
グラフテック GL860に必要な端子台|B-563・B-565の違い
GL860本体を見つけても、端子台が別売りだと迷いますよね。
実は本体だけでは測定できず、測定内容に応じた入力端子が1台以上必要です。
必要な端子を決める条件は、測定内容と入力数、本体の有無。最初の早見表で自分の条件を確認できます。
GL860端子早見表
GL860の入力端子は4種類。必要な端子を分けるのは、測定内容と入力数(ch/チャンネル)です。
測温抵抗体は電気抵抗、熱電対は2種類の金属で温度を測るセンサー。三線式測温抵抗体に対応するのはB-565です。
| 測定条件 | 端子台 | 主な強み | 購入前の確認 |
|---|---|---|---|
| 電圧・熱電対・湿度を20ch以内で測る | B-563 | 20ch・M3ネジ(直径3mm) | B-565より公式税込価格が36,300円低い |
| 三線式Pt100・JPt100・Pt1000、高精度、高耐圧が必要 | B-565 | 20ch・三線式測温抵抗体対応 | 電圧測定レンジは最大100V |
| 20chで配線交換を頻繁に行う | B-563SL | 工具なしで配線できる | 測温抵抗体・電流用抵抗B-551は使えない |
| 最初から30ch必要 | B-563SL-30 | 1台で30ch・工具不要 | 測温抵抗体・電流用抵抗B-551は使えない |
4-20mAの機器に必要なのは、B-563かB-565と別売りの電流用抵抗B-551。
B-563とB-565はネジ式です。配線交換が多い現場ではスクリューレスが便利ですよ。
GL860端子2機種の差
通常の電圧・熱電対測定ならB-563、三線式Pt100などを使うならB-565がおすすめです。
共通仕様は、20chのM3ネジ式、電圧・熱電対・湿度、最大100Vの電圧レンジ。
電圧測定精度は、B-563が設定範囲の±0.1%、B-565が±0.05%+10μV(1Vの10万分の1)です。
B-565の端子間最大入力は600Vp-p(波形の最大値と最小値の差)。ただし、直接測定できる電圧は100Vまでです。
- B-563:端子間・端子―接地間とも60Vp-p
- B-565:端子―接地間300Vp-p、対地耐電圧は交流2300V・1分
- 混在時の端子間耐圧:低い側の端子仕様
- 共通の導線径・締付トルク:0.3〜1.3mm、0.5N・m
GL860の購入セット
初めてGL860を買う人は、価格重視なら本体とB-563を別々に、注文をまとめるならセットがおすすめです。
参考価格では別々に買う方が22,343円安く、どちらも測温抵抗体は測れません。価格と納期の基準は購入画面の表示。
- GL860本体単体:159,800円
- B-563単体:43,577円
- 単体2点の合計:203,377円
- GL860とB-563のセット:225,720円
別々に買う人は、本体とB-563の2点が必要です。対応品が手元にあれば、単体購入は足りない方だけ。
- GL860本体単体
- 対応端子が手元にある場合や、別々にそろえる場合に必要な本体です。端子なしでは測定できません。参考価格159,800円。

- B-563単体
- GL860本体が手元にある場合や、別々にそろえる場合に必要な端子です。測温抵抗体は測れません。参考価格43,577円。

配線交換や30点測定では、本体がなければセット、持っていれば端子単体。
- B-563SL単体
- 本体があり、配線交換が多いならB-563SL単体です。工具不要ですが、測温抵抗体とB-551は使えません。参考価格46,249円。

- GL860とB-563SLのセット
- 初めて買うなら、本体と端子が一度にそろうセットです。ただし、測温抵抗体とB-551は使えません。
- 参考価格237,215円。単体2点の合計より31,166円高い

- B-563SL-30単体
- GL860本体があり、30点必要ならB-563SL-30単体です。測温抵抗体とB-551は使えません。参考価格70,657円。

- GL860とB-563SL-30のセット
- 30点を初めてそろえるなら、本体と端子のセットです。測温抵抗体とB-551は使えません。
- 参考価格262,314円。単体2点の合計より31,857円高い

- B-565
- 三線式Pt100や高精度が必要ならB-565です。在庫がなければ型番検索を利用できます。公式価格74,800円。
- 校正証明書付き:本体単体と端子込みで商品が分かれる
- 汎用端子台:代用不可。購入対象はGL860専用端子
GL860の増設構成
20点または30点は、本体へ端子1台を直接取り付ける構成。拡張端子ベースや接続ケーブルは不要です。
40点構成は、20点端子2台、拡張端子ベースB-566を2台、接続ケーブル1本の組み合わせです。
接続ケーブルは50cmのB-567-05と2mのB-567-20。端子を増やせば最大200点。
B-565と標準端子を混ぜると、耐圧は低い側になります。測定精度は端子ごとの仕様です。
- B-563SL-30と20点端子の混在:ファームウェアV1.06以上(最新版V2.00)
- 湿度の測定:B-530
- 4~20mAの電流測定:B-551。ねじ式端子だけで使えます。
- オン・オフ信号や回数の測定:B-513
Q&A
GL860の200ch周期
200chの最短周期は1秒。5msで測れるのは1chだけです。
GL860のB-530台数
B-530はGL860へ1台だけ接続できます。複数地点の同時測定には使えません。
B-563・565精度条件
精度表の条件は、23℃±5℃、電源投入後30分以上、フィルタOn(10)。
さらに、1秒周期・10ch測定、GND接地が必要です。
GL860端子の結論
20点以内の電圧・熱電対・湿度ならB-563。価格重視なら本体と端子を別々に、注文をまとめるならセットがおすすめです。
三線式Pt100などの測温抵抗体、高い精度や絶縁耐圧が必要ならB-565。100Vを超える電圧は直接測れません。
20点で配線を頻繁に替えるならB-563SL。工具は不要ですが、測温抵抗体とB-551は使えません。
最初から30点必要ならB-563SL-30。工具なしで配線できますが、測温抵抗体とB-551は使えません。

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