
HIOKI FT6031-50はどれを選ぶ?FT6031-90や他社機との違いを比較
FT6031-50を調べると、FT6031-90や共立電気計器の接地抵抗計も候補に出てきます。型番が近く、違いを見分けにくいところです。
特にFT6031-50とFT6031-90は、本体性能ではなく付属品の違いが中心です。無線通信を最初から使うかどうかで選択が分かれます。
この記事では、FT6031-50の特徴と比較機種との差を整理し、用途ごとの購入候補をまとめます。
まず結論
FT6031-50は、3電極法でA種からD種まで測定する人におすすめのデジタル接地抵抗計です。
測定範囲は0〜2000Ωで、2電極法にも対応。防塵・防水性能はIP67です。
Bluetoothを最初から使うなら、ワイヤレスアダプタZ3210が付属するFT6031-90を選びましょう。
条件別の早見表
必要な測定方法と無線通信の有無から見ると、購入候補を絞れます。
| 条件 | おすすめ商品 |
|---|---|
| A〜D種を3電極法で測定 | HIOKI FT6031-50 |
| Bluetoothは不要 | HIOKI FT6031-50 |
| Bluetoothを最初から使う | HIOKI FT6031-90 |
| 他社の同等機を検討 | 共立電気計器 KEW 4105DLBT-H |
| 2極法の簡易測定のみ | 共立電気計器 4300 |
| アナログ表示を希望 | 三和電気計器 PDR-302 |
3電極法まで使うならFT6031-50が本命です。2極法だけなら簡易測定専用機でも用途を満たせます。
90との違い
FT6031-50とFT6031-90で迷っているなら、見るべき違いはシンプルです。
| 比較項目 | HIOKI FT6031-50 | HIOKI FT6031-90 |
|---|---|---|
| 本体性能 | 同等 | 同等 |
| 3電極法 | ○ | ○ |
| 2電極法 | ○ | ○ |
| 測定範囲 | 0〜2000Ω | 0〜2000Ω |
| Z3210 | 別売 | 付属 |
| Bluetooth | 追加可能 | 標準 |
| 主な付属品 | 測定コードなど | 測定コード+Z3210 |
| 向く用途 | 本体のみ | 無線記録 |
FT6031-90はFT6031-50とZ3210のセット品で、本体の測定性能は同等です。
測定値をスマホへ送るならFT6031-90、無線通信を使わないならFT6031-50がおすすめです。

他社との違い
HIOKI以外も含めるなら、共立電気計器と三和電気計器にも比較候補があります。
| 比較項目 | HIOKI FT6031-50 | 共立 KEW 4105DLBT-H | 共立 KEW 4105DL-H | 三和 PDR-302 |
|---|---|---|---|---|
| 表示方式 | デジタル | デジタル | デジタル | アナログ |
| 3電極法 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 2電極法 | ○ | ○ | ○ | △ |
| A〜D種 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 最大測定範囲 | 2000Ω | 2000Ω | 2000Ω | ― |
| 防水性 | IP67 | IP67 | IP67 | △ |
| Bluetooth | 追加可能 | ○ | × | × |
| 重量 | 約570g | 約690g | 約690g | 約500g |
Bluetooth込みで他社製品も比べたいならKEW 4105DLBT-Hが有力です。
PDR-302はアナログ表示です。デジタル表示と後付け無線を求めるならFT6031-50がおすすめです。

FT6031-50が向く人
FT6031-50は、次の条件が重なる人に向いています。
- 3電極法を使う
- A種からD種まで測定する
- IP67が必要
- デジタル表示を使いたい
- Bluetoothは必要になってから追加する
Bluetoothを毎回使わないならFT6031-50がおすすめです。
2極法だけを使う場合は、共立電気計器4300のような簡易測定専用機も検討できます。
追加品の選び方
測定コードなどの追加品は、FT6031-50への対応が明記された型番を選ぶ必要があります。
| 対応機種 | 購入商品 | 用途・注意 |
|---|---|---|
| FT6031-50 | HIOKI L9845-31 | 黄・25m |
| FT6031-50 | HIOKI L9845-33 | 青・25m |
L9845-31とL9845-33は、どちらもFT6031-50で使用できます。
25mコードは付属ケースC0106に収納できません。
FT6041向けの商品もあるため、追加品はFT6031-50対応の記載まで確認してください。
Q&A
冬の屋外でも使える?
FT6031-50の使用温度は-25〜65℃なので、氷点下の屋外でも使用できます。
IP67の防塵・防水性能もあり、屋外で使う機会が多い人にもおすすめです。
600g未満ならどれ?
比較したデジタル機では、約570gのFT6031-50がおすすめです。
KEW 4105DLBT-Hは約690gなので、本体重量を600g未満に抑えるならFT6031-50を選びましょう。
どれを買う?
3電極法でA〜D種を測定し、Bluetoothが不要ならHIOKI FT6031-50がおすすめです。
最初からBluetoothを使うならHIOKI FT6031-90を選びましょう。
2極法の簡易測定だけなら共立電気計器 4300で十分です。

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