
園芸用転倒ます式雨量計のおすすめ6選|分解能・出力方式・電源で比較
転倒ます式雨量計は、製品ごとに必要な機器が違うため、迷いますよね。
表示器付きは手軽ですが、設備へ接続するには信号方式が重要です。
用途に合う分解能、受水口径、出力方式、電源から選ぶのが結論です。
そこで、用途別のおすすめ商品を早見表にまとめてみました。
おすすめ早見表
| 条件 | おすすめ商品 | 対応機器・規格 | 選定理由 | 購入時の注意 |
|---|---|---|---|---|
| 室内表示器で履歴を見たい | Yoshinaya ワイヤレス雨量計 | 付属表示器 | 雨量履歴を表示 | 主要仕様の公開が限定的 |
| 制御装置へ有線接続したい | Acogedor 雨量センサー | 有線通信(RS485) | 一転倒雨量0.2mm | 記録機は別売り |
| 検定付きセンサーが必要 | 大田計器 OW-34-BPK | 接点パルス入力 | 気象庁検定品 | 記録機は付属しない |
| 有線の記録一式が必要 | 安藤計器 AND-RLⅡ | 付属有線ロガー | 収集機付き | 同名商品の構成差に注意 |
| 無線でデータを回収したい | 安藤計器 AND-RWⅢ-K | 付属無線収集機 | 気象庁検定品 | 家庭用表示器ではない |
| 降雪地域で観測したい | 安藤計器 5-34RL-HK | 付属有線ロガー | ヒーター付き | ヒーター用電源が必要 |
家庭向け無線型
Yoshinayaは、屋外センサーの測定値を室内表示器へ送る雨量計です。
時間別、日別、月別の雨量履歴を表示できます。
家庭菜園の履歴確認には適していますが、公的観測や設備接続には不向きです。

低価格RS485型
Acogedorは、一転倒雨量0.2mmで測定値をRS485経由で送ります。
電源はDC4.5~30Vで、水準器も備えています。
制御装置へ接続する人におすすめですが、表示器と記録機は別売りです。
接続先には、通信手順のModbusを使える機器が必要となります。

検定付き雨量計
OW-34-BPKは、観測値の公表や防災利用に使う検定付きセンサーです。
受水口径は200mmで、一転倒雨量0.5mmごとに接点パルスを出力します。
記録機は付属しません。有効な検定証書付きの0.5mm仕様が購入対象です。

安藤計器の有線型
AND-RLⅡには、SUS製雨量計、防水ロガー、データ収集機が含まれます。
観測地点から有線で記録する施設におすすめです。
購入対象は、これら3点の構成品が明記されたセットとなります。
無線回収が必要な施設には、AND-RWⅢ-Kがおすすめです。

安藤計器の無線型
AND-RWⅢ-Kには、検定付き雨量計や無線ロガーなどが含まれます。
ほかに、入力ケーブルと収集機も付いた4点セットです。
離れた圃場から観測記録を回収する業務用として使えます。
家庭で雨量を見るだけなら、室内表示器付きのYoshinayaがおすすめです。

安藤計器の融雪型
5-34RL-HKは、ヒーター付き雨量計と有線ロガーを含む検定品です。
雪を融かした水量も記録できるため、降雪や凍結がある地域に適しています。
無積雪地域には過剰で、ヒーターへ電源を供給できる施設向けです。

主要仕様比較
| 比較項目 | Yoshinaya ワイヤレス雨量計 | Acogedor 雨量センサー | 大田計器 OW-34-BPK | 安藤計器 AND-RLⅡ | 安藤計器 AND-RWⅢ-K | 安藤計器 5-34RL-HK |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 製品構成 | 表示器セット | センサー単体 | センサー単体 | 有線記録セット | 無線記録セット | 融雪記録セット |
| 一転倒雨量 | 不明 | 0.2mm | 0.5mm | 0.5mm | 0.5mm | 0.5mm |
| 受水口径 | 不明 | 不明 | 200mm | 200mm | 200mm | 200mm |
| 出力・通信 | 専用無線 | RS485 | 接点パルス | 接点パルス | 専用無線 | 接点パルス |
| センサー電源 | 電池式 | DC4.5~30V | 不要 | 不要 | 不要 | ヒーター電源 |
| 表示・記録機器 | 表示器付き | 別売り | 別売り | 付属 | 付属 | 付属 |
| 気象庁検定 | × | × | ○ | × | ○ | ○ |
| ヒーター | × | × | × | × | × | ○ |
| 主な付属品 | 室内表示器 | 水準器 | 接続コード | 3点一式 | 4点一式 | 記録一式 |
仕様の選び方
- 散水判断や日雨量の記録が中心なら、一転倒雨量0.5mmがおすすめ
- 小雨の変化まで記録するなら、一転倒雨量0.2mmがおすすめ
- 標準的な観測条件を重視するなら、受水口径200mmがおすすめ
- 対応ロガーへつなぐなら、接点パルス式がおすすめ
- 制御装置へ有線接続するなら、RS485式がおすすめ
- 外部機器を組まないなら、表示器付き専用無線式がおすすめ
- 強い雨も測るなら、分解能より最大雨量強度の高い製品がおすすめ
検定品が必要な人
- 家庭菜園の散水判断だけなら、一般品がおすすめ
- 研究や教育だけに使うなら、目的の精度を満たす一般品がおすすめ
- 観測値を公表または災害防止に使うなら、検定品がおすすめ
- 長期の公的観測なら、有効な検定証書付き商品がおすすめ
購入結論
- 手軽さを重視する家庭用なら、Yoshinaya ワイヤレス雨量計がおすすめ
- 外部設備へ組み込むなら、Acogedor 雨量センサーがおすすめ
- 公的観測用の感部なら、大田計器 OW-34-BPKがおすすめ
- 有線記録一式なら、安藤計器 AND-RLⅡがおすすめ
- 無線記録一式なら、安藤計器 AND-RWⅢ-Kがおすすめ
- 降雪地域なら、安藤計器 5-34RL-HKがおすすめ
家庭用、設備接続用、業務用では、必要な表示機器と記録機器が異なります。
分解能と受水口径に加え、検定、最大雨量強度、融雪の要否で商品が決まります。

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