
マイト工業LBW-170Gを購入前に確認|溶接本数・重さ・充電時間
マイト工業のLBW-170Gは、電源のない現場でも使えるバッテリー溶接機ですが、数十万円するため、実際に何本溶接できるか、18.2kgを無理なく運べるかが購入前の確認点です。
最大170Aという数字だけでなく、使う溶接棒の太さと電源条件まで確認してください。100V電源の有無や現場の気温で、作業できる本数が大きく変わるからです。
この記事では、LBW-170Gの溶接本数、重さ、充電時間に加えて、必要な付属品や保証、軽作業向け・寒冷地向けの別機種まで解説していきます。
マイト工業の溶接機早見表
マイト工業のLBW-170Gは、電源がない現場で2.6mmの溶接棒を十数本、3.2mmの溶接棒を10本程度使う人におすすめで、最大溶接電流は170A(アンペア)、1.0〜4.0mmの溶接棒に対応します。
| 購入前に見る項目 | LBW-170Gの内容 |
|---|---|
| 商品 | マイト工業 LBW-170G 楽天市場で見る |
| 使える溶接棒 | 1.0〜4.0mm |
| バッテリーのみの本数 | 2.6mm:18本(110A) 3.2mm:10本(135A) 4.0mm:5本(155A) |
| 重さ | 18.2kg 電源コード・ショルダーベルトを含む |
| 充電時間 | 約1時間 気温や電池の状態により約30分延びる場合あり |
| 主な強み | バッテリーだけで溶接でき、100V電源があれば充電しながら使える |
| 購入前の確認 | 溶接用ケーブルの同梱内容、低温時の能力低下、利用者による電池交換ができない点 |
いちばん気をつけたいのは、4.0mmの溶接棒に対応していても、バッテリーだけでは5本という点です。4.0mmを何度も使う現場では、100V電源を併用するか、別の溶接機を用意してください。
また、階段や高所へ何度も運ぶなら13.5kgの軽量機、氷点下で使うなら寒冷地仕様を選んでください。LBW-170Gは、電源なしで3.2mmの溶接棒を10本前後使い、18.2kgを運べる人に向いています。
マイト工業の溶接本数
LBW-170Gで溶接できる本数は、使う溶接棒の太さと100V電源の有無で変わります。下表は1回分の作業サイクルで見た目安なので、1日の保証本数としては使えません。
| 溶接棒の太さ | 本数表の電流条件 | 100Vなし バッテリーのみ | 100V併用 10分のうち4分溶接 | 100V併用 10分のうち2分溶接 |
|---|---|---|---|---|
| 2.6mm | 110A | 18本 | 23本 | 58本 |
| 3.2mm | 135A | 10本 | 15本 | 20本 |
| 4.0mm | 155A | 5本 | 8本 | 11本 |
最大170Aの溶接機ですが、表の本数は170Aで計算した数字ではありません。4.0mmの溶接棒は155A、3.2mmは135A、2.6mmは110Aで使った場合の数値です。170Aなら4.0mmを何本使えるか、と読み替えないでください。
100V電源を取れない現場では、作業者がバッテリーのみの列を基準に作業量を決めてください。100Vを使える現場では、休止中にも充電できるため、10分のうち2分だけ溶接するペースの方が本数は増えます。気温、周囲の環境、電池の状態で実際の本数は変わるので、必要本数ぴったりではなく余裕を持たせます。
マイト工業の溶接機の重さ
LBW-170Gの重さは18.2kgです。電源コードとショルダーベルトを含んだ数字なので、持ち運びまで考えるなら本体だけの重さで判断しないでください。
サイズは取手を含めて、長さ440×幅215×高さ375mmです。車から作業場所まで近い平地なら運べても、階段や足場、高所へ何度も上げ下ろしする現場では18.2kgが負担になります。収納場所の幅と、肩掛けで通る動線も決めておきましょう。
4.0mmの溶接棒や本数が必要なら、18.2kgでもLBW-170Gが向いています。軽さを重視する人には13.5kgの軽量機もありますが、使える溶接棒の太さと本数は少なくなります。3.2mm以下の軽作業なのか、4.0mmまで必要なのかで必要な機種が変わります。
マイト工業の充電条件
LBW-170Gの充電時間は、満充電まで約1時間です。ただし、気温や電池の残量、電池の状態によって約30分延びる場合があります。昼休みの1時間で毎回必ず満充電に戻るとは限りません。
- 接地極付き(アース付き)の交流100Vコンセントを使う
- 充電だけを行うときは溶接スイッチを切る
- 0℃未満の環境では充電しない
- 夏の車内や熱源の近くで充電・保管しない
100V電源を使いながら溶接する場合は、長い延長コードや電線ドラムで電圧が落ちないようにしてください。電源の電圧が80V以下まで落ちると警告表示が出て、70Vまで下がると保護のため充電が止まります。電源が不安定な現場では、充電併用時の本数をそのまま当てにできません。
100Vを取れない場所では、前の表にあるバッテリーだけの本数を基準に作業量を決めてください。安定した100Vを確保できる現場なら、休止中に充電できるため本数を増やせます。LBW-170Gを電源のない現場で使うなら、充電時間だけでなく、現場の電源まで確認してください。
マイト工業の費用と保証
LBW-170Gは、2026年8月2日時点でAmazonに369,800円と表示されていました。価格や在庫は変わるため、購入直前に表示額を確認してください。また、ホルダーケーブルやアースケーブルが別売なら、本体価格だけでは現場で使い始められません。
保証期間は、販売店の表示が1年と2年に分かれています。「2年保証」と一律には決められないので、販売元、保証の対象が本体と内蔵電池のどちらまでか、修理時の送料や持込先を購入前に確認してください。
内蔵リチウム電池は利用者が交換できず、交換時はメーカー預かりになります。交換費用や納期、電池の寿命は購入前に一律の数字で出せません。高額な溶接機なので、本体価格だけでなく、ケーブル類と修理中の対応まで確認してから購入してください。
マイト工業の用途別機種
マイト工業のバッテリー溶接機は、必要な溶接棒の太さ、持ち運ぶ回数、現場の気温で向く機種が変わり、4.0mmを少量使うか100Vを併用できる人にはLBW-170G、軽さを重視する人にはLBW-155S、氷点下の現場にはLBW-170GHが向いています。
| 機種 | 向く人 | 主な強み | 弱点・購入前の確認 |
|---|---|---|---|
| マイト工業 LBW-170G 楽天市場で見る | 電源なしで2.6mm・3.2mmを使い、4.0mmは少量、または100Vを併用できる人 | 170A、1.0〜4.0mm対応。18.2kg、充電約1時間 | 18.2kgを運ぶ必要がある。4.0mmはバッテリーだけだと5本。ケーブル同梱を確認 |
| マイト工業 LBW-155S 楽天市場で見る | 4.0mmを使わず、持ち運びの負担を減らしたい人 | 13.5kgで、1.0〜3.2mmに対応。軽作業へ持ち出しやすい | 155Aまでで4.0mmは使えない。容量が小さく、本数もLBW-170Gより少ない |
| マイト工業 LBW-170GH 楽天市場で見る | 氷点下を含む寒冷地で使う人 | 170A、1.0〜4.0mm対応。18.2kg、充電約1時間 | 通常のLBW-170Gと本数や使用率が異なる。型番と保証条件を確認 |
4.0mmの溶接棒を使う予定があるなら、13.5kgの軽量機へ変えると作業範囲が狭くなるため、棒径と運搬距離を基準に選んでください。逆に3.2mm以下の軽作業で階段や足場を何度も移動するなら、18.2kgのLBW-170Gを持ち運ぶ負担が大きくなります。LBW-170GとLBW-155Sのどちらを買うか判断できます。
マイト工業の安全対策
LBW-170Gは電源のない現場で使えますが、水濡れの場所でも作業できる機械ではありません。作業者は、濡れた場所や濡れた手で操作せず、アース(接地)を取ってください。
- 火花が届く範囲から可燃物を取り除き、遮へいする
- 溶接箇所の裏側にも燃えやすい物がないか確認する
- 遮光面、革手袋、長袖、脚カバー、革前掛けを使う
- 溶接ヒューム(溶接中に出る煙)へ備え、換気や局所排気を行う
- 呼吸用保護具(防じんマスクなど)を作業環境に合わせて使う
- 本体から発火したときは、水をかけない
仕事として労働者にアーク溶接をさせる場合は、法令上の特別教育も必要です。LBW-170Gに電撃防止機能があっても、保護具、換気、アース、教育が不要になるわけではありません。電源がないことと、安全対策を省けることは別の話です。
QA
細い棒は本数計算できる?
計算できません。本数表は2.6mm・3.2mm・4.0mmの3種類だけで、1.0〜2.0mmの溶接棒は対応範囲に含まれていても、本数の目安が示されていないためです。細い棒ほど本数が増えると推測せず、必要な棒径の公式データを確認してから作業量を決めてください。
長時間の連続溶接は可能?
長時間の連続溶接を前提にする機械ではありません。本数表は1サイクルあたりの目安で、溶接棒の太さ、休止時間、100V電源、気温、電池の状態によって変わります。長時間の生産溶接が目的なら、エンジン溶接機や据置電源機を含めて別の機械を検討してください。
マイト工業の用途別購入結論
使う場所と溶接棒の太さを照らし合わせると、LBW-170G・LBW-155S・LBW-170GHの推奨条件が分かります。LBW-170Gは4.0mmまで対応する一方、LBW-155Sは軽さ、LBW-170GHは寒冷地での使用に強みがあります。
- 電源なしで2.6・3.2mmを十数本、4.0mmは少量の人:マイト工業 LBW-170G
- 4.0mmを使わず、軽さを優先する人:マイト工業 LBW-155S
- 氷点下の現場で使う人:マイト工業 LBW-170GH
4.0mmの溶接棒をバッテリーだけで何度も使う場合、LBW-170Gでも目安は5本です。100Vを併用できない現場で本数が足りない人や、5.0mm棒・200A・TIG・半自動溶接が必要な人は、別の方式や上位クラスの機械が必要です。
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