地、滑りにくい加工の床、粗ゴミがある現場を清掃する人 | 平らで水に強い床を長く清掃する人 |
| 洗い方 | 円筒形のブラシを回すローラー式 | 円盤状のブラシを回すディスク式 |
| 主な強み | 凹凸や目地を洗いながら、小石や木片なども回収できる | 15Lの洗浄水・回収水タンクで、最長2時間運転できる |
| 運転と充電 | 最長1.5時間運転、約2.7時間充電。途中充電にも対応 | 最長2時間運転、約10時間充電 |
| 重さ | 36kg | 総合カタログ54kg。バッテリー込みの専用カタログは58kg |
| 弱点 | タンクは各12L。硬いブラシでは床に傷や艶の変化が出る場合がある | BRより18kg以上重い。粗ゴミは清掃前に取り除く必要がある |
| 購入前の確認 | 注文番号1.783-469.0、電池、充電器、ブラシ、汚水を吸うゴム部品、配送条件 | 注文番号3.137-393.0、日本向け電池仕様、充電器、ブラシ、汚水を吸うゴム部品、配送条件 |
同じ35cm幅でも、床の形と1回の清掃時間で役割は分かれます。表に条件を置くと、現場ごとの判断が速くなります。
凹凸床はケルヒャーBR
凹凸加工の床やタイルの目地にはBRが向きます。ローラーが溝の汚れを引き出しやすく、目地部の残渣処理に向いています。
小石や木片も洗浄中に回収できます。倉庫や工場では事前の掃き作業を減らせる場合があります。
ただし金属片、ひも、大きな破片は事前に取り除いてください。硬いブラシは床への影響が出るため、見え方を確認しながら運用すると安心です。
関連記事:
・ケルヒャーKM 85/50 R BpとKM 75/40 W Bpの違い|搭乗式・自走式、清掃能力と搬入条件で比較
平滑床はケルヒャーBD
平らで水に強い床の日常清掃にはBDが相性が高いです。円盤ブラシが大面積を均一に洗えるため、反復作業に向いています。
赤い標準ブラシは日常・定期清掃向け。汚れの種類に合わせて清掃パッドへ切り替える運用が取りやすい。
その代わり、BD単体では小石や砂、木片は回収できません。ワックス床での運用は事前試験を場所の端で行うと失敗が少なくなる。
粗い目地や凹部が多い場所が混在する場合、清掃順を分けると時間の見込みが安定する。
長時間運転はケルヒャーBD
長時間運転を前提にするならBDを起点に考えると判断が揃う。運転時間は、清掃量を広く取れる構造と相性がある。
通常は約1.5時間。エコモードでの最長運転は2時間なので、間欠的に連続作業を組む現場で使いやすいです。
運転計画は休止時間の取り方で精度が変わる。
清水タンク・汚水タンクは各15Lです。BRの12L構成より3L多く、給水と排水の対応回数は抑えやすい。
充電は満充電で約10時間。夜間利用の前に充電を戻しておけば、翌日の始業時に再開しやすい運用設計になります。
BRは約2.7時間で充電できます。時間を跨いだ短時間移動運用ではBRの短い充電時間が判断材料になる。
移動が多いならケルヒャーBR
複数現場を車で回る運用だと、まず機体重量の差が効く。BRは36kgなので、短時間の移動を前提にした導線で扱いやすいです。
幅はBDより80mm狭く、ハンドル折りたたみで扱いやすい。狭い車庫や保管エリアではここが効きやすいポイント。
先端は左右200度動くため、棚や柱が多い場所で向きを変えやすい。車両移動後に方向転換が必要な現場では、段取り時間を短縮できる。
ただし36kgが「軽い」わけではありません。段差や坂道では抱えて運ぶ前提を作らず補助器具を併用してください。
関連記事:
・ケルヒャー業務用掃除機NT 30/1 ApとNT 40/1 Apの違い|容量・重さを比較
ケルヒャー2機の注文前確認
同名の旧仕様や海外仕様があります。発注には、日本向けの注文番号を必ず確認してください。
- BR 35/12 C Bp:注文番号1.783-469.0。旧番号1.783-453.0は現行品ではありません。
- BD 35/15 C Classic Bp:注文番号3.137-393.0。日本向け電池は24V・30Ahです。
どちらも、電池、内蔵充電器、ブラシ、汚水を吸うゴム部品が付属するか、販売者へ確認してください。
車上渡しは購入者が荷台から本体を降ろす配送条件です。設置場所まで運ぶ配送とは別なので、運搬計画で条件違いを見落とさないことが重要です。
納期、国内保証、返品条件、修理窓口は見積書や注文書に記載が必要です。営業メールのみでの判断は避け、記録保存をしてください。
QA
騒音差は選定要因?
記事内の値ではBRは65.0デシベル、BDは65.2デシベル。
差は小さいため、作業範囲や運転時間の条件の方が選定理由になりやすいです。
ブロック床でBDは可?
BDは平滑面で強みが出やすい一方、粗い目地が多い床では汚れ取りの感触が変わることがあります。
事前に小面積で比較してから本採用すると、失敗を減らせる。
予備電池の組合せ可否
本記事の確認事項では予備電池の組み合わせ条件は提示されていません。
運用時間帯・保守体制に応じて、販売店へ当日交換の可否を確認するのが確実です。
車載時の固定は必須?
36kg・58kg(BDはバッテリー込み)という重量構成は、移動中の固定が必要かどうかを決める前提です。走行・段差移動を想定する場合は、車載固定を前提に計画してください。
ケルヒャー2機の結論
凹凸や目地、粗ゴミがある床なら、BR 35/12 C Bpがおすすめです。

平らで水に強い床を長く洗うなら、BD 35/15 C Classic Bpがおすすめです。

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