警備員の靴おすすめ|疲れにくい黒靴と安全靴の選び方

警備員の靴おすすめ|疲れにくい黒靴と安全靴の選び方

オフ 投稿者: せせら編集部

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警備の仕事は、立哨や巡回が長く続くだけでも足がつらくなります。雨の日の誘導や濡れた床では、歩きにくさが安全にも関わるので、見た目だけで黒い靴を買うのは不安ですよね。

結論から言うと、靴は会社や現場の規定を確認してから決める必要があります。黒一色、スニーカーの可否、先芯や規格の指定は勤務先で異なるため、個人の好みより支給の有無と使用条件が先です。

会社規定を確かめたら、施設警備、交通誘導、雑踏警備の仕事内容に必要な靴を比べましょう。疲れにくさ、滑りにくさ、雨への備え、黒靴と安全靴の違いまで順に追い、購入前に見る条件を絞りましょう。

目次

先に会社へ確認したい靴のルール

警備員の靴は、会社の制服規定や担当する現場によって条件が変わり、黒い靴なら何でも使えるわけではなく、警備員全員に同じ安全靴が必要とも限りません。

靴が支給・貸与される会社もあれば、自前で用意する会社もあります。自前なら、靴底やロゴまで黒が必要か、革靴風と黒スニーカーのどちらが使えるか、紐や丈に指定があるかまで聞いておきましょう。

交通誘導や搬入口などでは、つま先を守る先芯や、JIS・JSAAなどの規格まで指定されることがあります。安全靴なら何でもよいとは限らず、配属後に現場ごとの指示が出る場合もあるため、担当する現場と仕事内容を伝えて必要な性能を会社へ確かめてください。

警備員向けの黒靴6足を仕事別に比較

会社と現場から靴の条件を聞けたら、革靴の見た目が必要な施設警備と、先芯・規格指定のある現場で合う靴が変わる点を、次の6足で比べられます。

業務・会社規定商品先芯・規格防水・耐滑向く条件注意
施設警備・革靴風ASICS GEL-BIZ オーセンティック先芯なし・JIS/JSAA表記なし防水表記なし・耐滑規格表記なし来客対応と長時間の巡回24.0cm未満なし・先芯指定では使用不可
施設警備・黒スニーカー可MoonStar SPLT M196先芯なし・JIS/JSAA表記なし4cm・4時間防水・耐滑規格表記なし4Eの幅広・巡回と雨の兼用スニーカー不可・先芯指定では使用不可
施設警備・黒スニーカー可MoonStar SPLT L171先芯なし・JIS/JSAA表記なし4cm・4時間防水・耐滑規格表記なし22.0〜25.0cm・4Eの幅広細身の足は横ずれを試し履きで確認
交通誘導・JSAA A種指定ASICS WINJOB CP221樹脂先芯・JSAA A種防水表記なし・CPグリップソール黒い作業靴・21.5〜32.0cmJIS指定では使用不可・ロゴまで黒か会社確認
交通誘導・雨天のJSAA A種MIZUNO ALMIGHTY WU 21L先芯入り・JSAA A種防水透湿フィルム・耐滑表示雨天の屋外現場白いライン・JIS指定では使用不可
JIS指定・耐滑性能が必要Simon WS11黒樹脂先芯・JIS T 8101合格防水表記なし・F2耐滑革製のJIS安全靴・滑りへの備え安全性能が不要な施設警備では過剰

革靴らしさが必要ならASICS GEL-BIZ

天然皮革の3Eモデルで、屈曲性に配慮した分割ソールとかかとのfuzeGELを備えるGEL-BIZは、来客の目に触れる施設警備で革靴らしい黒の見た目が必要な人におすすめです。 対応サイズは24.0〜28.0cmで、先芯はなく、JIS安全靴でもJSAAプロスニーカーでもないため、24.0cm未満が必要な人や先芯・規格の指定がある現場なら、別の靴を確認してください。

ASICS GEL-BIZ オーセンティック
ASICS GEL-BIZ オーセンティック

黒スニーカー可ならMoonStar SPLT M196

黒スニーカーが認められる施設警備で、幅広の靴が足に合うならSPLT M196がおすすめです。4Eで屈曲性があり、26.0cmは片足約340g、4cm・4時間の防水設計です。

この防水表示を長靴のような完全防水と捉えず、先芯や耐滑規格は確認できないため、スニーカー禁止や先芯指定の現場では使わないでください。

22cmからの黒靴ならMoonStar SPLT L171

22.0cmからの黒スニーカーが必要でも、細身の足では4Eの横ずれが試し履きの確認項目です。

4Eの幅が足に合うなら、SPLT L171がおすすめで、対応サイズは22.0〜25.0cm、23.0cmは片足約280g、M196と同じく屈曲性と通気カップインソール、4cm・4時間の防水設計を備えています。先芯と耐滑規格は確認できないため、黒スニーカーが認められる現場だけで使ってください。

黒いJSAA A種ならASICS WINJOB CP221

交通誘導や屋外の現場でJSAA A種の黒い靴を指定されたら、WINJOB CP221がおすすめです。ガラス繊維強化樹脂の先芯が入り、3Eの21.5〜32.0cmに対応し、26.5cmは片足約370gですが、メッシュ主体で防水性能は確認できません。 JIS安全靴の指定がある現場では使用せず、黒一色の範囲にロゴや靴底まで含むかを会社へ確認してください。

雨天用のJSAA A種ならMIZUNO ALMIGHTY WU 21L

雨天の交通誘導で、JSAA A種と濡れへの備えが必要ならALMIGHTY WU 21Lがおすすめです。防水透湿フィルムと耐滑表示があり、3Eの22.5〜29.0cmで、26.0cmは片足約425gです。

黒に白いラインが入るため、黒一色の制服規定で使えるかを会社へ確認し、JIS安全靴ではないこと、防水透湿フィルムの表示も長靴のような完全防水を意味しないことを把握してから使ってください。

JIS指定ならSimon WS11黒

先芯やJIS規格を求められない施設警備では安全性能が過剰です。会社から安全靴を指定された場合は、JSAAなのかJISなのか聞いてください。

JIS安全靴を指定されたら、Simon WS11黒がおすすめです。JIS T 8101に合格した樹脂先芯入りの革製短靴で、F2の耐滑性能があり、26.0cmは両足約800gなので、必要な規格と重さの両方が購入条件です。

施設・交通誘導・雑踏で靴の条件が変わる

6足のうちどれを使えるかは、担当する警備の内容で変わります。来客の前に立つ施設警備と、車両や資材の近くで働く交通誘導では、靴に求められる条件が違います。配属先と具体的な仕事内容が分かってから、会社や現場の指示と照らし合わせてください。

施設警備は黒さと歩きやすさ

企業や百貨店、病院などの施設警備では、出入管理や受付で来客から靴が見えるため、黒一色の範囲や、革靴風と黒スニーカーのどちらが使えるかは会社の制服規定で変わります。

巡回や階段移動が多い配属先では、足とのフィット、踏み込む位置での屈曲、かかとの浮きが確認項目です。搬入口、工場、倉庫も担当する場合は先芯を指定されることもあるため、「施設警備だから革靴」と決めつけないでください。

交通誘導に必要な現場指定と先芯

交通誘導は、工事現場などで人や車両の通行を誘導する仕事で、凹凸、雨、泥、資材の搬入がある現場では、制服との相性より現場指定の保護性能が必要です。

交通誘導員の全員が、全国一律で安全靴を履くわけではありません。ただし、つま先への危険がある現場では先芯が必要になるため、JISなのかJSAAなのか、会社と現場の指示を確かめてください。

雑踏警備は軽さと足の固定が大切

祭りやライブなどの雑踏警備では、長く立ちながら人の流れに合わせて歩き、方向を変えるため、重すぎない靴で、紐やベルトを締めたときにかかとが浮かず、靴の中で足が前後左右にずれないことが欠かせず、先芯の要否は会場の設営や搬入に関わるかでも変わります。

屋内と屋外のどちらで使うか、雨天でも同じ靴か、黒の範囲はどこまでかの確認先は担当会場です。

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疲れにくさは屈曲性と重量バランスで見る

クッションが厚いだけで、長時間の警備が楽になるとは限りません。巡回で歩く時間が長いのか、立哨で同じ場所に立つ時間が長いのかで、足のどこに負担を感じるかも変わります。

巡回が多いなら、踏み込んだときに足指の付け根付近で靴が無理なく曲がるかを確かめてください。軽さに加えて、つま先側ばかり重くないかも大切で、前後の重量バランスが悪いと歩くたびに靴を振り出しにくくなります。

サイズが合っている靴は、つま先に余裕があり、足が前後左右にずれません。紐やベルトを締めたときに、かかとが浮かないことも確かめてください。長時間の立ち仕事による負担は靴だけでなくせないため、休憩や椅子、マットなど職場側の対策も必要です。

滑りにくさは床と靴底の組み合わせで決まる

「耐滑」や「滑りにくい」と書かれた靴でも、あらゆる現場で同じ性能を発揮するわけではありません。濡れたタイル、油が付く床、砂利、凹凸のある路面では、滑る原因も靴底の接し方も変わります。

水や油が付く平らな床では、現場から指定された耐滑表示と靴底の条件を確かめてください。砂利や荒れた路面では、靴底の溝や突起が路面に接しているか、泥や小石が詰まっていないかも大切です。

滑りにくい床に摩擦の強い靴を合わせると、靴底が引っかかってつまずくこともあります。靴底に泥や油、小石が付いたら、そのまま歩き続けずに落としましょう。水や油の漏れを見つけたら放置せず、職場の手順に従って共有・清掃することも転倒対策になります。

雨の日は防水と耐滑を分けて選ぶ

雨の日は、靴底の滑りにくさに加えて、靴の中へ水が入りにくいことも必要で、防水と耐滑は別の性能です。

雨天で使う靴は、防水試験の水深や時間と、現場の床や路面に合う耐滑表示を別々に確かめてください。防水透湿と書かれていても、長靴の代わりや無期限の完全防水、氷上対応を意味するわけではありません。

防水靴だから蒸れにくいとも限らず、雨で内側まで濡れた靴は勤務後に乾かす時間が必要です。雨天の勤務が連日続くなら、会社規定と現場指定を満たす替え靴を用意し、濡れた1足を乾かしましょう。

黒靴と安全靴は先芯・規格で分ける

黒いことは制服に合わせる色の条件で、つま先を守る性能とは別であり、見た目が黒い革靴やスニーカーでも、先芯がなく規格表示もなければ、JIS安全靴やJSAAプロスニーカーとはみなせません。

区分先芯見分ける表示主な使用条件
先芯なしの黒靴なしJIS・JSAA表記なし会社が認めた施設警備など
JIS安全靴ありJIS T 8101の表示・性能記号JIS指定の現場
JSAAプロスニーカーあり型式認定合格標章・A種/B種・付加性能表示JSAA指定の現場

JIS安全靴は、JIS T 8101に合格した靴で、先芯によるつま先保護や甲被の素材などに規格上の条件があります。現場から耐滑性能も求められた場合は、F1・F2などの性能記号まで確かめてください。

JSAAプロスニーカーは、人工皮革や合成皮革、編物などを使ったスニーカー調の作業靴です。普通作業用のA種と軽作業用のB種があり、耐滑、耐踏抜き、静電気帯電防止などは別の付加性能です。会社から「安全靴」とだけ案内されたら、JISとJSAAのどちらか、種別や必要な付加性能まで聞いておきましょう。

サイズはつま先・かかと・横ずれで確かめる

試し履きに必要なのは、勤務中に使うのと同じ厚さの靴下で、つま先に適度な余裕があり、歩いたときに足が前へ滑らない状態です。歩きながら足全体がどう動くかも確認項目です。

紐やベルトを締めて歩き、かかとが浮かないか、足が靴の中で横にずれないかも見てください。勤務後は足がむくむことがあるため、可能なら仕事を終えた時間帯の足でも確かめると実際の使い方に近づきます。中敷きを替える場合は先に会社の許可を取り、交換後のフィットは試し履きで、規格性能への影響は会社やメーカーで確かめましょう。

先芯の縁が指や爪に当たる靴は、サイズを1つ上げるだけで解決するとは限らず、サイズを上げるとかかとが浮いたり、足が横にずれたりすることがあります。足幅やつま先の形が合わない場合は無理に履かず、同じ規格を満たす別の足幅やつま先形状を会社に相談してください。

初勤務の前に短時間の試し履きを済ませる

初勤務の前には、室内での短時間の試し履きが必要です。確認するのは、動いたときの変化です。まっすぐ歩いた後は、止まる、方向を変える、膝を曲げる動きを試し、足指の付け根で靴が曲がるか、紐やベルトが緩まないかを見てください。

先芯入りの靴では、立った状態に加え、歩いたり膝を曲げたりしたときの先芯の縁と指・爪の当たりも確認項目です。初勤務でいきなり長時間履くのではなく、勤務前に痛みのない範囲で短時間から履き慣らしておきます。

強い圧迫感や痛み、しびれ、かかとの擦れが出るなら、我慢して履き続けないでください。支給品や規格指定品は会社への相談、自前で用意した靴は店舗条件を確かめたうえでのサイズや足幅の交換が対処の分かれ目です。

靴底の凹凸が減ったら買い替えを考える

靴の寿命は「購入から何か月」と一律に決められません。歩く距離、床や路面、雨や泥の多さで摩耗の進み方が変わるため、靴底の泥や小石を落としてから溝と凹凸を定期的に見てください。

かかとの外側だけが大きく減るような片減り、靴底のひび、甲被と靴底の剥がれも交換を考える合図で、外側がきれいでも、中敷きや靴底内部のクッションがつぶれて厚みが戻らず、左右で履き心地が違うなら、内部のへたりが考えられます。

新品時より濡れた床や路面で滑る感覚が増え、靴底を清掃しても溝がすり減っている、ひびや剥がれがあるなら、使用期間にかかわらず交換を考える状態です。支給品や規格指定品は自分で代替品を決めず、会社へ交換を相談してください。

警備員の靴は会社規定と現場で決める

警備員の靴は、会社が認めた条件と担当現場の仕事内容の一致で決まり、施設警備、交通誘導、雑踏警備では必要な性能が変わります。

仕事内容が決まったら、確認するのは屈曲性、重量バランス、足の固定、床と靴底の組み合わせです。雨天用は防水と耐滑の両方、先芯入りはJISまたはJSAAの指定まで確かめてください。勤務用の靴下で、つま先の余裕、かかとの浮き、横ずれも確認しましょう。

会社・現場の条件商品先芯・規格最後の確認
施設警備で革靴風ASICS GEL-BIZ オーセンティック先芯なし・JIS/JSAA表記なし24.0〜28.0cmと革靴指定の範囲
施設警備で黒スニーカー可MoonStar SPLT M196先芯なし・JIS/JSAA表記なし4Eの足幅と4cm・4時間防水
22.0〜25.0cmの黒スニーカーMoonStar SPLT L171先芯なし・JIS/JSAA表記なし4Eの足幅と横ずれ
交通誘導でJSAA A種の黒靴ASICS WINJOB CP221樹脂先芯・JSAA A種防水表記なし・JIS指定では使用不可
雨天の交通誘導でJSAA A種MIZUNO ALMIGHTY WU 21L先芯入り・JSAA A種・耐滑表示白いラインとJIS指定の有無
JIS指定でF2耐滑が必要Simon WS11黒樹脂先芯・JIS T 8101合格・F2耐滑安全性能の必要性と足のフィット

買う前に残る疑問

支給された靴が足に合わないときはどうする?

強い痛みやしびれがあるなら、勤務のために我慢して履き続けず、当たる位置と立哨・歩行のどちらで症状が出るかを会社へ伝えてください。自己判断での加工は避け、同じ指定性能を満たす別サイズ・足幅・つま先形状への交換や再支給が相談内容です。

安全靴の先芯が当たるときはサイズを上げてよい?

自動的に1サイズ上げるより、勤務用の靴下で、つま先の長さ、足幅、先芯の縁が当たる位置の確認が先です。サイズアップ後もかかとが浮かず、停止や方向転換で足がずれないなら交換先として試せますが、ずれるなら別の足幅やつま先形状を会社へ相談してください。

市販の中敷へ交換してもよい?

支給品や規格指定品の中敷交換には、会社の許可と、安全性能に影響するかメーカーへの確認が必要です。元の中敷の保管、重ね敷きを避けること、交換後のつま先の余裕・かかとの浮き・横ずれを短時間で試すことも確認項目です。

晴天用と雨天用の2足ならどちらから買う?

会社指定を満たし、勤務日数の多い条件で使う1足を先に買いましょう。屋内施設や晴天の巡回が中心なら通常の黒靴、屋外勤務で雨の日も同じ靴を使うなら防水と耐滑を両方確認できる雨天用が先で、配属先と雨天勤務の頻度が分からない場合は会社への確認が必要です。

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