メモリ8GBと16GBどっちを選ぶ?【2025年版】用途別の違いと選び方

メモリ8GBと16GBどっちを選ぶ?【2025年版】用途別の違いと選び方

オフ 投稿者: sesera

この記事を書いている人(せせら)

普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

「安いから8GBでいいかな?」
「でも後で遅くなったら嫌だな…」
「16GBってなんか高そうだし…」

PC選びで一番悩むのが、この「メモリ選び」ですよね。
私も昔は「安い方が正義!」と思って8GBモデルばかり買っていました。

でも、はっきり言います。
悪いことは言わないので、16GBを選んでください。

8GBのPCを買って後悔する人は山ほどいますが、16GBを買って「多すぎた!」と後悔する人は一人もいません。
飲み会を1回我慢してでも、メモリだけはケチってはいけないのです。

この記事では、なぜ8GBだと損をするのか、その「リアルな理由」を徹底解説します。

目次

なぜ「16GB」が正解なのか?

「ネット見るだけなら8GBで十分でしょ?」
そう思うかもしれません。確かに、タブを1つ開くだけなら足ります。

しかし、現代のPC事情はもう少し複雑です。

1. Windows自体がメモリ食い

PCを起動して、何もしていない状態(アイドル時)でも、Windows 11は約4GB〜5GBのメモリを使っています。
つまり、8GBモデルを買っても、実際に自由に使えるのは3GBくらいしかないんです。

ここにChromeを開いて、YouTubeを見て…とやると、あっという間に満杯になります。

2. Chromeはメモリを食べるモンスター

皆さんが普段使っているGoogle Chrome。
これは非常に便利な反面、メモリを大量に消費するソフトとしても有名です。

タブを10個も開けば、平気で1GB〜2GB持っていかれます。
「調べ物をしながらYouTube」なんてやっていると、8GBのPCはすぐに限界を迎え、動作がカクつき始めます。

3. 「後から増設」ができない

昔のデカいPCと違って、最近の薄型ノートPCやミニPCは、メモリが基板に直付けされている(オンボード)ことが多いです。
つまり、「足りないから後で足そう」ができません。

8GBを買って「遅い!」と思ったら、PCごと買い直すしかないんです。これが一番の恐怖です。

用途別:あなたはどっちを選ぶべき?

とはいえ、全員に16GBを押し付けるつもりはありません。
用途によっては8GBでも幸せになれる人もいます。

【8GBでOKな人】(超ライトユーザー)

以下の条件に「全て」当てはまるなら、8GBでも大丈夫です。

  • 一度に開くアプリは1つだけ(ネットならネットだけ)
  • ブラウザのタブは常に3個以内に整理する几帳面さがある
  • HTML/CSSなどの軽いプログラミングしかしない
  • 動画編集やゲームは絶対にしない
  • 予算がどうしても1円でも惜しい

「PCはネット検索と動画視聴専用」と割り切れるなら、8GBでも意外とサクサク動きます。
特にHTMLなどのマークアップ言語を触る程度なら、8GBでも全く問題ありません。

【16GB必須な人】(普通の人)

一つでも当てはまるなら、迷わず16GBにしてください。

  • 調べ物をするとき、タブを10個以上開きっぱなしにする
  • YouTubeを見ながらTwitter(X)をしたい
  • Zoomで画面共有をしたい
  • Dockerなどを使って開発環境を作りたい
  • 「PCが重い」というストレスを感じたくない
  • 3年以上快適に使いたい

特にプログラミング学習でDockerを使う場合、8GBだと「コンテナが立ち上がらない」「激重でコードが打てない」という地獄を見ます。

8GBと16GB、価格差はどれくらい?

「でも、16GBにすると高いんでしょ?」
そう心配される方もいますが、実はN100搭載PCの場合、価格差は誤差レベルです。

モデル価格(目安)差額
N100 / 8GB約32,000円
N100 / 16GB約35,000円+3,000円

たった3,000円〜5,000円の差です。
この金額で、PCの快適寿命が2〜3年延びると考えれば、激安だと思いませんか?

8GBを買って後で買い直すコスト(3万円)を考えれば、最初に3,000円払う方が圧倒的に賢い選択です。
お寿司を一回我慢すれば捻出できる金額で、毎日の快適さが手に入ります。

メーカー選びの注意点

メモリ容量と同じくらい大事なのが、「どこのメーカーを買うか」です。

安牌は「大手メーカー」

初心者は以下のメーカーから選ぶのが鉄板です。

  • DELL
  • HP
  • ASUS
  • Lenovo

これらはサポートもしっかりしていて、品質も安定しています。

中華PCなら「CHUWI」まで

Amazonでよく見る激安の中華PC。
個人的にはあまりおすすめしませんが、CHUWIだけはギリギリ許容範囲かな、といった印象です。
他の謎ブランド(聞いたこともないアルファベットの羅列)は、カタログスペック通りの性能が出ないこともあるので、避けた方が無難です。

国産メーカーは?

「安心の日本製!」と書かれたNECや富士通のPC。
残念ながら、コスパが悪すぎるのでおすすめしません。
同じ性能で値段が倍近くすることもザラです。そのお金でモニターや良い椅子を買った方が幸せになれます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 32GBは必要ですか?

A. 動画編集や重いゲームをしないなら不要です。

N100クラスのPCには過剰スペックです。
CPUの性能が先に限界を迎えるので、メモリだけ32GBにしてもあまり意味がありません。
16GBが一番バランスが良いです。

Q2. メモリ不足になるとどうなりますか?

A. PCが「スワップ」を起こして激重になります。

メモリが足りなくなると、PCはSSDの一部を無理やりメモリ代わりに使い始めます(スワップ)。
SSDはメモリより遥かに遅いので、動作がカクつき、文字入力すら遅れるようになります。
こうなるとストレスで作業どころではありません。

Q3. プログラミングに16GBは必須?

A. 本格的にやるなら必須です。

HTML/CSSだけなら8GBでもいけますが、Pythonでデータ分析をしたり、仮想環境(Docker等)を動かすなら16GBないと厳しいです。
「とりあえず8GBで始めて、足りなくなったら…」が通用しない(増設できない)ので、最初から16GBにしておくのがエンジニア的にも正解です。

まとめ:迷う時間は無駄。16GBを買おう

メモリ選びで迷っているあなたへ。
答えはシンプルです。

「16GBを選んでください。」

  • 8GBを買って「重い…」と後悔するリスク
  • 16GBを買って「快適!」と満足する未来

3,000円の差でこの2つが分かれます。
PCは毎日使う道具です。ここをケチると、日々のストレスがボディブローのように効いてきます。

賢いあなたは、ぜひ16GBモデルを選んで、サクサク快適なPCライフを手に入れてください。

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