
Roland V-8HDとV-80HDの違い|SDI・直接配信・入出力で比較
配信機材をそろえる時、V-8HDとV-80HDは名前がよく似ていて、できることの違いが分かりにくいですよね。
どちらが向くかは、手持ちのカメラやパソコンを何台つなぐか、配信や録画を本体だけで行うかで決まります。
この記事では、二機種の接続端子、配信方法、価格の違いを比べ、どんな現場にどちらが向くのか解説していきます。
ローランド2機種比較
カメラやパソコンで使う一般的な映像端子(HDMI)で5〜8台をつなぐなら、V-8HDがおすすめです。8入力すべてがHDMI。5〜8台をそのまま接続できます。
業務用カメラで使う映像端子(SDI)や、パソコンなしの配信、本体録画が必要ならV-80HDです。ただし、HDMI入力は4系統に限られます。SDI、パソコンなしの配信、本体録画が必要かどうかが選択の基準。
| 商品 | 向く人 | 主な強み | 弱点・購入前の確認 |
|---|---|---|---|
| Roland V-8HD | HDMI機器を5〜8台使う人 配信はパソコン経由でよい人 | HDMI入力が8系統 2.0kgの小型ボディ | SDI入力はなし 配信と録画には別の機器が必要 |
| Roland V-80HD | SDIカメラを使う人 本体だけで配信や録画をしたい人 | HDMI 4入力とSDI 4入力 配信と録画を本体に集約 | HDMI入力は4系統 3.5kgで本体も大きい |
4K映像のまま配信や録画をしたい場合、どちらも対応していません。V-80HDの4K入力は、HD画質へ縮小して取り込むための機能です。

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ローランドV-8HD向き
V-8HDはHDMIのカメラやパソコンを5〜8台つなぐ人におすすめです。8入力すべてがHDMIという分かりやすい構成。変換機器を挟まず接続できます。
本体は2.0kgで、V-80HDより1.5kg軽量。持ち運ぶ現場でも負担を抑えやすく、5層の映像合成と二つの小窓表示は両機で共通します。
一方、SDIカメラは直接つながりません。本体だけで配信や録画もできないため、パソコン配信では映像をUSBへ渡す機器が必要です。
ローランドV-80HD向き
V-80HDはHDMI機器が4台以下で、SDIカメラも使う現場に合います。HDMI4入力とSDI4入力を1台にまとめられる構成。
パソコンを使わずに配信したい人にも向いています。ネットワークにつなげば配信でき、SDXCカード(64GB以上推奨、microSDは非対応)へ映像と音声を録画できます。
業務用マイクの直接接続や、カメラの遠隔操作にも対応します。ただしHDMI入力は4系統なので、5台目からは変換機器が必要です。

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ローランド2機種の配信差
V-8HDは本体だけで配信できません。パソコンで配信する場合に必要なのは、HDMI出力をUSBへ変える外付け機器と配信ソフト。
Roland UVC-01はHDMI映像をUSBへ渡す機器です。パソコン配信には使えますが、SDI入力や本体録画は追加されません。
V-80HDならUSB-Cでパソコンへ映像を渡せます。ネットワーク経由では本体から直接配信でき、録画も同時に行える構成。ビデオ・プレーヤーやSRT(拠点間の映像伝送方式)入力を併用する場合は、解像度や平均ビットレートによる制限があります。

ローランド2機種の入出力差
映像入力は、V-8HDがHDMI8系統、V-80HDがHDMI4系統とSDI4系統です。合計8系統でも、つなげられる機器は異なります。違いは端子の種類。
出力は両機ともHDMI3系統です。V-80HDならSDI、USB-C、ネットワークへ別の映像も出せます。
- V-8HD:赤白の音声端子(RCA)を入力・出力
- V-80HD:業務用マイク用の端子(XLR/TRS)2系統とRCA入力、XLR出力
会場の音響機器へXLRで出すならV-80HDです。外部ミキサーの音声をRCAで入れるなら、V-8HDも使えます。
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ローランド2機種の価格差
価格は、V-8HDが約21万円、V-80HDが約48万円です。差額は約27万円で、V-80HDは約2.31倍の価格です。
V-8HDにUVC-01を加えても約24万円です。パソコン配信だけなら、この構成で足ります。
| 構成 | 価格 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Roland V-8HD | 209,000円 | HDMI8入力 |
| Roland V-8HD+Roland UVC-01 | 238,656円 | パソコン配信 |
| Roland V-80HD | 483,447円 | SDI・直接配信・本体録画 |
価格と在庫は変動するため、購入前に表示価格を確認してください。
価格差の主な理由は、画質や映像合成ではありません。SDI、直接配信、本体録画、音声、出力先を1台にまとめられる点です。
QA
HDMI8台+SDI1台は?
9台を1台にすべて直接つなぐ構成はできません。V-8HDはHDMI8系統ですがSDI入力がなく、V-80HDはSDI4系統を備える一方、HDMI入力は4系統です。
HDMIまたはSDIの変換機器を追加する前提で選ぶか、9台を直接扱える別の映像切替機を探してください。
V-80HDにUVC?
V-80HDからパソコンへ映像を渡すだけなら、UVC-01は必要ありません。V-80HDにはUSB-C出力。パソコンへ映像を渡せます。
UVC-01を検討するのは、V-8HDのHDMI出力をパソコンへ取り込みたい場合です。V-80HDへ重ねて購入する周辺機器ではありません。
XLRとRCAは同時?
音声端子の構成も確認ポイント。業務用マイクをXLR/TRS端子へつなぎ、別の音源をRCA入力へ入れるならV-80HDが候補です。XLR/TRS2系統とRCA入力を備えています。
V-8HDはRCAの入力・出力。XLRマイクを直接つなぐ用途には向きません。XLR機器を複数使うなら、必要な本数と音声のまとめ方も先に決めてください。
ローランド2機種の購入結論
HDMI機器を5〜8台つなぎ、配信はパソコン経由でよいなら、Roland V-8HDが向いています。8系統すべてがHDMI入力で、本体も2.0kgと持ち運びやすい機種。
SDI(業務用の映像端子)カメラ、パソコンなしの直接配信、本体録画まで必要なら、選択肢はRoland V-80HD。HDMI4入力とSDI4入力に加え、配信・録画・業務用音声を1台へまとめられます。
V-8HDでパソコン配信だけを追加する場合、組み合わせる機器はRoland UVC-01。SDIや本体録画を使わないならV-8HD、複数の周辺機器を減らしたいならV-80HDがおすすめです。
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