
七宝作家の釉薬用混色皿おすすめ9選|区画数・深さ・材質を比較
七宝の釉薬を扱うときは、色ごとに取り分ける小さな器がいくつも必要になります。色の数だけ皿を並べると作業台を使いますし、浅すぎる皿では水分を加えた釉薬がこぼれやすいものです。
ただし、絵の具用の皿と七宝釉薬専用品は同じではありません。ここでは、商品データで確認できる区画数・寸法・材質をもとに、釉薬の取り分けや混色に使う商品ごとの仕様を整理します。
七宝釉薬は粉末に水を加えて扱う例があり、色替えの際は混色を避けるため器具を洗う方法も紹介されています。深さや洗いやすさは、皿を選ぶときの実用的な差になります。[七宝焼の釉薬を容器で溶く例](https://www.bijutukogei.co.jp/kaisya_folder/2025PDF/25-12%E4%B8%83%E5%AE%9D%E7%84%BC/25-12%E4%B8%83%E5%AE%9D%E7%84%BC.pdf)
早見表
まずは皿の形と確認できる仕様を一覧にしました。商品データに七宝専用との記載がないものは、絵の具皿や水彩パレットとしての仕様を参考にしています。
| 商品 | 形状・仕様 | 参考価格 |
|---|---|---|
COMIART アルミ皿 | 直径170mm・10区画・深さ9mm | 899円 |
瀬戸理化陶業 梅皿 | 直径120mm・ふた付き | 725円 |
瀬戸理化陶業 梅皿 | 直径150mm | 924円 |
岡本陶材 梅皿 | 直径150mm・磁器 | 910円 |
HOLBEIN 梅皿 | 直径150mm・陶器・2枚 | 2,068円 |
あかしや 玉皿 | 135mm角・陶器 | 1,061円 |
美術出版エデュケーショナル 深型皿 | 直径105mm・陶器・5枚 | 1,375円 |
MEEDEN セラミックパレット | 12穴・ふた付き | 1,979円 |
価格は2026年9月27日時点の商品データにあるAmazon参考価格です。販売時期や販売元によって変わるため、注文時の表示価格も確認してください。
10区画のアルミ皿
COMIARTの皿は、直径170mmのアルミ製で、絵の具用の小さなくぼみが10個あります。複数色を分けて置けるため、色数の多い作業を一枚にまとめたい人におすすめです。
深さは9mmです。浅いくぼみは色を見渡しやすい一方、水を多めに加えた釉薬を勢いよく混ぜると外へ出ることがあります。少量ずつ溶く使い方が中心なら、寸法も扱いやすいでしょう。
2個セットで参考価格899円と、区画数あたりの費用を抑えやすい品です。アルミ製品なので、釉薬や洗浄方法との相性は商品説明だけでは判断できません。七宝用の器として使う前に、材質への影響や手入れ方法を販売元へ確認してください。

ふた付き120mm梅皿
瀬戸理化陶業の梅皿は陶器製で、直径120mm。付属のふたは、作業をいったん止めるときに中へほこりが入るのを避けたい場合に役立ちます。小さな作業台にも置きやすい寸法です。
商品データでは区画数や各くぼみの深さまでは分かりません。複数色を分ける配置に使える梅皿ですが、10色分の独立した穴があるアルミ皿とは構造が異なります。購入前に写真でくぼみの形を確認すると、手元の色数と照らし合わせられます。
参考価格は725円、定価の目安は1,256円です。ふた付きの陶器皿を手頃な価格で試したい人向け。釉薬を長時間入れたまま保管できる密閉容器とは限らないため、保管性を期待しすぎないようにしましょう。

直径150mmの梅皿
同じ瀬戸理化陶業の直径150mm品は、120mm品よりひと回り大きく、ふたは商品データに記載されていません。作業中に複数の色を広げたい人や、皿の縁を持って移動する余裕がほしい人には、こちらのサイズがおすすめです。
陶器製のため、表面が白く、色の濃さや釉薬の残りを目で確認しやすいのが利点です。ただし、粉末釉薬と水をしっかり練る場面では、浅い区画だと飛び散ることがあります。商品写真で中央部やくぼみの深さも確かめてください。
参考価格は924円です。ふた付きの120mm品より大きな作業面を求めるものの、ふたは必須でない人におすすめです。どちらも皿単体の商品なので、複数色を完全に分離したい場合は区画数を購入前に確認しましょう。

岡本陶材の磁器皿
岡本陶材の梅皿は、直径150mmの磁器製です。瀬戸理化陶業の150mm品と同じ直径で、材質表示は磁器です。
商品データには区画数や高さ、ふたの有無がありません。寸法が同じでも、くぼみの形状や一か所ごとの容量は同じとは限らないため、商品画像で形を見ておくのが確実です。粉末の取り分け中心か、水を加えて混ぜるのかでも必要な深さは変わります。
参考価格は910円。釉薬用の専用品と確認できる情報はないため、七宝釉薬を入れて使用できると断定はできません。磁器製の梅皿を探す人には、岡本陶材の品がおすすめです。販売ページで材質と寸法を照合してください。

HOLBEINの2枚セット
HOLBEINの梅皿は直径15cmの陶器製で、2枚セットです。色を分けて別々に置いたり、混色用と取り分け用を分けたりできるのが、単品との差になります。赤色の記載は商品データ上の色欄に基づきます。
区画数や深さは明記されていません。梅皿のくぼみを色ごとに使う想定なら、手元で扱う色数に対して区画が足りるか画像で確認しましょう。区画のない平皿として使う場合は、仕切りがないぶん色同士が流れ込みやすくなります。
参考価格は2,068円で、今回の候補では価格が高めです。陶器皿を2枚まとめて用意したい人には便利ですが、価格差に見合うのは2枚を使い分ける場合。1枚で足りるなら、単品の梅皿と比べて決めるのが現実的です。

あかしやの玉皿
あかしやの玉皿4寸は陶器製で、商品サイズは幅135mm・奥行135mm・高さ18mmです。
商品説明には顔彩の多色に対応できるとありますが、七宝釉薬への適合は記載されていません。釉薬の小分けや混色に転用する場合は、くぼみの数と形、表面の状態を写真で確かめ、色ごとに必要な量が入るか見極めてください。
参考価格は1,061円です。寸法と高さが明記されているので、作業台の置き場所や保管場所と照らし合わせられます。重量は商品データ内に複数の表記があるため、持ち運びの重さを重視するなら販売ページで最新情報を確認しましょう。

105mmの深型5枚組
美術出版エデュケーショナルの深型皿は、直径105mmの陶器製で5枚セットです。一枚ごとに色を分けて使えます。くぼみが隣の色に近いと混ざりやすいと感じる人や、色替えのたびに皿を分けたい人には、この5枚組がおすすめです。
深型という記載は、水分を加えて釉薬を混ぜる用途で注目したい仕様です。ただし、深さの実寸は商品データにありません。径の寸法にも前後する場合があるとされるため、正確な収納寸法が必要なら販売元の表示を確かめてください。
5枚で参考価格1,375円。色数が多ければ追加の皿が必要になりますが、セットで揃えやすい価格帯です。区画付きの一枚皿と違い、使う色だけ作業台に出せるのが利点。個別に洗う枚数は増えるため、後片付けも含めて考えたい品です。

90mmの深型5枚組
同じメーカーの直径90mm品も陶器製の深型で、5枚入りです。105mm品より一枚あたりの場所を取りません。少量の色を独立させて並べ、限られた机上で色数を確保したい人には、この5枚組がおすすめです。
一方、直径が小さいぶん、一度に多めの釉薬を溶く用途には窮屈になる可能性があります。容量の実数は示されていません。直径90mmという情報だけでは、何ml入るかは判断できません。少量ずつ補充する作業かどうかが、105mm品との分かれ目です。
参考価格は1,100円です。105mm品との差は275円。サイズ差に対して価格差は大きくないため、置き場所を節約したいなら90mm、混ぜる余裕を取りたいなら105mmという違いで判断できます。

MEEDENの12穴パレット
MEEDENのパレットはセラミック製で、12穴とふた付きです。12色を別々に置ける仕様は、細かな色分けをしたい作業と相性があります。白く滑らかな表面で、色の状態を見たり、使用後に拭き取ったりしやすいという商品説明です。
サイズ表記には注意が必要です。商品名は9.5×9.5×2cm、商品データの寸法欄は9.5×9.5×0.3cmとなっており、表示が一致しません。購入前に販売ページで実寸を確認してください。区画の深さが分からないまま、多めの釉薬を入れる前提で選ぶのは避けたいところです。
参考価格は1,979円、定価の目安は2,199円です。水彩などの絵画用パレットとして案内されているため、七宝釉薬専用品ではありません。ふた付きの小型パレットを求め、区画の寸法が作業に足りると確認できた人にはMEEDENがおすすめです。

結論
一枚で多色を並べるなら、10区画と深さ9mmが明記されたCOMIARTのアルミ皿が仕様を把握しやすい品です。色ごとに器を分けたいなら、美術出版エデュケーショナルの深型5枚組が候補になります。
ふた付きが必要なら瀬戸理化陶業の120mm梅皿がおすすめです。12区画を求める人にはMEEDENがおすすめです。ただし、いずれも商品データ上で七宝釉薬専用とは確認できません。釉薬を長く入れたままにする場合や材質との相性が気になる場合は、販売元へ用途を伝えて確認してください。
価格や仕様の表記は販売時期により変わります。とくに区画数・深さ・ふたの有無が記載されていない商品は、購入ページの写真と現行説明を確かめてから注文しましょう。
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