
Roland VR-120HDは4K対応?HDMI・SDI入力と配信・録画
VR-120HDへ4Kカメラを接続できるのか、4Kで配信できるのか、購入前に気になりますよね。
結論から言うと、本機は4K非対応で、扱える映像はフルHDまでです。
4Kの可否に加え、HDMI・業務用映像接続(SDI)の端子数と用途まで確認しましょう。
VR-120HDの4K対応
VR-120HDの入力・切り替え・出力・配信・録画は、1秒60コマのフルHD(1080p/60)までです。
4Kカメラを直接つなぐ条件は1080p出力で、4K出力しかない場合は外部変換機が必要です。
| 使いたい条件 | おすすめの機材 |
|---|---|
| フルHDでHDMIとSDIを混在 | Roland VR-120HD |
| 4Kカメラを1080p出力で使用 | Roland VR-120HD |
| 4K信号をそのまま切り替え | 4K対応機 |
| 4Kで配信・録画 | 4K対応機 |
| 単発イベントで仕様が未確定 | VR-120HDのレンタル |
・ATEM Mini Pro ISOは4K入力・4K出力できる?対応フォーマットを確認
VR-120HDの入出力
HDMI入力と業務用映像接続の3G-SDI入力を、それぞれ6系統備えています。
3G-SDIは、専用ケーブルでフルHDを長距離へ送りやすい接続です。
| 接続 | 数 | 最大画質 | 主な機器・機能 |
|---|---|---|---|
| HDMI入力 | 6 | 1080p/60 | PC、ゲーム機、カメラ。解像度とコマ数を調整 |
| 3G-SDI入力 | 6 | 1080p/60 | 業務用カメラ、長距離配線。コマ数を調整 |
| HDMI出力 | 3 | 1080p/60 | 会場画面、確認用画面 |
| 3G-SDI出力 | 3 | 1080p/60 | 会場設備、長距離配線 |
| USB-C出力 | 1 | 1080p/60 | 配信用PC |
| LAN出力 | 1 | 1080p/60 | PCを使わない直接配信 |
| 購入前の確認 | 内容 |
|---|---|
| HDMIの入力遅延 | 映像形式により最大4〜5コマ |
| SDIの入力遅延 | 最大2コマ |
| 対応解像度の通知(EDID) | 接続機器へ使える解像度を知らせる情報を設定可能 |
| 著作権保護方式(HDCP) | 有効にするとSDI、USB、LANへ出力不可 |
接続口は計12個で、操作ボタンへ割り当てられる映像は8個です。Amazonの商品説明にある各8入力は誤記です。
・Roland V-8HDとV-80HDの違い|SDI・直接配信・入出力で比較
VR-120HDの配信と録画
LAN接続なら、配信用PCなしでフルHDを2つの配信先へ同時送信できます。
- YouTube Liveなどへ送る一般的な配信方式(RTMP)
- 通信を暗号化した配信方式(RTMPS)
- 回線の乱れに強い映像伝送方式(SRT)
USB-C接続では、本機をWebカメラと音声機器としてZoomやTeamsなどで使えます。
大容量SDカード(SDXC)には、配信映像を動画ファイル(MP4)で1系統録画でき、配信せず録画だけを行うこともできます。
- 64GB以上の動作確認済みSDXCカードを使用
- microSDは使用不可
- 使用するSDXCカードは本体で初期化
- カードが満杯になると録画停止。古い映像へ上書きしない
- フルHDで1秒30コマ(1080/30p)を超える場合は、内蔵動画再生と配信・録画を同時に使用不可
- 内蔵動画再生と配信・録画の同時使用時は、合計データ量を1秒20メガビット以下に設定
各カメラの映像は個別に録画できません。入力別の素材を残すなら、外部録画機を用意してください。
VR-120HDの運用機能
42チャンネルの音声ミキサーを内蔵し、次の音声を1台で調整できます。
- マイクや音響機器をつなぐXLR/TRS兼用端子:6系統
- 赤白の音声端子(RCA):2組
- HDMI、SDI、USB、Bluetoothから入る音声
会場、配信、演者用に映像と音声を別々に送れます。小規模運用では外付け音声ミキサーを省けます。
- 映像や音声の設定を保存する場面(シーン):32個
- 複数の操作をまとめて実行する登録(マクロ):100個
- 操作を決めた順序で進める機能(シーケンサー):1,000ステップ
- 向きやズームを遠隔操作できるカメラ(PTZ):最大12台
企業セミナーや学校行事、eスポーツ、ライブで、映像切替、音声、配信、録画を少人数でまとめて操作したい人におすすめです。
VR-120HDの4K代替機
4K対応機は、カメラの端子と台数、PCなし配信や録画の有無で絞れます。
| 使いたい条件 | おすすめ機種 | 主な強み | 購入前の確認 |
|---|---|---|---|
| HDMIを5台まで使い、1秒60コマの4Kで切り替え | Roland V-1-4K | HDMI 5入力。USBでも1秒60コマの4Kを出力 | SDI入力なし。USB配信にはPCが必要。SDカード録画なし |
| HDMI中心の大きな4Kイベント | Roland VR-400UHD | 1秒60コマの4K出力。USB配信は4Kで1秒30コマまで | 同時に扱える映像は4系統。SDI入力とPCなし配信、SDカード録画はなし |
| 4KのSDIカメラを8台まで使用 | Blackmagic Design ATEM Television Studio 4K8 | 4K対応SDIを8入力。PCなし配信と完成映像の録画に対応 | HDMI入力なし。音声と操作方法はVR-120HDと異なる |
VR-120HDのHDMI・SDI混在、PCなし配信、SDカード録画は、4K機へ替えるだけでは再現できません。
・Roland V-1-4Kの4K配信構成|5入力・USB出力・PTZ制御
VR-120HDの費用比較
2026年8月11日のAmazon価格は835,548円で在庫は残りわずかでしたが、価格と在庫は変わります。
レンタル例は1日55,000〜66,000円で、本体価格は単純計算で約13〜15回分です。
- レンタルは送料、保険、設営、操作担当者の費用を別途確認
- 購入は修理や点検、予備機、保管費も含めて比較
定期配信で設定を繰り返すなら購入がおすすめです。年に数回か設営支援が必要ならレンタルがおすすめです。
Q&A
VR-120HDのコマ数混在
はい。24p、30p、60pなど、コマ数が異なる映像を同時に入力できます。
HDMI入力は解像度も調整し、SDI入力はコマ数を本体形式へ合わせます。
VR-120HDのスマホ配信
はい。テザリング対応スマートフォンを回線にして、本体から直接配信できます。
VR-120HDの音声録音
はい。映像を録画せず、音声ファイル(WAV)だけを録音できます。
ライブ配信、MP4録画、WAV録音は個別に開始・停止できます。
VR-120HDの動き対策
本体を最新の制御ソフト(ファームウェア)へ更新します。
配信の画質設定(Encode Mode)を、動きを優先するMotionへ変更します。
VR-120HDの購入結論
フルHDでHDMI・SDI、音声、会場出力、PCなし配信、録画を1台へまとめるならRoland VR-120HDがおすすめです。
- HDMIを5台まで使い、1秒60コマの4Kが必要:Roland V-1-4K
- HDMI中心の大きな4Kイベント:Roland VR-400UHD
- 4K対応SDIカメラを8台まで使う:Blackmagic Design ATEM Television Studio 4K8
単発利用や必要な接続が未確定なら、VR-120HDをレンタルして端子数と運用手順を確かめられます。

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