
コピーの濃度を薄く、濃く合わせる方法
コピーした紙が、原稿より薄かったり濃かったりする。
文字が飛んだり、黒がつぶれて読めなかったりすると、困りますよね。
コピー濃度の合わせ方
原稿の濃さを見て、コピーの濃度を一段ずつ合わせましょう。文字が飛んでいる原稿は少し濃く、黒がつぶれている原稿は少し薄くすると、読みやすい紙に近づきます。
濃度は、原稿の色をそのまま写すだけでなく、濃くする方向と薄くする方向へ段階で動かせます。一度に大きく動かすと、細い文字が消えたり、写真の暗い部分が真っ黒になったりするので、1枚刷って原稿と見比べてから次の段階へ進むのが確実です。
濃度を変える手段
コピーの濃さを変える場所は、紙の原稿をそのまま写すときと、データを紙にするときで分かれます。名前は機種やソフトで違いますが、役割は次の3つに整理できます。
| 手段 | 種類 | 使う場所 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| 本体のコピー濃度 | 複合機のコピー機能 | プリンター本体 | 紙の原稿を写す濃さを変える |
| 印刷の濃さ設定 | 印刷機能 | パソコン | 文書や写真データの印刷の濃さを変える |
| 読み取りの明るさ | スキャン機能 | 本体またはパソコン | 取り込んだ画像の明るさを整えてから印刷する |
- 紙の原稿をそのままコピーするときは、本体のコピー濃度を使います。
- 文書データや写真データを紙にするときは、印刷の濃さ設定を使います。
- 原稿を一度読み取ってから濃さを直すときは、読み取りの明るさと、その後の印刷の濃さを分けて見ます。
- 文字を読みたいときは濃くする方向、写真の黒つぶれを避けたいときは薄くする方向を先に試します。
濃度を合わせる流れ
濃さは、原稿を見て、一段だけ変えて、刷った紙と見比べる繰り返しで合わせます。ボタンの名前や位置は機種ごとに違うので、どの機械でも共通する流れだけをまとめます。
- 原稿が文字中心か、写真や塗りつぶしが多いかを見ます。
- 薄いと感じたら一段濃く、濃すぎると感じたら一段薄くします。
- 1枚だけコピーして、元の原稿と並べて濃さを比べます。
- まだ足りなければ、同じ方向へもう一段だけ動かして、もう一度比べます。
- 最初から一番濃い、または一番薄い設定にしないでください。文字がつぶれたり、消えたりしやすくなります。
- 文字と写真が混ざった原稿は、文字と写真のどちらを優先するかを決めてから濃さを動かします。
- 紙のしわや斜め置きで薄く見えることもあるので、濃度を動かす前に原稿の置き方も見ます。
- 必要枚数をまとめて刷る前に、1枚で濃さを確定します。
薄い文字の書類
たとえば、田中さんが文字の薄い書類をコピーする場面を考えます。原稿を見て文字中心だと判断し、コピー濃度を一段だけ濃くして1枚刷り、元の書類と並べて濃さを見ます。まだ薄い場合は、同じ方向へもう一段だけ動かして、もう一度見比べます。
複合機がない場合のおすすめ
紙の原稿の濃さを合わせながらコピーするなら、プリントとコピーができる複合機が必要です。まだ手元にない場合は、個人的にはエプソン カラリオ EW-056A(ホワイトの通常本体、初期インク同梱)がおすすめです。A4のインクジェット複合機で、プリント・コピー・スキャンに対応しているので、この作業に使えます。
顔料黒1色と染料3色が独立したカートリッジなので、色ごとに交換できます。ADFと自動両面印刷は付いていないため、大量の書類を自動で処理する用途には向かず、すでにコピーできる複合機があるなら買い足す必要はありません。プリント、コピー、スキャンの対応と、ADFや自動両面の有無は、エプソン カラリオ EW-056Aの公式商品ページで確認できます。

まず1枚で見比べる
手元の原稿を見て、濃度を一段だけ動かし、1枚コピーして見比べてみてください。複合機がまだない場合は、紹介したエプソン カラリオ EW-056Aの商品ページで、プリントとコピーに対応しているかを確認してみてください。
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