
LenovoとASUS、買うならどっちがマシ?徹底比較ガイド【2025年版】

この記事を書いている人(せせら)
普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。
「LenovoとASUS、どっちのノートPCがおすすめ?」
「安くて性能がいいのは?」
「壊れにくさや使い勝手に違いはある?」
家電量販店やネットショップでよく見かけるLenovo(レノボ)とASUS(エイスース)。
どちらもコスパの良さで人気ですが、似ているようで実は「得意分野」が全く違います。
結論から言うと、
- 仕事で使う、文字をたくさん打つなら → Lenovo
- 綺麗な画面で動画を見たい、ゲームをしたいなら → ASUS
- 持ち運びやすさとデザイン重視なら → ASUS
- とにかく丈夫で壊れにくいPCがいいなら → Lenovo
という選び方が鉄則です。
この記事では、LenovoとASUSの違いを「特徴・画面・キーボード・壊れにくさ」で徹底比較し、あなたが本当に買うべき一台を明確にします。
目次
LenovoとASUSのざっくりイメージ比較
まずは、両社の「キャラクター」を理解しておきましょう。
Lenovo(レノボ)のイメージ
Lenovoは世界シェアNo.1の巨人です。
「ThinkPad」という伝説的なビジネスノートPCを持っているのが最大の強みで、「実用性・耐久性・キーボード」に関しては右に出るものがいません。
デザインは無骨で地味なモデルが多いですが、その分中身にお金をかけており、コスパは最強クラスです。
ASUS(エイスース)のイメージ
ASUSは台湾発のメーカーで、「先進技術・デザイン・ゲーミング」が得意分野です。
特に最近は有機EL(OLED)ディスプレイを標準搭載するモデルが増えており、同じ価格帯でも「画面の綺麗さ」ではASUSが圧勝しています。
デザインも都会的でスタイリッシュなものが多く、若い世代やクリエイターに人気があります。
ざっくり言うと、
Lenovo:質実剛健、仕事の道具として最強
ASUS:先進的、エンタメとクリエイティブに強い
というイメージです。
徹底比較:画面・キーボード・壊れにくさ
細かい違いを見ていきましょう。ここを知っておくと後悔しません。
1. 画面の綺麗さ(有機EL)
画面の綺麗さを重視するなら、間違いなくASUSです。
ASUSは「Zenbook」や「Vivobook」といった主要シリーズに、有機EL(OLED)ディスプレイを積極的に採用しています。
有機ELは黒色が完全に締まって見えるため、映画やアニメの没入感が段違いです。しかも、ASUSは10万円以下のモデルにもこれを惜しみなく搭載してきます。
一方のLenovoも有機ELモデルはありますが、基本的には上位モデル限定です。
普及帯のIdeaPadなどは一般的な液晶パネルが多いため、並べて比べるとASUSの方が圧倒的に鮮やかに見えます。
2. キーボードの打ちやすさ
文字入力を重視するなら、Lenovo一択です。
Lenovo、特にThinkPadのキーボードは「魔法の打ち心地」と言われるほど評価が高いです。
キーの形状が指にフィットするように湾曲していたり、深めのストロークがあったりと、長時間打っても疲れない工夫が詰まっているので、安いIdeaPadシリーズでも、配列に変なクセがなく素直に打てます。
ASUSのキーボードも悪くはありませんが、Lenovoほどの感動はありません。
また、モデルによってはEnterキーの右側に特殊キーがあったり、電源ボタンがBackSpaceの近くにあったりと、慣れが必要な配列もしばしば見受けられます。
3. 壊れにくさ・耐久性
「壊れにくさ」という点では、Lenovo(ThinkPad)が頭一つ抜けています。
ThinkPadは米軍調達基準(MIL規格)をクリアする頑丈な設計で、満員電車での圧迫やデスクからの落下テストなどをクリアしています。
「PCは道具だから、ガシガシ使いたい」という人には最高の相棒になります。
ASUSも最近のモデルはMIL規格を通しており丈夫ですが、やはり「薄さ・軽さ・美しさ」を重視した設計のため、ラフに扱うには少し気を使います。
特に有機ELパネルは衝撃に弱いため、持ち運びの際はケースに入れるなどの配慮が必要です。
価格帯別:おすすめシリーズ比較
予算ごとに、どちらのメーカーのどのシリーズを見るべきか整理します。
6〜9万円(コスパ重視・家庭用・学生用)
Lenovo:IdeaPad(アイデアパッド) Slim / Flex
この価格帯で「普通の液晶でいいから高性能なCPUが欲しい」ならLenovoです。
メモリ16GB搭載モデルなどが激安で手に入ります。見た目は地味ですが、動作はサクサクです。
ASUS:Vivobook(ビボブック)
「この値段で有機EL!?」と驚くようなモデルが見つかります。
動画視聴や写真閲覧がメインなら、スペックが多少低くても画面が綺麗なASUSを選んだ方が満足度は高いです。
結論:
性能重視なら Lenovo
画面の綺麗さ重視なら ASUS
10〜15万円(メインPC・ビジネス・持ち運び)
Lenovo:ThinkPad(シンクパッド) E / L シリーズ
仕事やレポート作成でガッツリ使うならこれです。
キーボードが打ちやすく、ポート類も充実しています。見た目は「ザ・仕事道具」ですが、信頼性は抜群です。
ASUS:Zenbook(ゼンブック)
薄型軽量で、カフェで開きたくなるような美しいデザインです。
有機EL搭載で1kg前後の軽いモデルも多く、持ち運びが多い大学生やノマドワーカーに最適です。
結論:
仕事・作業効率なら Lenovo
持ち運び・デザインなら ASUS
ゲーミングPCはどう選ぶ?
Lenovo:Legion(レギオン) / LOQ
冷却性能が高く、長時間ゲームをしても性能が落ちにくい設計です。
デザインも落ち着いていて、普段使いもしやすいのが特徴です。
ASUS:ROG(アールオージー) / TUF
ゲーミングPC界のトップブランドです。
デザインが派手でかっこよく、独自の冷却システムやソフト機能が充実しています。「ゲーミングPC買ったぞ!」という所有欲を満たしてくれるのはASUSです。
結論:あなたに向いているのはこっち!
最後にまとめます。
Lenovo(レノボ)を買うべき人
- 仕事やレポートで文字をたくさん打つ
- PCを落としたりぶつけたりするのが心配
- 画面の綺麗さよりも、処理速度(コスパ)を優先したい
- 「質実剛健」な道具が好き
ASUS(エイスース)を買うべき人
- YouTubeやNetflixを最高画質で楽しみたい(有機EL)
- 人とは違うおしゃれなデザインのPCが欲しい
- 軽くて持ち運びやすいPCを探している
- ゲーミングPCらしいかっこよさに惹かれる
迷ったらどうする?
- 「有機EL画面がいいか?」を自問自答する
→ イエスなら ASUS 即決 - 「キーボードを重視するか?」を考える
→ イエスなら Lenovo 即決 - どちらでもない場合
→ その時セールで安い方を買う
これで失敗することはありません。
どちらも世界的なトップメーカーなので、初期不良などのリスクは変わりません。
自分の「使い方」に合った方を選んで、快適なPCライフを送ってください。








