
上履き入れにマチを付けて縫う方法
上履きを入れると底が折れ、口だけがふくらむ。
底が広がらない袋だと、靴が斜めに入って口が締まりにくいです。
底が広がる縫い方
上履き入れは、底にマチ布を縫い付けてから周囲を合わせ、底が広がる袋にしましょう。
底が平らな布を二つ折りしただけでは、上履きの厚みの分だけ口が狭くなります。底に別布のマチを縫い付けると、靴が乗る面ができ、口をその上に残せます。
手縫いとミシン
マチの縫い目は、手縫いでも家庭用ミシンの直線縫いでも通せます。底の角は布が重なるので、本番の前に端布で針が通るか見ておきます。
| 手段 | 種類 | 向く布 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 手縫い | 針と糸 | 薄手の綿 | 短い縫い目を手元で通す |
| 直線縫い | 家庭用ミシン | 綿やシーチング | 底マチの長い縫い目を通す |
| 接着芯 | 布の補強材 | 口布や持ち手 | 口元のへたりを抑える |
- 針と糸だけなら、表布・裏布・底マチを同じ順に手縫いします。
- 直線縫いができるミシンがあるなら、底マチの長い辺をミシンに任せ、角だけ針を落として向きを変えます。
- 口や持ち手が柔らかい布なら、その部分だけ接着芯を貼ってから縫います。
マチを付ける縫い順
上履きの実寸から表布、裏布、底マチを裁ち、マチを底へ縫い付けてから表と裏を合わせます。機種ごとのボタン位置ではなく、布を重ねる順で底の広がりが決まります。
- 上履きの長さ・幅・高さを測り、縫い代を足して表布、裏布、底マチを裁つ。
- 表布どうし、裏布どうしをそれぞれ筒状に縫い、底マチを本体の底辺へ縫い付ける。
- 表と裏を中表で合わせ、口を少し残して周囲を縫い、ひっくり返して口を始末する。
- 持ち手や名前を書く布が要る場合は、口を整えたあとに付ける。
- 底マチの横幅は、上履きの幅に縫い代を足した寸法に合わせる。
- 角は縫い代を割り、ひっくり返す前に底が平らになるか仮止めで見る。
- 重ね枚数が多い角は、針が布を通るか端布で確認してから本番を縫う。
- 園や学校の寸法指定がある場合は、測った実物より指定の仕上がり寸法を優先する。
入園用の上履き
たとえば、入園前の佐藤さんは、子どもの上履きを床に置いて長さと幅と高さを測り、縫い代を足して表布・裏布・底マチを裁ちます。底マチを本体の底辺へ縫い付けてから表と裏を中表で合わせ、口を少し残して縫い、ひっくり返して靴を入れ、底が広がるか見ます。これは仮定の一場面で、仕上がり寸法は園の指定と実物の上履きに合わせます。
ミシンがない場合のおすすめ
底マチの長い縫い目は手縫いでも通せますが、ミシンがまだない場合は、足元で速度を変えながら縫える電動ミシンがあると角で止めやすいです。個人的には、黒でフットコントローラーが標準装備のシンガー SN773K ブラックが、この縫い方には合いやすいと思います。
底の角で布が重なるところは、フットコントローラーで速度を落として縫えます。模様数や自動糸調子、自動糸切り、文字刺しゅうは確認できておらず、手縫いで同じ順に縫えるなら買い足さなくて大丈夫です。電動ミシンの型番は、シンガー SN773Kの製品ページで確認できます。

裁断から始める
まず上履きの長さ・幅・高さを測り、縫い代を足して表布・裏布・底マチを裁ってみてください。ミシンがまだない場合は、シンガー SN773K ブラックの商品ページで、黒のフットコントローラー付きかどうかを確認してみてください。
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