部分放電検出器 おすすめ3選

部分放電検出器 おすすめ3選

オフ 投稿者: せせら編集部

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部分放電検出器は、測りたい設備や現場条件に合う機種をどう選べばよいか迷いますよね。

通電中に点検できるか、どのセンサーや測定方式に対応するかを確認すると、使いたい場面をイメージしやすくなります。

今回は、モーター、変電機器、高圧・特別高圧受変電設備を対象にした3商品をまとめます。

おすすめ商品の早見表

商品名主な対象使用条件部分放電の測定機能本体質量
部分放電検出器 ST4200モーター巻線の潜在的な絶縁不良モーター生産試験では高電圧リレーボックスSW2001と組み合わせるAC PD/インパルスPDのデュアルモード約7.3 kg(U8332装着時)/約7.1 kg(U8332未装着時)
部分放電検出装置 DCM-S1変圧器・リアクトル・配電盤内の収納機器・電力ケーブル端末・絶縁架台搭載機器通電中、機器表面の塗装の上から現地で検出できる通電状態で高感度に部分放電を検出350g(電池を含む)
ポータブル型絶縁劣化診断器 PD SCAN高圧・特別高圧受変電設備活線状態で診断し、閉塞配電盤は扉を開けずに検出できる1台でコロナ・沿面・内部の3種類の部分放電を測定420 g

部分放電検出器 ST4200

モーター巻線の潜在的な絶縁不良を検査したい人には、部分放電検出器 ST4200がおすすめです。モーター内部を対象に、AC PD検出とインパルスPD検出に対応するデュアルモードを備え、生産ラインで再現性のある測定と信頼性の高い不良検出を実現します。

AC PD試験はIEC 60270およびIEC 60034-27-1に、インパルスPD試験はIEC 61934 Ed. 2およびIEC60034-27-5に準拠しています。AC PDの試験周波数範囲は45 Hz~1.1 kHzで、電荷量は、供試体静電容量Cが200 pF以上2 nF未満の場合は10 pC以上500 pC以下、2 nF以上10 nF以下の場合は10 pC以上2500 pC以下です。

モーター生産試験で高電圧リレーボックスSW2001を組み合わせて使う人には、ST4200-50がおすすめです。組み合わせることで検査システムを簡素化し、ノイズの影響を低減できますが、SW2001を使用しない場合は別途センサーが必要です。

高電圧発生源制御に対応する機器として、自動絶縁耐圧試験器3153、インパルス巻線試験器ST4030Aなどが2025年2月現在挙げられています。

測定データの保存先は、SDメモリカード、USBメモリ、内蔵SSDに対応しています。ただし、保存メディアは純正オプション品に限られ、SSDユニットU8332は工場出荷時指定の本体内蔵タイプで、容量は256 GBです。

部分放電検出器 ST4200

部分放電検出装置 DCM-S1

通電中の変電機器を現地で止めずに点検したい人には、部分放電検出装置 DCM-S1がおすすめです。機器表面の塗装の上から部分放電を検出でき、変電機器の部分放電を通電状態で高感度に検出する装置です。

対象となるのは変圧器、リアクトル、配電盤内の収納機器、電力ケーブルの端末部分で、絶縁架台搭載機器にも対応できます。油・ガス・固体・気中など絶縁媒体を問わず、電力ケーブルや乾式変圧器など、鉄製タンクに収納されていない対象物の部分放電検出にも使えます。

連続監視が可能で、無電圧a接点から部分放電検出を外部へ出力できます。

検出レベルは1mV~1000mVで、6段階で切り換えられ、10段階LEDインジケータや放電検出回数の表示にも対応し、センサー信号はBNC端子からオシロスコープへ出力できます。

電源は9V電池×1本またはAC100V(ACアダプタ付属)です。

カタログの定格・寸法・外観などは変更されている場合があり、注文時には仕様を改めて確認するよう案内されています。

部分放電検出装置 DCM-S1

ポータブル型絶縁劣化診断器 PD SCAN

高圧・特別高圧受変電設備の絶縁劣化を活線状態で診断したい人には、ポータブル型絶縁劣化診断器 PD SCANがおすすめです。内蔵TEVセンサーで閉塞配電盤の扉を開けずに部分放電を検出できます。

内蔵TEVセンサーと超音波マイクを備え、オプションのHFCTセンサーではケーブル、パラボラレシーバーでは遠距離の部分放電を検出できます。オプションセンサーは本体に接続すると自動認識されるため、複雑な設定は必要ありません。

構成品の異なる4種類のセットは、扱う対象と測定したい範囲に応じて選べます。高圧配電盤を扱う人には標準セットのセット1が、高圧配電盤とケーブルを扱い、HFCTでケーブルを診断したい人にはHFCTを追加したセット2がおすすめです。高圧配電盤をより詳細に分析したい人にはセット2にフレキシブル超音波マイクとAEセンサーを追加したセット3が、屋外の電力設備を扱い、パラボラレシーバーで遠距離の部分放電を検出したい人にはセット3にパラボラレシーバーを追加したセット4がおすすめです。

診断結果を判定表示で確認し、レポート作成まで行いたい人には、PD SCANがおすすめです。部分放電レベルの大きさとパルス数から診断結果を自動計算し、正常・注意・危険の3種類のアイコンで表示できます。

コロナ・沿面・内部の部分放電を1台で測定し、種類の特定とノイズとの分別ができるほか、内蔵カメラとQRコードスキャナーを備え、付属のMeggerBook REでレポートを作成できます。

使用温度は-10~55℃、相対湿度は93%(30℃、結露なきこと)、保護等級はIP54です。

内蔵バッテリーの動作時間は約8時間、充電時間は約2時間です。

ポータブル型絶縁劣化診断器 PD SCAN

部分放電検出器の選び分け

ST4200は測定内容でセンサーを選ぶ

部分放電検出器 ST4200はAC PDとインパルスPDのデュアルモードですが、センサーは測定方式だけでなく、インパルスPDでは検出か試験かという目的にも合わせて選びます。

測定内容センサー
AC PD試験ST9210
インパルスPD検出ST9211
インパルスPD試験ST9220

AC PDとインパルスPDのどちらを行うか、またインパルスPDで検出と試験のどちらを行うかによって、選ぶセンサーの型番が変わります。本体のデュアルモード対応だけでなく、目的に合うセンサーを含めて購入構成を決めることが判断のポイントです。

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