ハーマン、再生中の曲から歌や楽器の音を本体だけで分けられるJBLのスピーカー兼アンプ2機種を10月30日発売

ハーマン、再生中の曲から歌や楽器の音を本体だけで分けられるJBLのスピーカー兼アンプ2機種を10月30日発売

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

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2026年10月16日 21:20(日本時間)時点

ハーマンインターナショナルは、音響ブランドのJBLから、楽器の練習と音楽再生を1台でこなせる持ち運び式のスピーカー兼ギター用アンプ「JBL BandBox Solo」と「JBL BandBox Trio」を発売します。手持ちの曲から歌声や楽器の音をその場で分けて練習に使える新しい仕組みについて、できるようになることや背景をまとめました。

何が起きた?

  • ハーマンインターナショナルは、JBLの持ち運び式スピーカー兼ギター用アンプ「JBL BandBox Solo」と「JBL BandBox Trio」を一般販売する
    • 2026年10月30日から販売を始める予定と2026年10月14日に発表した
    • 直販サイトでの価格は、1人向けの小型モデル「JBL BandBox Solo」が税込54,890円、複数人での演奏に向く上位モデル「JBL BandBox Trio」が税込132,000円
  • 新製品の2機種は、スピーカー本体内のAI処理だけで再生中の曲から歌声や楽器の音をその場で分けられる機能を備える
    • スマートフォンなどから無線で流した曲を、歌声や楽器など最大3つのパートへ同時に分けられる

私たちに何が変わる?

  • 楽器や歌を練習する利用者は、普段聴いている曲をその場で伴奏用の音源に変えて演奏できる
    • 曲の中からボーカルやギター、リズムの音を個別に消して、自分の担当パートだけを練習できる
    • 歌いやすい高さや楽器の調律に合わせて曲の音程を変える機能や、リズムを刻むドラムマシンも使える
    • 音を分けるAI機能は非営利の目的でのみ使え、各国の著作権法や音楽配信サービスの利用規約を守る必要がある
  • 利用者は、周辺機器を別々に買い足さずに自宅での静かな練習からパソコンへの録音まで1台で進められる
    • 本体には複数のアンプの音色や音響効果、音程合わせ、テンポ確認、フレーズの繰り返し録音といった補助道具が内蔵されている
    • 小型モデルでも楽器やマイクの音と曲の音を混ぜて有線ヘッドホンへ出せるため、夜間や自宅でも周囲を気にせず練習できる
    • USB-Cケーブル1本でパソコンやスマートフォンとつなぎ、音楽制作ソフトへ直接録音や配信ができる
  • 利用者は、練習する人数や持ち運びやすさに合わせて2つの機種から選べる
    • 小型モデルの「JBL BandBox Solo」は、ギターまたはマイクを1本つないで最大約6時間バッテリーで動く
    • 上位モデルの「JBL BandBox Trio」は、複数の楽器やマイクを同時につないで4つの音を混ぜられ、最大約10時間バッテリーで動く

なぜそうした?

  • ハーマンインターナショナルは、伴奏音源や周辺機器を別々に用意する手間をなくし、練習から制作までを1台で完結させる狙いと考えられる
    • 好きな曲に合わせて練習や録音をする人は、これまでパート別の伴奏音源を別に探したり、録音用の中継機器を買い足したりする負担があったと考えられる
    • 外部のサーバーやインターネット通信に頼らずスピーカー本体内でAI処理を行う仕組みにしたことで、通信待ちや場所の制限なしにその場で音を分けられるようにした
    • 音色づくりや練習道具の設定を専用アプリの「JBL One」でまとめて扱えるようにし、多機能でも操作が複雑にならないよう補っていると考えられる
      • アプリの操作画面は国際的なデザイン賞「iF DESIGN AWARD 2026」で最優秀賞の「iF ゴールドアワード」を受賞した
  • ハーマンインターナショナルは、先行支援で確かめた需要をもとに一般販売へ踏み切ったと考えられる
    • 2026年5月13日から8月31日まで実施した購入型クラウドファンディング「GREEN FUNDING」の先行支援プロジェクトで、支援総額が1億円を超えた
    • 日本国内でも手持ちの曲を使って手軽に練習や録音を行いたい層の厚みが確認できたことで、通常販売へ広げやすくなったと考えられる

これからどうなる?

  • 楽器用アンプやスピーカーのメーカーは、音の大きさや音質だけでなく、本体内のAI処理と操作アプリを組み合わせた練習のしやすさを競うようになると考えられる 楽器の練習者が手持ちの曲を本体だけで分けて練習する使い方を広げる場合
    • スピーカーの音響技術に加えて、通信なしで音を自然に切り分けるAI処理と、多くの機能を迷わず操作できるアプリ設計の両方を持つ企業が有利になりやすいと考えられる
    • 利用者が伴奏音源を探したり録音機材を配線したりする手間が減る代わりに、メーカー側には多様な曲から違和感なく音を分ける精度やアプリの使い勝手を保つ管理が移ると考えられる
    • 音楽配信サービスの規約や著作権の制限で使える曲や場面が限られたり、音を分けた際の音質に不満が出たりすれば、従来の伴奏音源や単機能のアンプを使い続ける利用者が残る可能性もある
    • 一般販売後に利用者がどの音楽再生環境で音を分ける機能を日常的に使い、アプリや機能の更新がどう続くかが今後の確認点となる

出典・確認日

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