
初めての年末調整を自分でする?小さな会社の進め方とソフトの費用
従業員を雇って初めての年末、年末調整をしないといけないらしいなぁ。書類を配って集めて、計算するのは大変そうだなぁ。
初めてだと、何から手を付けるか迷いますよね。
年末調整の流れは?
まずは、年末調整の流れを確認しましょう。
「年末調整」は、1年分の給与にかかる所得税を計算し直し、毎月引いた額との差を精算する手続きです。従業員に控除の申告書を配って回収し、計算して、差額を12月か1月の給与で精算します。最後に「源泉徴収票」などを作り、税務署や市区町村に出します。
申告書で何を集める?
流れが分かったら、集める書類を確認しましょう。
従業員から、扶養している家族や支払った保険料など「控除」の申告書を集めます。証明書の添付が必要なものもあるので、早めに配りましょう。
手作業で困る点は?
集める書類が分かったら、手作業で困りやすい点も知っておきましょう。
紙の申告書は、書き漏れのたびに返して直してもらう必要があります。計算も手作業だと、間違いに気づきにくくなります。
どのソフトが候補?
困る点が分かったので、ソフトの候補を見ていきましょう。
- freee人事労務
- マネーフォワード クラウド給与
- ジョブカン給与計算
「申告書をWebで集められるか」と「少人数の料金」の2つの基準で絞りましょう。内容や料金は変わるため、各公式サイトで最新の内容を確認してください。
Webで申告書を集める?
1つめの基準は、申告書をWebで集められるかどうかです。
従業員がスマホで入力できれば、配って回収する手間が減ります。集めた内容から自動で計算できるかも確認しましょう。
少人数の料金は?
2つめの基準は、少人数の場合の料金です。
年末調整の機能が上位のプランだけのこともあります。年末調整が使えるプランの年額を比べましょう。
少人数で使うならどれ?
前の章の2つの基準、「申告書をWebで集められるか」と「少人数の料金」に照らすと、候補を一つに絞れます。
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今回の想定は、従業員3人以内の小さな会社で、初めての年末調整を自分でする事業主です。この用途には、私は弥生給与 Nextをおすすめします。
選ぶ理由は、2つの基準を両方満たしているからです。弥生給与 Nextは、控除の申告書をスマホやパソコンに配って回収でき、修正の依頼もWeb上でできます。ベーシックライト以上のプランなら、年末調整の計算と源泉徴収票などの法定調書の作成が自動です。基本料金でWebの年末調整を3人まで使えます。
一方で、4人以上でWebの年末調整を使うと従量課金が加わります。また、令和8年分の年末調整に対応したプログラムは、準備が整い次第公開される予定と案内されています。
いくらかかる?
費用を、実際の数字で確かめましょう。
2026年10月14日確認の公式料金は、ベーシックライトが年払いで月あたり3,000円+税(年36,000円+税)、月払いなら3,600円+税です。初期費用は0円です。
3人の会社で1年使う例
- 条件:従業員3人で、ベーシックライトを年払いで使う
- 料金:3,000円×12か月=36,000円(税抜)
- 初期費用:0円
- 合計:36,000円(税抜)
※ 上の公式料金から計算した例です。別途消費税がかかります。
始める前の注意は?
金額が分かったら、始める前の注意も確認しましょう。
エントリーライトやエントリーのプランには、年末調整の自動計算や法定調書の自動作成が含まれていません。年末調整を任せたいなら、ベーシックライト以上を選びましょう。
令和8年分の対応プログラムの公開時期は、公式の案内で確認しましょう。
進め方の手順は?
注意点を押さえたら、進めてみましょう。
- 最大2か月の無料体験を始める
- 従業員の情報と、今年の給与を登録する
- 控除の申告書の提出を、従業員のスマホに依頼する
- 回収した内容を確認し、必要なら修正を依頼する
- 年末調整を計算し、源泉徴収票などを作る
11月に始める例
- 条件:12月の給与で差額を精算したい
- 進め方:11月前半に無料体験を始めて給与を登録し、11月中に申告書を回収する
- 理由:12月の給与計算の前に、計算と確認を終えられるため
まず何をする?
まずは、今年1月からの給与と、毎月引いた所得税の記録を1か所に集めてみましょう。
その記録が、年末調整の計算の元になります。
あわせて読みたい:初めて人を雇ったら給与計算はどうする?ソフトで楽にする方法と費用
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