
ATPふき取り検査の測定器おすすめ3選|試薬対応も比較
ATPふき取り検査を導入したくても、測定器ごとに使える試薬や管理方法が違うため、機種名だけでは選びにくいところがあります。
とくに業務で継続して使うなら、本体と専用試薬の組み合わせまで見て選ぶ必要があります。
この記事では、代表的なATP測定器を比較し、用途ごとにおすすめを整理します。
おすすめ早見表
用途が決まっているなら、次の表から候補を絞れます。専用試薬まで含めて確認してください。
| 条件 | おすすめ商品 |
|---|---|
| 初めて導入したい | キッコーマン ルミテスター Smart |
| スマホで管理したい | キッコーマン ルミテスター Smart |
| Clean-Traceを運用中 | Neogen Clean-Trace LM1 |
| 管理機能を重視したい | Neogen Clean-Trace LM1 |
| シンプルに管理したい | Hygiena SystemSURE Plus |
| ATP以外も広く捉えたい | キッコーマン ルミテスター Smart |
初導入なら、10秒測定とBluetooth連携を備えたルミテスター Smartがおすすめです。
すでに専用試薬を使っている現場では、その試薬を使える測定器を選びましょう。
3機種を比較
測定時間やデータ管理まで比べると、3機種の違いが見えてきます。
| 比較項目 | キッコーマン ルミテスター Smart | Neogen Clean-Trace LM1 | Hygiena SystemSURE Plus |
|---|---|---|---|
| 測定時間 | 10秒 | 短時間 | 15秒 |
| 無線連携 | Bluetooth | Wi-Fi・Bluetooth | 非対応 |
| データ管理 | アプリ・クラウド | 管理ソフト | PC管理 |
| 電源 | 単3電池2本 | 充電池 | 単3電池2本 |
| 重量 | 約255g | 約518g | 約260g |
| 表面検査 | ○ | ○ | ○ |
| 水検査 | ○ | ○ | ○ |
ルミテスター Smart
ルミテスター Smartは、初導入やスマホでデータ管理したい人におすすめです。
測定時間は10秒。本体は約255gで、Bluetooth連携に対応しています。
使用する試薬はルシパックシリーズです。必要な試薬も本体と一緒に確認してください。
LM1
Clean-Trace LM1は、Clean-Trace系で衛生管理を統一している現場におすすめです。
Wi-FiやBluetoothで測定結果を同期し、管理ソフトへ集約できます。
Clean-Trace専用試薬と管理ソフトを継続して使う現場向けの機種です。

SystemSURE
SystemSURE Plusは、無線連携より現場でのシンプルな管理を重視する人におすすめです。
測定時間は15秒で、2,000件の保存と合否基準の設定に対応しています。
表面用はUltraSnap、水用はAquaSnapなど、Hygienaの対応試薬を使います。

試薬の対応表
試薬は測定器ごとに指定されています。本体と試薬の組み合わせを確認してください。
| 測定器 | 対応試薬 | 用途 |
|---|---|---|
| ルミテスター Smart | キッコーマン ルシパックA3 Surface | 表面 |
| ルミテスター Smart | キッコーマン ルシパックA3 Water | 水・液体 |
| ルミテスター Smart | キッコーマン ルシパックPen | 表面 |
| Clean-Trace LM1 | Clean-Trace Surface ATP | 表面 |
| Clean-Trace LM1 | Clean-Trace Water系 | 水・液体 |
| SystemSURE Plus | Hygiena UltraSnap | 表面 |
| SystemSURE Plus | AquaSnap | 水・液体 |
ルシパックA3 Surfaceは、ATPに加えてADPとAMPも測定対象に含めます。
食品残渣を広く捉えたいなら、ルミテスター SmartとA3シリーズがおすすめです。
Surfaceには40本入りと100本入りがあります。検査回数に合う数量を選べます。
SystemSURE Plusで表面を検査する場合は、UltraSnapが対応します。

選ぶ前の注意
- 本体価格だけで選ばない
- 専用試薬の継続費用も見る
- 表面用と水用を混同しない
- 他社試薬との組み合わせを前提にしない
- RLUの数字だけで機種を比べない
- 現在使っている試薬との対応を見る
- 旧機種は試薬の供給状況も見る
RLUは発光量を表す相対的な数値です。メーカーが違えば直接比較できません。
機種を比べるときは、測定範囲より専用試薬とデータ管理方法を確認してください。
ATP検査は菌数そのものではなく、清掃状態を短時間で確認するための検査です。
Q&A
Q. 試薬を2〜8℃で保管できない現場でも、ルシパックA3を選べますか?
A. 冷蔵保管できない場合はおすすめできません。A3シリーズは2〜8℃での保存が必要です。
Q. 乾電池を交換せず、充電して使いたい場合はどれがおすすめですか?
A. Clean-Trace LM1がおすすめです。LM1は充電式リチウム電池を採用しています。
Q. 複数の測定場所を回るため、軽い本体を選びたい場合はどれですか?
A. 約255gのルミテスター Smartがおすすめです。約518gのLM1より軽量です。
まとめ
初導入なら、10秒測定とデータ連携に対応するキッコーマン ルミテスター Smartがおすすめです。
Clean-Traceを運用中ならNeogen Clean-Trace LM1、シンプルな管理ならHygiena SystemSURE Plusがおすすめです。
対応試薬とデータ管理方法まで確認して、運用に合う測定器を選んでください。

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