
停電時の防災で家電の消費電力を計算し、非常用電源を備えるやり方
停電したら、冷蔵庫とスマホのどちらを先に守ればいいか分からない。
停電で家電がどこまで動くのか、消費電力から迷ってしまいますよね。
停電に備える計算
動かす家電の消費電力を足し、使う時間を掛けて必要な電力量を計算しましょう。
家の家電を全部動かす前提だと、必要な出力も電力量も一気に膨らみます。止めたくない機器だけを選び、定格のWと使う時間からWhを分けると、コンセントが要る家電と、乾電池やモバイルバッテリーで足りる機器を切り分けられます。
消費電力の調べ方
家電の消費電力は、本体のラベル、取扱説明書の仕様、メーカーが公開している仕様表、コンセントと機器の間に挟むワットチェッカーのどれかで確認します。表示がWかVAかを見て、Wと書いてある値を計算に使います。
| 手段 | 種類 | 確認する場所 | 分かること |
|---|---|---|---|
| 定格ラベル | 機器本体の表示 | 側面や底面 | 定格消費電力 |
| 取扱説明書 | 紙またはPDF | 仕様の欄 | 定格消費電力 |
| メーカー仕様 | 公式の仕様表 | 型番のページ | 定格と電源方式 |
| ワットチェッカー | 計測器 | コンセントと機器の間 | 使っているときの電力 |
- 仕様表の定格Wを基準にし、実際に使っているときのWはワットチェッカーで確認します。
- 同時に動かす機器はWを足し、時間をずらす機器はWhだけを足します。
- USBや乾電池で動く通信機器や照明は、コンセント家電の合計から外します。
- 起動時に定格より大きな電力を使う機器は、定格Wだけで動くと判断しないでください。
消費電力の計算手順
家電ごとに「何Wか」と「何時間使うか」を分けてから足すと、非常用に確保する出力と電力量が分かれます。機種ごとにボタンの位置は違うので、ここでは機器を問わない流れだけにします。
- 停電中に動かす家電を、通信、照明、冷蔵、調理のように役割で書き出す。
- 各家電の定格消費電力を、ラベルか取扱説明書か公式仕様で控える。
- 使う時間を掛けて電力量にし、同時に動かす分は消費電力も足す。
- 合計の連続した消費電力と合計の電力量を、用意できる電源の連続出力と容量と比べる。
- 定格消費電力と、起動の瞬間だけ大きくなる電力を一つの数字にまとめない。
- 電力量はどれだけ使えるか、消費電力は同時に流せるかで、容量が大きいだけでは高出力の家電は動きません。
- 冷蔵庫のように動き方が断続する機器は、最大の消費電力が何時間も出続ける前提で時間を掛けない。
- 人命に関わる医療機器は、一般の家電向けの計算には含めないでください。
停電6時間の例
たとえば、佐藤さんが6時間の停電でスマホの充電とLEDランタン、小型の扇風機だけを動かすと決めたら、各機器のラベルに書いてある消費電力を書き出し、同時に使う時間を掛けて電力量を出します。冷蔵庫も入れるなら、定格とは別に起動時に大きくなる電力が説明書にないかを見てから、用意する電源の連続出力と比べます。通信と照明だけなら、コンセント家電の合計に入れず、乾電池やモバイルバッテリーで足りるかを先に分けます。
おすすめのポータブル電源
家電の合計の消費電力と必要な電力量が出たら、まだポータブル電源がない場合はその範囲に収まる1台を用意してください。個人的にはAnker Solix C1000 Gen 2(型番A1763、ダークグレー、本体のみ)がおすすめです。容量は1024Wh、ACの連続出力は1550W、重さは約11.3kgなので、計算結果がこの範囲に収まるかを見てから選べます。
ACが5口、USB-Cが3口、USB-Aが1口あるので、計算で残したコンセント家電とスマホを同じ台へつなぎやすいです。瞬間最大2300Wを連続出力と混同せず、200Vの機器や1550Wを超える連続負荷には選ばないでください。ソーラーパネルは付属しないので、太陽光で充電したい場合は対応する電圧・端子と必要なケーブルを別費用で確認してください。容量とAC出力はAnker Solix C1000 Gen 2の公式製品ページで確認できます。

まず家電のWを控える
停電中に動かす家電を書き出し、ラベルの消費電力と使う時間から電力量を出してみてください。ポータブル電源がまだない場合は、計算結果が収まるかを見たうえで、Anker Solix C1000 Gen 2の商品ページを確認してみてください。
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