昆虫標本を作る人向け 展翅セットおすすめ|溝幅・サイズ別に紹介

昆虫標本を作る人向け 展翅セットおすすめ|溝幅・サイズ別に紹介

オフ 投稿者: せせら編集部

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昆虫標本を作るために展翅セットを探していると、商品名よりも溝幅や号数の数字で迷いますよね。蝶を広げる道具に見えても、対応する昆虫の大きさはかなり違います。

溝が狭すぎると昆虫の胴体が収まりません。反対に広すぎると体が安定せず、翅の位置をそろえにくくなります。ここは見た目より大事なところです。

展翅板を選ぶなら、まず昆虫の体の太さに近い溝幅を確認します。今回は、志賀昆虫普及社の展翅板を中心に、道具一式が入ったセットとの違いも含めて紹介していきます。

溝幅で候補を絞る

展翅板の溝幅は、昆虫の胸部から腹部の太さに合わせる数字です。翅の横幅が大きくても胴体が細い種類なら、広い溝が必要とは限りません。

商品データにある昆虫の目安と溝幅を並べると、2.5mmから20mmまでかなり幅があります。標本にする種類が決まっているなら、同じ号数の名前だけでなく数字を確認してください。

商品溝幅寸法昆虫目安参考価格
志賀 平板展翅板 6号 Gen2志賀 平板展翅板 6号 Gen2約2.5mm39×370×34mmシジミチョウ、小型チョウ1,570円
志賀傾斜展翅板 5号志賀傾斜展翅板 5号約4〜5mm60×370×35mmキチョウ、セセリチョウ2,250円
志賀 平板展翅板 5号 Gen2志賀 平板展翅板 5号 Gen2約5.5mm65×370×34mmキチョウ、セセリチョウ2,780円
志賀 平板展翅板 4号 Gen2志賀 平板展翅板 4号 Gen2約6.5mm70×370×34mmヒオドシチョウ、モンシロチョウ1,880円
志賀 平板展翅板 3号 Gen2志賀 平板展翅板 3号 Gen2約10mm89×370×34mm春生アゲハ、ゴマダラチョウ2,090円
志賀 平板展翅板 2号 Gen2志賀 平板展翅板 2号 Gen2約12.5mm104×370×34mmオオムラサキ、シオカラトンボ2,370円
志賀傾斜展翅板 特々大型志賀傾斜展翅板 特々大型約20mm200×370×35mmトリバネチョウ♀、ヨナクニサン♀4,290円
Doyeemei標本キット 7点セットDoyeemei標本キット 7点セット記載なし14.5×14.5×7cm蝶、蛾、セミなど2,299円
フジコン 標本LABO 6点セットフジコン 標本LABO 6点セット記載なし9×20.5×9.5cmコーティング加工の標本1,264円
Doyeemei標本キット 7点セット
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価格はすべて2026年9月26日時点のAmazon価格を参考にしています。販売時期によって変わるため、注文時の価格は商品ページで確認してください。

フジコン 標本LABO 6点セット
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小型の蝶は2.5mm

シジミチョウや小型の蝶を中心に標本へするなら、志賀の平板展翅板6号 Gen2が分かりやすい選択です。溝幅は約2.5mmで、今回の候補ではもっとも細いタイプになります。

寸法は39×370×34mmで、幅が細いぶん標本にしたい昆虫の胴体が太いと溝へ入りません。

参考価格は1,570円。大型の蝶やトンボにも使う予定があるなら、これ1枚で済ませようとしない方がよいでしょう。小型の蝶をきれいに並べたい人向けです。

志賀 平板展翅板 6号 Gen2
志賀 平板展翅板 6号 Gen2

4〜5mmは細身向き

キチョウやセセリチョウを扱うなら、約4〜5mmの志賀傾斜展翅板5号が候補です。板の大きさは60×370×35mmで、平板タイプよりも傾斜のある形状になっています。

志賀傾斜展翅板 5号
志賀傾斜展翅板 5号

同じ昆虫目安で、平板の5号 Gen2もあります。こちらは溝幅が約5.5mm、寸法は65×370×34mmです。細身の蝶に使う点は近いものの、板の形状と幅が違います。

志賀 平板展翅板 5号 Gen2
志賀 平板展翅板 5号 Gen2

傾斜タイプの参考価格は2,250円、平板5号 Gen2は2,780円です。価格だけなら傾斜タイプが安いですが、板の形をそろえたい人は、手元の展翅板と同じ形式にすると作業の感覚が変わりにくいでしょう。

5.5〜6.5mmが標準

モンシロチョウやヒオドシチョウなど、細すぎない一般的な蝶には、約6.5mmの平板展翅板4号 Gen2が使いやすい範囲です。寸法は70×370×34mm、参考価格は1,880円です。

キチョウやセセリチョウでも、個体によって体の太さが違います。細い個体なら5号、少し幅のある個体なら4号という分け方ができます。昆虫名だけで固定しないところがポイントです。

初めて買う人が、身近な蝶を中心に標本へするなら4号は購入しやすい価格帯です。ただし、シジミチョウだけを扱うなら広すぎるので、6号の方が合います。

志賀 平板展翅板 4号 Gen2
志賀 平板展翅板 4号 Gen2

10〜12.5mmの板

アゲハチョウやゴマダラチョウなど、胸部がしっかりした蝶には、約10mmの平板展翅板3号 Gen2が向きます。商品データの寸法は89×370×34mm、参考価格は2,090円です。

志賀 平板展翅板 3号 Gen2
志賀 平板展翅板 3号 Gen2

さらに体の幅がある種類や、シオカラトンボも扱うなら、約12.5mmの2号 Gen2があります。104×370×34mmと横幅が増えるため、翅を広げた状態でも板の上に余裕を取りやすい構成です。

志賀 平板展翅板 2号 Gen2
志賀 平板展翅板 2号 Gen2

2号はオオムラサキにも対応する目安になっています。細い蝶だけを標本にする人には大きすぎますが、蝶とトンボを同じ道具で扱いたい人には使う場面が増える商品です。

大型種は20mm

大きな昆虫を扱うなら、志賀傾斜展翅板 特々大型の約20mmが必要になります。寸法は200×370×35mmで、今回の候補では幅がもっとも大きい展翅板です。

昆虫の目安はトリバネチョウのメスやヨナクニサンのメス。参考価格は4,290円なので、小型の蝶を中心に作る人が最初から買う商品ではありません。

大型種の胴体を細い溝へ無理に入れると、体を押さえ込む形になります。大型の標本を作る予定が決まっているなら、価格よりも約20mmの溝幅と板の横幅を優先して確認してください。

志賀傾斜展翅板 特々大型
志賀傾斜展翅板 特々大型

条件別の結論

溝幅を決める時は、昆虫の名前だけでなく、実物の胸部が溝へ収まるかを考えます。細い蝶と大型種を同じ板で済ませるより、よく作る種類に合う1枚から始める方が作業は安定します。

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