
振動計おすすめ比較|設備点検・記録・解析用途で選ぶ
振動計を探してみると、見た目がよく似た製品がたくさん出てきます。
ただ、測れる振動の種類や周波数、データ保存の有無は機種によって違います。普段の設備点検なら、加速度・速度・変位を測れる機種が基本です。
測定結果を残したいなら保存機能、詳しい診断まで行うなら高周波測定や波形表示にも注目して選びましょう。
条件別早見表
用途が決まっているなら、細かなスペックを全部比べる必要はありません。自分の使い方に近い条件から候補を絞ると分かりやすいです。
| 条件 | おすすめ商品 |
|---|---|
| 初めて設備点検に導入したい | SNDWAYTOOLS SW63A |
| 測定履歴を手軽に残したい | Wintact デジタル振動計 |
| 点検記録を重視したい | マザーツール VB-8206SD |
| 波形まで確認したい | GOYOJO GVB-2 |
| 3方向をまとめて測りたい | CNYST 三軸振動計 |
| 業務用の外部出力が欲しい | testo OH-580A |
モーターやポンプの巡回点検が中心ならSW63A、記録や解析まで必要なら機能付きの機種がおすすめです。
日常点検ならどれ?
モーターやポンプを定期的に確認するなら、加速度・速度・変位の3種類を測れる振動計が使いやすいです。
- SW63Aは加速度・速度・変位を測れます。
- 高周波と低周波を切り替えられます。
- 3種類のプローブが付属します。
- 日本語取扱説明書が付属します。
- Atyhaoも3種類の振動値を測れます。
- Atyhaoは加速度を10kHzまで測れます。
SNDWAYTOOLS SW63Aは170gと軽く、基本的な3種類の振動値を測れます。初めて設備点検用に買うなら有力候補です。
Atyhaoは加速度を10kHzまで測れるため、高周波側まで確認したい場合に向いています。
記録重視ならどれ?
毎回の測定値を比べたいなら、データを保存できる振動計がおすすめです。
- Wintactは最大500件の測定値を保存できます。
- 測定値をカーブ表示できます。
- 機械等級の表示にも対応します。
- VB-8206SDは測定値を記録できます。
- VB-8206SDはISO 2954の相対感度適合品です。
Wintactは測定結果を本体に残して変化を追いたい人におすすめです。最大500件を保存できます。
点検データの記録を重視するなら、データロガー型のマザーツール VB-8206SDが向いています。

解析重視ならどれ?
異常の有無だけでなく、振動の方向や波形まで確認したい場合は、より多機能な機種が必要です。
| 比較項目 | GOYOJO GVB-2 | CNYST 三軸振動計 | testo OH-580A | Zerodis |
|---|---|---|---|---|
| 3軸測定 | × | ○ | × | × |
| 高周波対応 | ○ | ○ | △ | ○ |
| 波形表示 | ○ | × | × | △ |
| データ保存 | ○ | × | × | ○ |
| 外部出力 | ○ | × | ○ | × |
| 磁気プローブ | × | × | × | ○ |
GOYOJO GVB-2は10Hz~16kHzに対応し、時間波形と周波数側の波形を確認できます。
3方向ならCNYST、AC・DC出力ならtesto、磁気プローブと大量記録ならZerodisがおすすめです。

測定範囲はどこまで?
設備全体の状態を見るなら、振動速度を測れる機種を選んでください。
ベアリングなど高周波側まで見たい場合は、10kHz以上の測定や波形表示に対応した機種がおすすめです。
商品名に「振動アナライザー」とあっても、搭載されている解析機能は製品ごとに違います。
故障原因まで詳しく調べたいなら、測定周波数に加えて波形表示やデータ出力の有無も見て選びましょう。
Q&A
3万円前後なら?
基本的な設備点検が目的なら、SNDWAYTOOLS SW63Aがおすすめです。
加速度・速度・変位を測れ、高周波と低周波の切り替えにも対応しています。
ベアリング診断は?
波形まで確認したいなら、GOYOJO GVB-2がおすすめです。
10Hz~16kHzに対応し、時間波形と周波数側の波形を表示できます。
3軸測定なら?
X・Y・Zの3方向を同時に測りたいなら、CNYST 三軸振動計が向いています。
振動の方向による違いまで確認したい用途におすすめです。
外部出力なら?
外部出力を重視するなら、testo OH-580Aがおすすめです。
AC・DC出力を備えているため、外部機器と組み合わせたい用途に向いています。
結局どれを買う?
- 普段の設備点検ならSNDWAYTOOLS SW63A。
- 測定履歴を残すならWintact デジタル振動計。
- 点検記録ならマザーツール VB-8206SD。
- 波形まで確認するならGOYOJO GVB-2。
- 3方向を測るならCNYST 三軸振動計。
- 外部出力ならtesto OH-580A。
巡回点検が中心ならSW63Aで足ります。記録や解析が必要な場合は、その機能を備えた機種を選びましょう。

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