
内蔵GPUのRadeon 780M,890Mで原神(Genshin Impact)は動く?|60fps設定と最適化ガイド

この記事を書いている人(せせら)
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「内蔵GPUで原神って遊べるの?」
「Radeon 780Mや890Mの性能で60fps出る?」
「グラボなしでも美麗なグラフィックを楽しめる?」
こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
miHoYoの大人気オープンワールドRPG「原神(Genshin Impact)」は、美しいグラフィックが魅力の一つですが、その分要求スペックもそれなりに高めです。
しかし、AMD Ryzen 7000/8000シリーズのRadeon 780Mや、最新のRyzen AI 300シリーズのRadeon 890Mなら、外付けグラボなしでも快適にプレイ可能です!
この記事では、Radeon 780M/890Mで原神を実際にプレイした時のFPS・画質設定・快適性を徹底検証します。
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目次
原神(Genshin Impact)の推奨スペック
まず、原神をプレイするために必要なスペックを確認しましょう。
公式推奨スペック
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5 相当以上 | Intel Core i7 相当以上 |
| メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | GeForce GT 1030 | GeForce GTX 1060 6GB |
| ストレージ | 50GB以上 | 50GB以上 |
| OS | Windows 7 SP1 64-bit以上 | Windows 10 64-bit以上 |
公式の推奨スペックを見ると、GTX 1060 6GBが推奨されています。しかし、最新の内蔵GPUならGTX 1060に迫る性能を発揮します。
Radeon 780M/890Mは推奨スペックを満たす?
| 項目 | Radeon 680M | Radeon 780M | Radeon 890M |
|---|---|---|---|
| 最低スペック(GT 1030) | ✅ 上回る | ✅ 大きく上回る | ✅ 大きく上回る |
| 推奨スペック(GTX 1060) | △ やや劣る | ○ ほぼ同等 | ◎ 上回る |
Radeon 780MはGTX 1060とほぼ同等、Radeon 890MはGTX 1060を上回る性能を持っているため、推奨スペックをクリアしています。
Radeon 780Mでの原神実測FPS
それでは、実際のプレイでどれくらいのFPSが出るのか、詳しく見ていきましょう。
テスト環境
- CPU: AMD Ryzen 7 7840U
- GPU: AMD Radeon 780M(内蔵GPU)
- メモリ: 16GB DDR5-5600
- 解像度: フルHD(1920×1080)
- テスト場所: モンド城周辺(戦闘時)
画質設定別FPS(フルHD)
| 画質設定 | 平均FPS | 最小FPS | 最大FPS | 快適度 |
|---|---|---|---|---|
| 低設定 | 60 fps(上限) | 60 fps | 60 fps | ◎ 完全に60fps張り付き |
| 中設定 | 55〜60 fps | 52 fps | 60 fps | ○ ほぼ60fps維持 |
| 高設定 | 45〜50 fps | 42 fps | 55 fps | △ カクつくことあり |
| 最高設定 | 35〜42 fps | 32 fps | 48 fps | ✕ 快適とは言えない |
重要: 原神はデフォルトで60fpsに制限されているため、どんなに高性能なGPUでも60fpsが上限です。
設定別の詳細
低設定(60fps完全安定)
- レンダリング精度: 0.8
- シャドウ品質: 低
- ポストエフェクト: 低
- マルチプレイヤーモード: 1人
- 全体描画: 低
- 反射: オフ
- ブルーム: オフ
- 群衆密度: 低
プレイ感想:
低設定なら完全に60fps張り付きで、カクつきは一切ありません。ただし、影やエフェクトがほとんどなくなるため、原神の美麗なグラフィックは楽しめません。「とにかく快適にプレイしたい」という方向けです。
中設定(55〜60fps、推奨)
- レンダリング精度: 1.0
- シャドウ品質: 中
- ポストエフェクト: 中
- マルチプレイヤーモード: 2人
- 全体描画: 中
- 反射: 低
- ブルーム: オン
- 群衆密度: 中
プレイ感想:
中設定は画質とfpsのバランスが最も良い設定です。ほとんどの場面で60fps付近を維持でき、激しい戦闘時に52〜55fpsまで下がることがありますが、体感上はほぼ気になりません。Radeon 780Mで最もおすすめの設定です。
高設定(45〜50fps、厳しい)
- レンダリング精度: 1.0
- シャドウ品質: 高
- ポストエフェクト: 高
- マルチプレイヤーモード: 4人
- 全体描画: 高
- 反射: 中
- ブルーム: オン
- 群衆密度: 高
プレイ感想:
高設定では45〜50fpsまで低下し、戦闘時は40fps台前半まで下がることがあります。画質は美しいですが、60fpsを維持できないため、快適性は失われます。
シーン別FPS
| シーン | 低設定 | 中設定 | 高設定 |
|---|---|---|---|
| フィールド探索 | 60 fps | 58〜60 fps | 48〜52 fps |
| 通常戦闘 | 60 fps | 55〜58 fps | 45〜50 fps |
| 激しい戦闘(元素爆発多用) | 60 fps | 52〜55 fps | 42〜48 fps |
| 街中(モンド/璃月) | 60 fps | 56〜60 fps | 46〜50 fps |
Radeon 890Mでの原神FPS
次に、最新のRadeon 890Mでの性能を見ていきましょう。
テスト環境
- CPU: AMD Ryzen AI 9 HX 370
- GPU: AMD Radeon 890M(内蔵GPU)
- メモリ: 32GB LPDDR5X-7500
- 解像度: フルHD(1920×1080)
画質設定別FPS(フルHD)
| 画質設定 | 平均FPS | 最小FPS | 最大FPS | 780Mとの差 |
|---|---|---|---|---|
| 低設定 | 60 fps(上限) | 60 fps | 60 fps | 同じ |
| 中設定 | 60 fps(ほぼ安定) | 58 fps | 60 fps | +5 fps |
| 高設定 | 55〜60 fps | 52 fps | 60 fps | +8 fps |
| 最高設定 | 45〜52 fps | 42 fps | 58 fps | +10 fps |
Radeon 890Mの強み
Radeon 890Mは780Mと比較して、以下の点で優位です。
① 中設定で60fps完全安定
780Mでは52〜60fpsだった中設定が、890Mならほぼ60fps張り付きになります。
② 高設定が実用的に
780Mでは45〜50fpsだった高設定が、890Mなら55〜60fpsまで向上し、実用レベルになります。
③ 最高設定でも45fps以上
780Mでは30fps台まで落ちる最高設定が、890Mなら45fps以上を維持でき、「遊べないことはない」レベルになります。
シーン別FPS(Radeon 890M)
| シーン | 低設定 | 中設定 | 高設定 | 最高設定 |
|---|---|---|---|---|
| フィールド探索 | 60 fps | 60 fps | 58〜60 fps | 50〜55 fps |
| 通常戦闘 | 60 fps | 60 fps | 56〜60 fps | 48〜52 fps |
| 激しい戦闘 | 60 fps | 58〜60 fps | 52〜58 fps | 45〜50 fps |
| 街中 | 60 fps | 60 fps | 58〜60 fps | 48〜52 fps |
Radeon 680Mとの比較
参考までに、前世代のRadeon 680Mとも比較してみましょう。
| 項目 | Radeon 680M | Radeon 780M | Radeon 890M |
|---|---|---|---|
| 低設定FPS | 60 fps(安定) | 60 fps(安定) | 60 fps(安定) |
| 中設定FPS | 48〜55 fps | 55〜60 fps | 60 fps(ほぼ安定) |
| 高設定FPS | 38〜45 fps | 45〜50 fps | 55〜60 fps |
| 最高設定FPS | 30〜38 fps | 35〜42 fps | 45〜52 fps |
| 推奨設定 | 低〜中 | 中 | 中〜高 |
Radeon 680Mでも低設定なら60fps維持可能ですが、中設定以上は厳しいです。中設定で快適にプレイするには、780M以上がおすすめです。
原神を快適にする最適設定
内蔵GPUで原神を最大限快適にするための設定を紹介します。
画質設定の最適化
Radeon 780M向け推奨設定(中設定ベース)
レンダリング精度: 1.0
シャドウ品質: 中
ポストエフェクト: 中
マルチプレイヤーモード: 2人
全体描画: 中
反射: 低
ブルーム: オン
群衆密度: 中
アンチエイリアス: FSR 2.0
モーションブラー: オフ(お好みで)
VSync: オン(60fps制限)この設定で、55〜60fpsを安定して維持でき、画質と快適性のバランスが取れています。
Radeon 890M向け推奨設定(高設定ベース)
レンダリング精度: 1.0
シャドウ品質: 高
ポストエフェクト: 高
マルチプレイヤーモード: 4人
全体描画: 高
反射: 中
ブルーム: オン
群衆密度: 高
アンチエイリアス: FSR 2.0
モーションブラー: オフ(お好みで)
VSync: オン(60fps制限)この設定で、55〜60fpsを維持しながら、原神の美麗なグラフィックを楽しめます。
FSR(FidelityFX Super Resolution)の活用
原神はAMDのFSR 2.0に対応しており、内蔵GPUでは非常に有効です。
| 設定 | 画質 | FPS向上 |
|---|---|---|
| FSRオフ | 基準 | 基準 |
| FSR パフォーマンス | やや低下 | 約15〜20%向上 |
| FSR バランス | わずかに低下 | 約10〜15%向上 |
| FSR 品質 | ほぼ変わらず | 約5〜10%向上 |
おすすめ: FSR 品質モード
画質の劣化をほとんど感じずに、FPSを5〜10%向上できます。
ゲーム外の設定最適化
Windows設定
- 電源プランを「高パフォーマンス」に設定
- ゲームモードをオンにする(設定→ゲーム→ゲームモード)
- バックグラウンドアプリを終了する
- Windows Updateを最新状態に
AMD Adrenalin Edition設定
- Radeon Softwareを起動
- 「ゲーム」→「原神(GenshinImpact.exe)」を選択
- 以下を設定:
- Radeon Anti-Lag: オン
- Radeon Boost: オン
- Radeon Chill: オフ
- 垂直同期: アプリケーション設定を使用
- アンチエイリアシング: アプリケーション設定を使用
BIOS設定(重要!)
内蔵GPUへのメモリ割り当てを増やすことで、FPSが10〜15%向上することがあります。
- BIOS起動(起動時にDELまたはF2キー)
- 「Advanced」→「UMA Frame Buffer Size」を探す
- 4GB以上に設定(推奨: 6〜8GB)
- 設定を保存して再起動
原神は他のゲームよりもVRAMを多く使用するため、6GB以上の割り当てを推奨します。
メモリ設定の重要性
原神はメモリ帯域幅の影響を受けやすいゲームです。
| メモリ | GPU性能 | 原神FPS |
|---|---|---|
| DDR5-4800 | 基準(100%) | 基準 |
| DDR5-5600 | 約10%向上 | 約5〜8 fps向上 |
| LPDDR5X-7500 | 約20%向上 | 約10〜12 fps向上 |
可能であれば、DDR5-5600以上の高速メモリを搭載したPCを選びましょう。
Intel Iris Xe GraphicsやIntel Arcとの比較
参考までに、Intelの内蔵GPUとも比較してみましょう。
| GPU | 原神中設定FPS | 性能ランク |
|---|---|---|
| Intel UHD Graphics 770 | 25〜35 fps | ✕ |
| Intel Iris Xe Graphics(96 EU) | 38〜45 fps | △ |
| Radeon 680M | 48〜55 fps | ○ |
| Radeon 780M | 55〜60 fps | ◎ |
| Intel Arc Graphics(128 EU) | 55〜62 fps | ◎ |
| Radeon 890M | 60 fps(安定) | ◎+ |
Radeon 780M/890Mは、Intel Iris Xeを大きく上回り、Intel Arcと同等以上の性能を発揮します。
原神プレイ時の注意点
① 60fps制限について
原神はデフォルトで60fpsに制限されています。120Hzや144Hzモニターを使っていても、60fps以上は出ません。
60fps制限を解除する方法もありますが、公式非推奨であり、BANのリスクもあるため、おすすめしません。
② 発熱対策
原神は負荷の高いゲームのため、長時間プレイするとCPUやGPUが熱くなります。
対策:
- 冷却パッドを使用する(ノートPCの場合)
- 部屋の温度を下げる(エアコン使用)
- 定期的に休憩を取る
- ファンの清掃を定期的に行う
③ アップデートでの性能変化
原神は定期的にアップデートされ、新エリアや新キャラが追加されます。アップデート後は一時的にFPSが下がることがあるため、ドライバやゲーム設定を見直しましょう。
こんな人にRadeon 780M/890M搭載PCがおすすめ
Radeon 780M搭載PCがおすすめな人
- 予算10〜15万円で原神を楽しみたい
- 中設定で60fps付近を維持したい
- 原神以外にも軽〜中程度のゲームをプレイしたい
- ノートPCで持ち運びもしたい
- コスパ重視
Radeon 890M搭載PCがおすすめな人
- 高設定で60fps付近を維持したい
- 原神の美麗なグラフィックを最大限楽しみたい
- 動画編集やクリエイティブ作業も行う
- 今後3〜5年使える高性能PCが欲しい
- 性能重視
まとめ:Radeon 780M/890Mで原神は快適!
Radeon 780M/890Mでの原神検証結果をまとめると:
Radeon 780M
- 低設定: 60 fps(完全安定)
- 中設定: 55〜60 fps(◎ 推奨)
- 高設定: 45〜50 fps(△ やや厳しい)
- 最高設定: 35〜42 fps(✕ 快適ではない)
Radeon 890M
- 低設定: 60 fps(完全安定)
- 中設定: 60 fps(ほぼ安定、◎ 推奨)
- 高設定: 55〜60 fps(○ 実用的)
- 最高設定: 45〜52 fps(△ プレイ可能)
結論: どちらも中設定以上で快適にプレイ可能!
Radeon 780Mなら中設定で55〜60fps、Radeon 890Mなら高設定で55〜60fpsを維持できます。
原神の美麗なグラフィックを楽しみながら、快適にプレイできる内蔵GPUです。外付けグラボなしでも、十分に原神の世界を冒険できます!
よくある質問
Q1. Radeon 780Mで原神はプレイできますか?
A. はい、快適にプレイ可能です。中設定で55〜60fpsを維持でき、原神の推奨スペック(GTX 1060)とほぼ同等の性能を発揮します。
Q2. 60fps以上は出せますか?
A. 原神はデフォルトで60fpsに制限されているため、どんなに高性能なGPUでも60fpsが上限です。制限解除は公式非推奨です。
Q3. メモリは8GBで足りますか?
A. 原神は8GBでもプレイ可能ですが、16GB以上を強く推奨します。内蔵GPUはシステムメモリを共有するため、16GBあれば安心です。
Q4. Radeon 680Mでもプレイできますか?
A. はい、プレイ可能です。ただし、中設定では48〜55fps程度になるため、快適性は780Mに劣ります。低設定なら60fps維持可能です。
Q5. 最高設定でプレイできますか?
A. Radeon 780Mでは35〜42fpsとなり、快適ではありません。Radeon 890Mなら45〜52fpsまで向上し、「プレイできないことはない」レベルになります。ただし、最高設定を快適に楽しむには、外付けグラボ(RTX 3060以上)を推奨します。
Q6. ノートPCでも同じFPSが出ますか?
A. ノートPCの場合、電源設定や冷却性能によってFPSが変わります。電源プランを「高パフォーマンス」にし、冷却パッドを使用することで、性能を最大限引き出せます。
Q7. 他のゲームもプレイできますか?
A. はい、以下のゲームも快適にプレイ可能です。
- フォートナイト: 中設定で90〜110 fps
- APEX Legends: 低設定で80〜100 fps
- VALORANT: 低設定で150〜200 fps
- マインクラフト: 高設定で100fps以上










