
Intel N200搭載PCはメモリ8GBと16GBどっちを選ぶべき?用途別に徹底解説【2025年版】

この記事を書いている人(せせら)
普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。
「N200搭載PCってメモリは8GBで足りるの?」
「16GBモデルのほうがいいって聞くけど、本当?」
「ブラウザたくさん開いたり、簡単なゲームもしたいけど大丈夫?」
Intel N200は「安くてそこそこ速い」CPUとして人気ですが、一番悩みやすいポイントがメモリ容量(8GB vs 16GB)です。
結論から言うと、
- 最低限なんとかなるライン → 8GB
- 快適さと「長く使う安心」を考えるなら → 16GBがおすすめ
です。
この記事では、N200搭載PCにおけるメモリ8GBと16GBの違いを、用途別に分かりやすく解説します。
これからN200搭載PCを選ぶ方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Intel N200搭載PCでメモリが重要な理由
まず前提として、N200は内蔵GPU(UHD Graphics 32EU)を使うCPUです。
内蔵GPUはメモリを「VRAM」として共用する
N200には専用のビデオメモリ(グラボ用メモリ)はありません。
その代わり、PCのメインメモリ(8GB / 16GB)から一部を「VRAM」として共有します。
例えば:
- メモリ8GBモデル
- OS(Windows 11)や常駐ソフトで数GB
- ブラウザやアプリでさらに数GB
- 残りから内蔵GPUが映像処理用にメモリを使う
- メモリ16GBモデル
- 同じ作業でも「空き」が大きく、内蔵GPUに回せる余裕も増える
そのため、N200+内蔵GPUの環境では、メモリ容量が「動作の軽さ」と「グラフィック性能」に直結します。
結論の整理:8GBで足りる人・16GBを選ぶべき人
先に全体の結論を整理しておきます。
メモリ8GBで足りる人
✅ 用途がかなりライトな人
- Webブラウジング(タブは10枚前後まで)
- YouTubeなどの動画視聴
- Office(Word / Excel)で簡単な文書・表作成
- 家計簿アプリ、メモアプリなどの軽いツール
✅ 同時に起動するアプリが少ない人
- ブラウザ+1〜2個のアプリ程度
- 背景でたくさんのソフトを動かさない
✅ 「安さ最優先」で、とりあえず数年使えればOKな人
- できるだけ初期費用を抑えたい
- 将来の増設や買い替えも視野に入れている
メモリ16GBを選ぶべき人
✅ ブラウザのタブをたくさん開く人
- 調べ物でタブを20〜30枚平気で開く
- GoogleスプレッドシートやWeb版Officeを多用する
✅ 軽いゲームやクリエイティブ用途も少しやりたい人
- マインクラフトなどの軽量ゲーム
- 動画編集ソフトの簡単なカット編集
- 画像編集(Canva、Photopea、GIMPなど)
✅ 「できれば5年以上、長く快適に使いたい」人
- Windows 11のアップデートで必要メモリが少しずつ増えていく
- 将来のブラウザやアプリも今より重くなる前提で考えたい
迷ったら16GBを選んでおくと「もっとメモリ積んでおけばよかった…」という後悔が少なくなります。
Windows 11+N200で8GBだと何が起きる?
1. OSと常駐ソフトだけでけっこう使う
Windows 11は、起動直後でも数GBのメモリを使用します。
そこにセキュリティソフト、クラウドストレージ(OneDrive / Dropbox など)、常駐系アプリが加わると、
- 「何もしていないつもり」でも、半分近くメモリが埋まっている
という状況になりがちです。
2. ブラウザのタブを増やすほど一気に苦しくなる
ブラウザ(特にChrome系)は1タブごとのメモリ消費が大きく、
- 動画再生タブ
- SNS
- ショッピングサイト
- Web版Office / Googleスプレッドシート
などを開いていくと、あっという間にメモリが足りなくなります。
メモリが足りなくなると:
- タブ切り替え時に「一瞬止まる」「読み込みし直す」
- スクロールがカクつく
- アプリの起動や切り替えが遅くなる
といった「じわじわストレス」が増えていきます。
3. 内蔵GPUのための余裕がなくなる
N200の内蔵GPUもメモリを使うため、
- 8GB環境:OS・アプリ・ブラウザが使った残りを少しだけGPUが使う
- 16GB環境:同じ作業でも空きが大きく、GPUにも十分な余裕が残る
となります。
その結果、
- 8GB環境だと動画編集・軽いゲームで「カクつき」が出やすい
- 16GB環境だと、同じN200でも一段階上の快適さになる
という差が生まれます。
用途別:N200+8GB / 16GBの快適度
ここからは、よくある用途ごとに8GBと16GBでどの程度変わるかを整理します。
1. 日常作業(Web・メール・動画視聴)
メモリ8GBの場合
- ブラウザタブ:10枚前後までならほぼ問題なし
- YouTubeやNetflix視聴:フルHDであれば概ね快適
- Webメール・SNS:同時に何個も開かなければOK
注意点
- タブを開きすぎると、裏で開いていたタブが再読み込みされやすい
- 常駐ソフトが多いと、体感が重くなりやすい
メモリ16GBの場合
- タブ20〜30枚開いても、かなり余裕がある
- 動画視聴しながら別タブで調べ物、チャット、Web版Officeを同時に使っても安定
結論
- ライトなネット・動画中心なら8GBでも「なんとかなる」
- ただし、「ながら作業」が増えるほど16GBの余裕が効いてくる
2. オフィス作業・在宅ワーク用途
メモリ8GBの場合
- Word / Excel単体で使う分には問題なし
- 簡単なパワポ資料作成もOK
- ブラウザでWeb会議+資料閲覧程度ならギリギリこなせる
厳しくなるケース
- Web会議(Zoom / Teams)+複数のOfficeファイル+ブラウザタブ多数
→ 映像がカクついたり、操作がワンテンポ遅くなりがち
メモリ16GBの場合
- Web会議+ブラウザ20タブ+Office数ファイルでも余裕が残りやすい
- 資料を開いたり閉じたりしても、もたつきが少ない
結論
- 学生さんのレポート作成や軽い事務作業なら8GBでもOK
- 在宅ワークでWeb会議+資料作成を日常的に行うなら16GB推奨
3. 軽いゲーム(マイクラなど)やクリエイティブ用途
メモリ8GBの場合
- マインクラフト(軽めの設定):遊べるが、
- 影MODや重いリソースパックは厳しい
- 他のアプリを同時に動かすと一気に重くなる
- 画像編集(軽めのサイズ):我慢すれば使えるレベル
- 動画編集:簡単なカット編集やトリミング程度が限界
よくあるストレス
- 画面が一瞬止まる(プチフリーズ)
- エクスポートや保存に時間がかかる
メモリ16GBの場合
- 同じN200でも、内蔵GPUが使えるメモリが増えるため余裕が出る
- 軽いゲームの安定性が増し、設定も少し上げやすい
- 画像編集や簡単な動画編集なら「現実的に使える」レベルに近づく
結論
- N200でゲームや編集をするなら「最低16GB」は見ておいたほうが安全
- 8GBでも動きはするが、「カクつきとの戦い」になりやすい
4. マルチタスク・長時間の使いっぱなし
メモリ8GBの場合
- 朝からブラウザやアプリを開きっぱなしで作業していると、
- だんだん動作が重くなる
- タブを閉じたり再起動しないとキツくなる
メモリ16GBの場合
- メモリにかなり余裕があるため、
- タブを閉じなくても粘れる
- 長時間つけっぱなしでも、重くなりにくい
結論
- 「PCをよく再起動する人」や「1つずつ作業する人」なら8GBでもやっていける
- PCをつけっぱなし・タブ開きっぱなしにしがちな人は16GBのほうが確実に楽
将来性を考えると、N200は16GBで「ちょうど良い」
1. ソフトもブラウザも年々重くなる
過去を振り返ると、
- Windows 7 時代は「4GBで十分」と言われていた
- 今は「8GBは最低ライン、できれば16GB」と言われる
といったように、OSやアプリの標準的な重さは確実に増えています。
同じように、
- 2025年時点で「8GBでもなんとかなる」N200環境も、
- 数年後には「16GBないと厳しい」側に寄っていく
可能性が高いです。
2. N200自体は「そこそこ長く戦える」性能
別の記事でも解説している通り、N200は第7〜8世代Core i5相当クラスの性能があり、
日常用途ならしばらく困らないレベルです。
つまり、
- CPU性能は「そこそこ長持ち」なのに
- メモリ8GBが足を引っ張って先に限界が来る
というパターンになりがちです。
3. 「あとから増設できるかどうか」も要チェック
N200搭載PCには、
- メモリが交換・増設できるモデル
- メモリがオンボード(基板直付け)で増設できないモデル
の2種類があります。
もし、
- オンボードで増設不可
→ 最初から16GBモデルを選んだほうが安心 - SODIMMスロットで増設可能
→ まず8GBで始めて、足りなければ後から16GBにするのも選択肢
というように、本体の構造も含めて検討するのがおすすめです。
(具体的なN200搭載PCごとの増設可否やおすすめ構成は、別のN200関連記事で詳しく整理しておくと分かりやすくなります)
N200 × メモリ8GB / 16GBの選び方まとめ
最後に、ここまでの内容をシンプルにまとめます。
8GBでもOKなケース
- ネット閲覧・動画視聴・簡単なOffice作業が中心
- ブラウザタブは10枚前後まで
- たくさんのアプリを同時に起動しない
- 予算をできるだけ抑えたい
- 将来、増設や買い替えを前提にしている
16GBを強くおすすめしたいケース
- 調べ物でタブを大量に開く
- Web会議+資料作成をよく行う
- マインクラフトなど軽いゲームも遊びたい
- 画像編集や簡単な動画編集も少し触りたい
- 3〜5年以上、同じPCを使い続けたい
- メモリ増設ができないモデルを買う予定
最終結論
- 「今だけなんとか動けばいい」なら8GBでも動く
- でも、快適さ・余裕・長く使うことを考えると、N200には16GBがベストバランス
N200は価格のわりに優秀なCPUですが、メモリ容量をケチると本来のポテンシャルを発揮しきれません。
これからN200搭載PCを選ぶなら、
予算が許す限り、16GBモデル(または16GBに増設できる構成)
を前提に検討してみてください。










