
食品工場用台はかりの選び方|ひょう量・最小表示・載台寸法別のおすすめ
食品工場用の台はかりは、量れる重さだけで決めると条件が合わず、迷いますよね。
機種は、容器込みの重さや表示の細かさ、容器の底面に合う載台寸法によって変わります。
水洗いの強さや取引・証明での使用も含め、条件に合う機種をまとめてみました。
おすすめ早見表
| 使用条件 | おすすめ商品 | ひょう量・最小表示 | 載台寸法 | 制約 |
|---|---|---|---|---|
| 30kgまでを5g単位で量る | A&D SE-30KAM | ひょう量30kg・最小表示5g/10g | 300×380mm | 鉄製フレーム |
| 大型容器で表示が隠れる | A&D SE-30KBM | ひょう量30kg・最小表示5g/10g | 300×380mm | 隔測型 |
| 60kgまで幅広く量る | A&D HV-60KC | ひょう量15/30/60kg・最小表示5/10/20g | 330×424mm | 多段階表示 |
| 60kgまでを5g単位で量る | A&D HW-60KC | ひょう量60kg・最小表示5g | 330×424mm | 中型載台 |
| 100kgまでを10g単位で量る | A&D HW-100KC | ひょう量100kg・最小表示10g | 390×530mm | 検定なし |
| 幅広の箱を載せて合否判定する | 大和製衡 DP-6900K-60 | ひょう量60kg・最小表示20g | 350×500mm | IP52 |
A&Dの30kg防水型
SE-30KAMのひょう量は30kg、最小表示は5gです。載台は300×380mmあります。
本体はIP68で、全体に水をかけて洗えます。計量皿にはSUS430を採用しています。
フレームは鉄製です。塩分や酸、薬剤が多い環境にはSUS304製のSCシリーズがおすすめです。

A&Dの隔測30kg型
大型容器で表示が隠れるなら、表示部を離して置けるSE-30KBMがおすすめです。
ひょう量は30kg、最小表示は5gで、載台寸法は300×380mmです。
表示部が隠れない場合は、一体型のSE-30KAMで足ります。

A&Dの60kg可変型
HV-60KCは、量る重さに応じて表示単位が切り替わる機種です。
15kgまでは5g、30kgまでは10g、60kgまでは20g単位で表示されます。
載台は330×424mmです。少量の材料から原料袋までを1台で量る工程に向いています。

A&Dの高精度60kg型
60kgまでを5g単位で量るなら、HW-60KCがおすすめです。
載台は330×424mmで、計量皿はSUS430製です。電源アダプターも付属します。
20g単位で足りる場合はHV-60KC、容器が載台を超える場合は大型載台機が適しています。

A&Dの100kg型
HW-100KCのひょう量は100kg、最小表示は10gです。載台は390×530mmあります。
100kgまでの重量物や、330×424mmの載台に収まらない容器に向く機種です。
最大重量が60kg以下ならHW-60KC、100kgを超えるならHV-200KCがおすすめです。

大和製衡の大型台
DP-6900K-60の載台は350×500mmです。ひょう量は60kg、最小表示は20gとなります。
適量や過量を表示する機能があり、箱や容器の重量判定に使えます。乾電池も付属します。
防水性能はIP52です。機器全体を強く水洗いする工程にはIP68機が向いています。

主要仕様の比較
| 比較項目 | A&D SE-30KAM | A&D SE-30KBM | A&D HV-60KC | A&D HW-60KC | A&D HW-100KC | 大和製衡 DP-6900K-60 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ひょう量 | 30kg | 30kg | 15/30/60kg | 60kg | 100kg | 60kg |
| 最小表示 | 5/10g | 5/10g | 5/10/20g | 5g | 10g | 20g |
| 載台寸法 | 300×380mm | 300×380mm | 330×424mm | 330×424mm | 390×530mm | 350×500mm |
| 表示部 | ポール型 | セパレート型 | ポール型 | ポール型 | ポール型 | ポール型 |
| 計量皿 | SUS430 | SUS430 | SUS430 | SUS430 | SUS430 | SUS201 |
| 防塵・防水 | IP68 | IP68 | IP65 | IP65 | IP65 | IP52 |
| 電源 | 乾電池 | 乾電池 | アダプター/乾電池 | アダプター/乾電池 | アダプター/乾電池 | 乾電池/別売アダプター |
| 検定 | なし | なし | なし | なし | なし | 対象外 |
使用目的と検定
- 社内の配合や工程管理だけなら、比較表の検定なし機がおすすめ
- 原料取引や量り売りに使うなら、設置地域対応の検定付き機が必要
- ひょう量30kg・最小表示10g・載台300×380mmなら、地域対応のFG-30KAM-Kがおすすめ
- 同じ計量条件で防塵・防水も必要なら、地域対応のSC-30KAM-Kがおすすめ
- ひょう量60kg・最小表示20g・載台390×530mmなら、地域対応のFG-60KAL-Kがおすすめ
- 校正証明書付きでも、検定なしなら取引・証明には使えない
購入する機種の結論
容器込みの最大重量に近いひょう量から読み、必要な最小表示と載台寸法で使い分ける構成です。
- 30kgまでを5g単位で量る場合は、A&D SE-30KAMがおすすめ
- 容器で表示が隠れる場合は、A&D SE-30KBMがおすすめ
- 60kgまでを重量帯ごとに量る場合は、A&D HV-60KCがおすすめ
- 60kgまでを5g単位で量る場合は、A&D HW-60KCがおすすめ
- 100kgまでを10g単位で量る場合は、A&D HW-100KCがおすすめ
- 60kgまでの箱を大型載台で判定する場合は、大和製衡 DP-6900K-60がおすすめ
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