カノマックス6113・6114・6115の違い|プリンター・圧力・アナログ出力で比較

カノマックス6113・6114・6115の違い|プリンター・圧力・アナログ出力で比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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カノマックスの風速計6113・6114・6115は型番が近く、どれを選べばよいのか迷いますよね。数字の大小だけでは、自分の現場に合う機種を決められません。

現場で印刷するなら6113系、風速と風温だけなら6114系、印刷せずダクト内の静圧も測るなら6115系が基本です。記録計へ測定値を送る場合は、アナログ出力付きの型番が必要です。

この記事では、カノマックス6113・6114・6115の違いと、プリンター・静圧・測定値の送り方に合う型番を分かりやすく紹介していきます。

カノマックス3機種早見表

3系列の違いは、型番の記号に出ます。Pはダクト内の静圧(空気が押す力)を表す記号。

Aは記録計へ0~1ボルトで送るアナログ出力の記号。PとAが両方付くPAは、静圧とアナログ出力の両方に対応します。

カノマックス6113・6114・6115の系列別比較
型番プリンターダクト内の静圧記録計への出力おすすめの人
6113系ありP付きのみA付きのみ現場で紙に残したい人
6114系なしなしA付きのみ風速・風温だけで足りる人
6115系なし全型番で対応A付きのみ印刷せず静圧も測りたい人

購入する型番は、次の8つ。表の「系」は機能のまとまりを示す呼び方なので、最後は型番の記号まで確認してください。

  • 6113:風速・風温+プリンター
  • 6113-A:風速・風温+プリンター+アナログ出力
  • 6113-P:風速・風温+プリンター+静圧測定
  • 6113-PA:風速・風温+プリンター+静圧測定+アナログ出力
  • 6114:風速・風温の測定+PC転送
  • 6114-A:風速・風温の測定+記録計へのアナログ出力
  • 6115:風速・風温+静圧測定
  • 6115-A:風速・風温+静圧測定+記録計へのアナログ出力

PCへのデータ転送は、Aの有無にかかわらず全型番にあります。PC転送だけならAなしで足りますが、通信ケーブルとソフトウェアは別売です。

カノマックス6113が向く人

6113系は、測定結果を現場で紙に残す人に向きます。現在値だけでなく、保存した値や最大値・最小値・平均値も本体で印刷できます。

  • 6113:風速・風温+プリンター
  • 6113-A:風速・風温+プリンター+アナログ出力
  • 6113-P:風速・風温+プリンター+静圧測定
  • 6113-PA:風速・風温+プリンター+静圧測定+アナログ出力

注意点は、プリンターの使用で電池を消耗しやすいことです。何枚も続けて印刷する現場では、別売のACアダプターでコンセントから給電できます。

購入前には、成績書(測定結果や性能を確認する書類)だけで足りるか、校正証明書(校正結果を証明する書類)まで必要かを決めてください。

購入先を確認する場合は、カノマックス6113(成績書付)をAmazonで見るか、楽天市場で探すから確認できます。

カノマックス6114が向く人

紙出力もダクト内の静圧も不要なら、6114系が候補です。風速と風温の確認に機能を絞った構成。

標準の6114は、風速・風温の測定とPC転送に対応。記録計へ0~1ボルトで送る場合に必要なのが、アナログ出力付きの6114-Aです。

紙をその場で渡す業務なら6113系、ダクト内の静圧まで必要なら6115系へ。

PCへデータを移すだけなら、Aの付かない6114で足ります。記録計へ0~1ボルトで値を送るなら、6114-Aが必要です。

購入先を確認する場合は、カノマックス6114(成績書付)をAmazonで見るか、楽天市場で探すから確認できます。

カノマックス6115が向く人

6115系は、現場での印刷は不要でも、ダクト内の静圧を測る人に向きます。風速・風温に加えて静圧まで測れるため、空調設備の点検や調整に使える構成。

標準の6115は、風速・風温に加えて静圧を測定。記録計へ0~1ボルトで送る場合に必要なのが、アナログ出力付きの6115-Aです。

紙で結果を残しながら静圧も測るなら6113-P。印刷・静圧・アナログ出力をすべて使う場合は6113-PAです。

静圧測定範囲は-5.00~+5.00キロパスカル。PCへデータを移すだけなら、Aなしの6115で足ります。

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カノマックス3機種の出力

3系列の出力は、紙・PC・記録計の3通り。

紙に対応するのは6113系。PC転送は全型番、記録計へ0~1ボルトで送るアナログ出力はA付きだけです。

  • 紙へ出す:6113系の内蔵プリンターで、測定結果をその場で印刷
  • PCへ移す:全型番のRS-232C(PCへデータを送る端子)を使って転送
  • 記録計へ送る:A付きのアナログ出力で、0~1ボルトの電圧を出力

PCへデータを移すだけなら、A付きは必要ありません。通信ケーブルと計測ソフトは別売なので、PC転送には接続機器も別途必要です。

アナログ出力は、風速・風温・静圧から1項目を指定して送る方式。静圧を記録計へ送る場合は、6113-PAか6115-Aが必要です。

カノマックス3機種の書類

書類は、標準で付く成績書と、追加する証明書を分けて考えます。成績書は測定結果や性能を確認する書類、校正証明書は校正結果を証明する書類です。

  • 成績書:全モデルに標準で付く基本書類
  • 校正証明書:校正を実施した結果を証明する書類
  • トレーサビリティー体系証明書:校正の基準がどこにつながっているかを示す書類

標準構成では全モデルに成績書が付きます。校正証明書とトレーサビリティー体系証明書は別途有料で手配する書類なので、必要なら購入時に指定してください。

6113-P・6113-PA・6115・6115-Aで静圧まで管理するなら、風速・風温だけでなく静圧も証明対象に含むか確認してください。

商品名の「校正証明書付」だけで発行主体や対象項目を決めつけず、必要な書類名と範囲を購入先に伝えてください。

QA

予備プローブだけ交換できる?

6113・6114・6115は、プローブと本体内の番号が対応しています。予備プローブだけを見た目で購入せず、プローブの番号と本体の番号が合うか、対応する部品が含まれるかを確認してください。

風量も直接測れる?

このシリーズが中心に測るのは風速です。ダクトの風量を求める場合は、平均風速とダクト断面積を使って計算するため、風速計を置いただけで風量が直接表示されるとは考えないでください。

粉じん現場で使える?

粉じんや油煙が多い場所、可燃性・爆発性ガスがある場所では、使えると決めつけないでください。測定対象の空気や現場環境が本体の使用条件に合うかを、購入前に確認する必要があります。

カノマックス3機種の結論

カノマックス6113・6114・6115は、測定精度の上下ではなく、必要な機能で型番が変わります。

PC転送だけなら、A付きは必要ありません。

  • 紙に残す:カノマックス6113
  • 紙+記録計:6113-A
  • 紙+静圧:6113-P
  • 紙+静圧+記録計:6113-PA
  • 風速・風温だけ:カノマックス6114
  • 風速・風温+記録計:6114-A
  • 印刷なし+静圧:6115系
  • 静圧+記録計:6115-A

6113-A・6113-P・6113-PA・6114-A・6115系は、この記事で確認済みの購入先リンクがありません。型番、在庫、必要書類を購入先で確認できる場合に限って候補にしてください。

購入画面では、必要な型番末尾の記号と、成績書だけで足りるかを確認してください。

校正証明書が必要なら、証明対象に静圧が含まれるかを購入先へ確認してください。

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