さいたま市の鉄道博物館、歩いて通れる「顔認証改札機」を10月21日から常設展示

さいたま市の鉄道博物館、歩いて通れる「顔認証改札機」を10月21日から常設展示

オフ 投稿者: せせら編集部

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2026年10月16日 21:20(日本時間)時点

鉄道博物館は、埼玉県さいたま市にある鉄道の展示施設です。カメラで顔を見分けて歩いて通れる新しい改札機を、入館料だけで体験できる展示が始まります。

何が起きた?

  • さいたま市の鉄道博物館は、歩いて通れる「顔認証改札機」の常設展示を2026年10月21日に始める
    • カメラで顔を見分けて通れるかどうかを判断する改札機を、南館2階の「未来ステーション」に置く
    • 展示する改札機は、JR東日本・JR東日本メカトロニクス・パナソニック コネクトの3社が共同開発した実機である
      • 2025年11月6日から2026年3月31日まで、上越新幹線の長岡駅で新潟駅・長岡駅間の新幹線定期券を使う人を対象に試験で使われていた

私たちに何が変わる?

  • 来館者は、入館料だけで顔認証改札機を歩いて通る体験ができる
    • 改札機の横にある「顔登録端末」に顔を近づけて、その場で顔写真を登録する
    • きっぷやICカードを触れさせず、立ち止まらずに自然な歩きのまま改札機を通れる
      • 改札機は、登録した顔と通る人の顔を照らし合わせ、通れるかどうかを横の画面の新幹線映像や光、音で知らせる
    • 端末に登録された顔写真は館内の体験だけに使われ、毎日閉館後にすべて消去される
  • 鉄道博物館は、改札機の仕組みや将来の使い方を紹介する実演と講演会も開く
    • 2026年10月25日14時から14時30分に、南館2階の「未来ステーション」で実演つきの紹介イベントを行う
    • 2026年12月12日13時15分から13時45分に、先着45名向けの講演会「てっぱく大学」を行う

なぜそうした?

  • JR東日本と開発各社は、タッチして通る従来の改札を超え、歩いて通れる改札を広げる狙いがある
    • JR東日本は、これまで改札でICカードなどを触れさせる動作が当たり前になっていた仕組みを変えようとしていた
      • Suicaをより便利な仕組みへ進化させる改革「Suica Renaissance」で、歩いてそのまま通れる改札の実現を目指し長岡駅で試験を行った
    • パナソニック コネクトは、長岡駅の試験で実用化の手応えを得た実機を公開し、子どもから大人まで幅広い世代に新しい鉄道サービスを身近に感じてもらう目的と説明している
      • 3社は、駅への本格的な導入の前に博物館で体験の場を設けることで、顔を登録して改札を通る手順への理解や安心感を広げる狙いもあると考えられる
  • パナソニック コネクトの顔認証と画像解析の工夫が、歩きながらの安全な通過を支えている
    • 顔の向きやメガネ、マスクの影響を受けにくい顔認証技術を取り入れ、立ち止まってカメラに顔をかざす手間をなくした
      • 米国国立標準技術研究所の顔認証テストで世界1位になった技術を改札機に組み込んでいる
    • 画像を分析する技術で他人へのなりすましを防ぎ、歩いたままでも本人を正しく見分けられるようにした

これからどうなる?

  • 鉄道会社と機器メーカーは、歩いたまま顔を見分ける精度と顔データの安全な管理の仕組みを競うようになると考えられる 鉄道各社が歩いて通れる顔認証改札機を実際の駅へ広げる場合
    • メガネやマスクを着けた人を歩いたまま見分ける技術と、きっぷや決済の仕組みを合わせて持つ企業が駅設備の導入で有利になりそう
    • 利用者が改札で立ち止まる手間が減る一方、鉄道会社と運営側には事前登録の案内や顔データの保管・消去を厳しく管理する仕事が移ると考えられる
    • 利用者が顔写真の登録の手間や個人情報の扱いに不安を感じれば、従来のICカードでタッチする改札を使い続ける可能性がある
    • 定期券の試験や博物館の展示に続き、JR東日本が一般の駅の改札や通常のきっぷ・Suica利用へ対象を広げるかが今後の確認点となる

出典・確認日

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