
デジタル差圧計おすすめ比較|微差圧・風速・常時監視に合う機種
室圧のような小さな差圧を測る場合と、設備配管の差圧を測る場合では、選ぶべき差圧計が変わります。
一般的な設備点検ならカスタム DPG-01U、数十Paの微差圧なら長野計器 GC63が候補です。
測定範囲が広ければよいわけではありません。用途に合ったレンジから選ぶことが大切です。
この記事では、用途ごとにおすすめのデジタル差圧計をまとめます。
ハンディ機を比較
| 比較項目 | カスタム DPG-01U | テストー testo 510 | PerfectPrime AR1890 | INFURIDER YF-189A | DANOPLUS |
|---|---|---|---|---|---|
| 測定範囲 | ±10kPa | 0~10kPa | ±13.79kPa | ±13.79kPa | ±13.79kPa |
| 最小表示 | 1Pa | ― | ― | 0.001kPa | ― |
| 精度 | ― | ― | ±0.3% | ±0.3%FS | ±0.3%FSO |
| 記録 | × | × | △ | △ | ○ |
| Pa表示 | ○ | ○ | × | × | × |
| 主用途 | 設備点検 | 空調 | 汎用 | 空調 | 記録重視 |
一般的な設備点検なら、カスタム DPG-01Uがおすすめです。
測定範囲は±10,000Paで、Pa表示では1Pa単位まで読めます。
空調設備を中心に使うなら、ピトー管を使った風速演算にも対応するtesto 510が向いています。
測定値を残したい人には、99件を記録できるDANOPLUSがおすすめです。

微差圧ならこれ
| 比較項目 | 長野計器 GC63 -50~50Pa | 長野計器 GC63 0~1kPa | CEM DT-8890B |
|---|---|---|---|
| 測定範囲 | -50~50Pa | 0~1kPa | ±3.447kPa |
| 精度 | ±2%FS+1桁 | ― | ±0.3%FS |
| 設置 | 壁取付 | 壁取付 | ハンディ |
| 接続 | G1/8 | G1/8 | 差圧ポート |
| 主用途 | 室圧 | 設備監視 | 微差圧点検 |
陰圧室やクリーンルームなど、数十PaならGC63 -50~50Paがおすすめです。
0~1kPaまでを常時監視するなら、GC63の1kPaモデルが適しています。
持ち歩きながら数kPaまで測りたい場合は、CEM DT-8890Bが向いています。
微差圧では、測りたい範囲に合わせてこの3機種から選べます。

広いレンジならこれ
| 比較項目 | CEM DT-8890A | CEM DT-8890 | DANOPLUS データロガー | VKALTUL PT520 |
|---|---|---|---|---|
| 測定範囲 | ±13.79kPa | ±34.48kPa | ±50kPa | -100~200kPa |
| 精度 | ±0.3%FS | ±0.3%FS | ― | ±0.3%FS |
| 記録 | × | × | ○ | ○ |
| 主用途 | 設備 | 設備 | 長時間記録 | 自動車・配管 |

風速も測るなら
| 比較項目 | テストー testo 510 | CEM DT8897 | CEM DT-8920 |
|---|---|---|---|
| 差圧測定 | ○ | ○ | ○ |
| 風速測定 | ○ | ○ | ○ |
| 風量測定 | △ | ○ | ○ |
| 温度測定 | △ | ○ | ○ |
| ピトー管 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 主用途 | 空調点検 | 多機能測定 | ダクト測定 |
差圧だけを測るなら、通常のデジタル差圧計で十分です。
ダクトの風速や風量まで測る場合は、ピトー管に対応する機種が必要になります。
CEM DT-8920は風速と風量も測定できます。微差圧は±5000Paまでです。
温度もまとめて測りたいなら、CEM DT8897がおすすめです。

常時監視ならこれ
| 比較項目 | 長野計器 GC63 | 長野計器 GC32 | Krone KS3200 |
|---|---|---|---|
| 測定範囲 | 0~5kPa | 0~5kPa | ±2000Paなど |
| 取付 | 壁取付 | パネル取付 | 組込向け |
| 電源 | 単3電池 | 外部電源 | DC24V |
| 圧力接続 | G1/8 | φ4.5 | φ3.0まで |
| 出力 | × | 1~5V | 4~20mA |
| 主用途 | 室圧監視 | 設備組込 | 制御監視 |
持ち歩いて点検するなら、ここにある常設型よりハンディ型が向いています。
設備の差圧を継続して監視するなら、GC63、GC32、KS3200が候補です。
壁に取り付けるならGC63、パネルへ組み込むならGC32がおすすめです。
4~20mAの出力が必要なら、Krone KS3200が適しています。

購入するならどれ
- 一般設備の点検ならカスタム DPG-01U
- 数十Paの微差圧なら長野計器 GC63 -50~50Pa
- 風速・風量まで測るならCEM DT-8920
- 4~20mA出力ならKrone KS3200 ±2000Pa
- 記録重視ならDANOPLUS データロガー
迷ったら、測りたい差圧の範囲で候補を絞ると選びやすくなります。
測定範囲を超える圧力が想定される用途には使わないでください。

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