
Yamaha MONTAGE M8xとKORG KRONOS3-88の違い|鍵盤・音源・制作機能で比較
ヤマハとコルグの88鍵を買うなら、どちらが自分に合うか迷いますよね。
鍵盤の表現や、曲を作る方法によって、向く1台は変わります。
この記事では、鍵盤、音の作り方、曲作り、設置の違いを比べ、あなたに合う1台を紹介していきます。
ヤマハ・コルグ早見表
88鍵と価格帯は近いものの、2台で曲を作る方法は同じではありません。使い方ごとの答えは、次のとおりです。
| 使いたいこと | Yamaha MONTAGE M8x | KORG KRONOS3-88 |
|---|---|---|
| 最もおすすめな人 | 鍵盤の表現とパソコン制作を重視する人 | 本体で音を重ねて録音したい人 |
| 鍵盤の表現 | 和音の一音ずつを変える演奏 | 鍵盤を弾いた後の押し込みに対応 |
| 音の作り方 | 楽器音・電子音・アナログ風の音 | ピアノやオルガンなど、用途別の音の仕組み |
| 録音と曲作り | パソコンへ音ごとに分けて録音 | 本体で複数の音を重ねて録音 |
| 設置と運搬 | 28.1kg・奥行460mm | 23.4kg・奥行370mm |
和音の一音だけを変えたり、パソコンへ音ごとに録音したりするなら、ヤマハです。
28.1kgあるため、車載やスタンドの大きさを先に決めてください。

本体で複数の音を重ねて録音するなら、コルグです。パソコンで音ごとに録音するなら、ヤマハを買いましょう。

ヤマハがおすすめな人
ヤマハのMONTAGE M8xは、鍵盤で音を細かく変え、パソコンで曲を作り込む人におすすめです。
- 和音の中の1音だけを変えて表情を付けたい
- パソコンで音ごとの録音や調整をしたい
- ピアノ音と電子音を重ねて使いたい
鍵盤を弾いた後の押し込みでも音を変え、和音の一音だけを別々に動かせます。
音ごとに分けて録音できるので、あとから音量や音の変化を詰める制作に向きます。
ただし28.1kg、奥行460mm。自宅と会場を行き来するなら、ケースを含む重さも確認してください。
コルグがおすすめな人
コルグのKRONOS3-88は、パソコンを開かずに、実際の音を重ねて録音したい人におすすめです。
- 複数の音を重ねて録音し、本体で曲を作りたい
- ピアノやオルガンなど、多くの音を使いたい
- 少しでも軽く、奥行が浅い88鍵を探している
本体の中で複数の音を重ね、歌や外部の楽器を加えた曲もパソコンなしで作れます。
ピアノやオルガンなど、楽器ごとに違う音の仕組みを1台で使い分けられます。
23.4kgでも1人で運ぶには重い機種です。パソコン録音が中心なら、ヤマハを選ぶ方が進めやすいでしょう。
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ヤマハの鍵盤
ヤマハのMONTAGE M8xは、重さを感じながら弾くGEX鍵盤です。
連打をしやすくする仕組みを備え、強く弾くか弱く弾くかで音の出方も変わります。
鍵盤の重さや戻りの速さは、数字だけでは分かりません。
特にピアノを弾く時間が長い人は、弾き始めの重さと連打のしやすさを確かめてください。
店頭では、弱く弾く音、連打、鍵盤を押し込む重さを順に試しましょう。和音を弾きながら押し込むと、演奏中の操作も確かめられます。
コルグの鍵盤
コルグのKRONOS3-88は、低い鍵盤ほど重く、高い鍵盤ほど軽く感じるRH3鍵盤です。重さは低音から高音へ4段階で変わります。
鍵盤を弾いた後にさらに押して、音を変える操作にも対応します。演奏中にどの程度の力で押し込むかも、試奏時に確かめてください。
店頭では、低い鍵盤から高い鍵盤まで同じフレーズを弾きます。
連打と押し込む重さも確かめましょう。鍵盤の軽さや戻りのしやすさは、実機で弾いて決めてください。
ヤマハとコルグ音源
音源は鍵盤で弾いた音を作る仕組みで、ヤマハは3種類、コルグは9種類を搭載しています。
ヤマハは、楽器に近い音、電子的な音、アナログ風の音を組み合わせて鳴らすタイプです。
コルグは、ピアノやオルガンを別々の仕組みで作ります。多くの楽器音を1台で使い分けるなら、コルグが候補に入るでしょう。
9種類だからコルグの音が上、とは言えません。好きなピアノやオルガンの音を同じヘッドホンで聞き、耳に残る方を選びましょう。
ヤマハとコルグの曲作り
2台とも鍵盤演奏を記録できますが、本体で実音を録るか、パソコンで仕上げるかが違います。
ヤマハは、パソコンの音楽制作ソフトへ音ごとに分けて送れます。あとから音量や音の変化を細かく直す制作に向きます。
コルグは16本の録音トラック(音を重ねる場所)を持ち、4つを同時に録音できます。本体だけで曲の形まで作る用途向け。
パソコン画面で音ごとに直すなら、ヤマハです。
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ヤマハとコルグの設置
幅はほぼ同じですが、コルグはヤマハより奥行が90mm浅く、4.7kg軽いです。
ヤマハは奥行460mm、28.1kgです。深いスタンドと、車への積み込み方まで決めてください。
コルグは奥行370mm、23.4kgです。奥行を抑えるならコルグですが、幅は1,457mmあります。
どちらも内蔵スピーカーがないため、ヘッドホンかスピーカーを別に用意します。スタンド、ペダル、ケースも本体には付きません。
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QA
M8x本体で曲作り
MONTAGE M8xは、本体で鍵盤演奏の記録を作れます。ただし本体で録れる実音は、USBメモリーへ保存するステレオ録音です。
歌や外部楽器まで何本も重ねる人は、パソコンの音楽制作ソフトを使います。
本体だけで進めるなら、16本の音声録音トラックを持つKRONOS3-88を選んでください。
録音素材を鍵盤で鳴らす
本体へ外部音を取り込み、鍵盤で鳴らす素材にしたいならKRONOS3-88です。
外部入力の取り込みと、本体で鳴らした音の再取り込みに対応しています。
MONTAGE M8xも音の素材を読み込めますが、パソコンでの制作やライブラリー運用を軸にする機種です。
録った音を本体で加工して曲へ入れるなら、コルグを選びましょう。
旧KRONOSケース可否
使えません。旧KRONOS 88用ケースは、現行KRONOS3-88と寸法が違います。
ケースを買う時は、KRONOSだけで探さず、KRONOS3-88対応と書かれた製品を選んでください。
ヤマハとコルグの結論
和音の一音ずつを変え、パソコンで音ごとに仕上げるなら、Yamaha MONTAGE M8xがおすすめです。
28.1kgあるため、置き場所と運搬方法を決めてから買ってください。
パソコンなしで音を重ねて録音し、ピアノやオルガンなど多彩な音を使うなら、KORG KRONOS3-88がおすすめです。
旧KRONOSではなく、購入画面で現行のKRONOS3-88と確認して選びましょう。
好きなピアノ音と鍵盤の重さは、試奏で決まります。弱く弾く音、連打、鍵盤を押し込む重さを比べ、自分の演奏に合う1台を決めてください。
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