
半自動電動トルクレンチ おすすめ2選
半自動電動トルクレンチは、電源方式や仮締め・本締めの進め方まで見ると、どれを選べばよいか迷いやすいですよね。
AC100Vで使うタイプとバッテリ式では、必要な電源品や締付けの進め方が異なるので、作業場所や使い方に合う条件を確認すると選びやすくなります。
今回は、東日製作所のDACS50N3とHAC50Nを、締付け方式・電源の準備・全長・手力で見比べます。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格(2026-10-14時点) | 仮締め方式 | 本締め方式 | 電源方式 | 使用に必要な電源品 | 全長(mm) | 最大トルク時の手力(N) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
東日製作所 半自動エアトルク DACS50N3 | 245,300円(時期で変動) | 電動モータで行う | トルクレンチで行う | AC100V電源 | 電源コード(別売・別途必要) | 301mm | 242N |
東日製作所 バッテリ式半自動トルクレンチ HAC50N | 429,520円(時期で変動) | 1本の工具で行う | 1本の工具で行う | バッテリ式 | バッテリパック・充電器(本体に含まれず、同時購入が必要) | 445mm(全長L’) | 169N |
東日製作所 半自動エアトルク DACS50N3
仮締めを電動モータで進め、本締めをトルクレンチで行いたい人には、東日製作所のDACS50N3がおすすめです。AC100V電源で使え、コンプレッサやエア配管を用意しなくてよい点も、この商品を選ぶ理由になります。
仮締めトルク値を調整でき、トルク精度は±3%です。仮締め完了後にトルクレンチで本締めを行わないと電動モータが回転しない設定にできるため、仮締め後の本締めを条件にしたい場合に使える機能です。
使用には別途電源コードが必要で、ストレートコードとカールコードの2種類があります。DACS50N3は電源コードの接続が縦方向なので、購入時はコードの種類と接続方向も条件になります。
防振ソケットは使用できますが、東日製作所では取り扱っておらず、一般市販品を利用する条件です。
付属の位置合わせハンドルで、ワークへの位置合わせがしやすくなります。
トルクレンチテスタで校正でき、手動式トルクレンチと同等のテスターを使えます。高額なテスターは必要ありませんが、仮締めトルク範囲のトルク値精度は保証範囲外です。
仮締めトルクはジョイント係数によって変わり、可変範囲は普通ジョイント(ジョイント係数e=10)の場合です。ハードジョイントでは、仮締めトルクがトルクレンチの最小目盛より高くなる場合があり、そのときは使用できない可能性があるため、ハードジョイントでの使用可否の詳細は事前確認が必要です。
電源コードや完了信号を連携させたい場合は、DACS50N3にNo.513、No.515、CNA-4mk3を組み合わせた注文例があります。No.513はストレートプラグ・ストレートコード、No.515はLSコードで、No.515を使う場合の対応コネクタはWA5219Kです。CNA-4mk3は締付け本数を数え、トルクレンチ4本分の締付け本数を表示できます。最大4人まで同時に締付け作業ができるため、複数人の締付け本数を扱うときに組み合わせられる部材です。

東日製作所 バッテリ式半自動トルクレンチ HAC50N
仮締めと本締めを1本の工具で扱いたい人には、東日製作所のバッテリ式半自動トルクレンチ HAC50Nがおすすめです。工具を持ち替えずに両方の締付けを扱える点が、選ぶ理由です。
購入時は、本体にバッテリパックと充電器が含まれず、充電器と1機種のバッテリパックを同時に購入する条件です。注文例には、HAC50NとBP1830Cを「本体+バッテリー」とする組み合わせがあり、本体だけでなくバッテリと充電器をそろえて購入する商品です。
仮締めトルクは3段階で調整でき、トルク調整範囲は10~50N・m、最小目盛は0.5N・m、トルク精度は±3%です。セル生産やサブラインの組立作業で、仮締めの条件を調整しながら使いたい人には、HAC50Nがおすすめです。本締めを行わない場合は次の仮締めができない締付けモードもあります。
校正はトルクレンチテスタで行えます。

半自動電動トルクレンチの選び分け
- AC100V電源で、仮締めを電動モータ・本締めをトルクレンチで扱いたい人
- バッテリ式で、仮締めと本締めを1本の工具で扱いたい人
DACS50N3でPLC連携をする構成
PLCなどの外部機器へ完了信号を渡す構成では、接続部品まで注文前の選択対象になります。DACS50N3は電源コードから完了信号を出力でき、市販のジャックオスPRC05-P2Mを用いてPLCなどの機器と接続できます。LSコードのNo.515を使う場合はWA5219Kが対応コネクタなので、この用途の購入構成はDACS50N3本体にNo.515・WA5219K・PRC05-P2Mを加えた形になります。
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