タモ網の交換サイズは?枠径・深さと取付方式の選び方

タモ網の交換サイズは?枠径・深さと取付方式の選び方

オフ 投稿者: せせら編集部

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タモ網のネットが破れ、交換品を探すと「S」「M」「45」「19型」などの表記が並びます。見た目が似ていても、手元の枠に取り付けられるのか判断しづらいですよね。

交換網は、枠径だけでは決められません。枠の形状と縦横寸法、外周、網の深さ、取付糸・淵穴・ベルクロなどの取付方式も適合条件で、同じ「S」「M」「45」「19型」でも、メーカーやシリーズが違えば共通規格とは限りません。

手元の枠を測る順番が分かれば、取付方式や浅底・深底、ラバー・ナイロンの違いまで比べやすくなるでしょう。メーカー別のサイズ例と照らし合わせ、注文前は寸法と取付方式、交換後は網の張りと接続部を確認してください。

目次

タモ網の交換サイズは「枠径だけ」で決めない

交換網は、枠径が同じという理由だけでは選べません。円形やオーバルといった枠の形状、縦横寸法、外周、網の深さ、取付方式まで一致していることが欠かせない条件でしょう。

交換網を探す前に必要なのは、手元にある完成ネットのメーカー名と型番です。ネット交換に対応していない製品もあるため、公式サイトや部品表で替網が用意されているか、網だけを交換できる製品かを確認してください。

交換網は魚を受ける網の部分、玉枠は網を支えるフレーム、玉の柄は枠を取り付けるシャフトです。枠が曲がっている、接続部が割れている、柄にがたつきがあるといった不具合は網だけを替えても直らないため、どの部品の不具合かを切り分けてください。

商品名にある「S」「M」「L」「45」「50」「19型」は、型番や寸法表を見つける手がかりですが、メーカーやシリーズをまたいだ共通規格とは限りません。表記名だけで決めず、手元の枠と商品の仕様を一つずつ照合しましょう。

交換網を買う前に、枠の縦横と外周を測る

採寸を始める前には、メーカー名と型番が読める表示、枠全体の正面、網と枠の取付部を撮影し、枠の形もラウンド・オーバル・角型・ラケット型のどれに近いか記録しておくと安心でしょう。あとで商品ページと見比べるとき、数字だけのメモより間違いに気づきやすくなります。

枠を平らな場所に置き、形をゆがめない状態で縦と横を測りましょう。外寸は枠の外側から外側、内寸は網が開く部分の内側から内側なので、円形に見える枠でも縦横を別々に測り、「外寸 縦○mm×横○mm」「内寸 縦○mm×横○mm」と分けて残してください。

外周は、柔らかいメジャーを網の取付縁が実際に座る経路へ沿わせ、一周させて測った値で、円形枠の「直径×3.14」は確認用の目安にとどまります。交換品を選ぶときは実測外周と商品仕様の外周表記を比べ、円管なら管の外径、平たい枠なら幅と厚みも測って、交換網の取付縁やベルクロを枠に回せるか確かめておきたいところでしょう。

深さは、枠を水平に持ち、網に重りを入れず自然に垂らした状態で、枠の面から網底までをまっすぐ測った値です。網を引っ張って伸ばさず、「無荷重の深さ」と書き添えると、測った条件まで伝わりやすくなるでしょう。

記録項目手元のタモ網
メーカー・型番______
写真型番表示・枠全体・取付部
形状ラウンド・オーバル・角型・ラケット型
外寸縦__mm×横__mm
内寸縦__mm×横__mm
実測外周__mm
管径/幅・厚み__mm
無荷重の深さ__mm

この記録方法は、手元の枠と交換網の仕様を比べるためのものですが、全メーカーに共通する公式の採寸規格ではありません。商品側が外寸・内寸・枠サイズのどれを基準にしているかまで確認し、同じ項目同士で比べてください。

取付糸・淵穴・ベルクロは別の方式

交換網は、外周が近くても取付方式が違えば、そのまま付けられるとは限りません。今の網がどこで枠に固定されているかを見て、交換する網も同じ方式かの確認が欠かせないでしょう。

取付方式メーカー例購入前に確認すること
枠取付糸DAIWA 磯替網取付糸の付属、今の枠と網の取付縁、型番ごとの説明書
ラバー淵穴に枠を通すGolden Mean スペアラバーネット枠を説明書どおりに開放できるか、淵穴と枠断面が合うか
ベルクロテープPROX 交換用ラバーコーティングネット オーバル型対応外周、枠の管径、取付幅、ジョイントや折りたたみ部との干渉
ループ・筒状の通し縁製品ごとに確認枠の開放可否、ループ数とピッチ、通し縁と枠断面、ジョイントを通せるか

「汎用」と書かれた交換網も、どの枠にも付く万能品ではなく、対応外周の範囲に入っていても、枠の断面が太い、取付幅が足りない、ジョイントに淵穴やベルクロが重なるといった組み合わせがあります。外周・枠断面・取付部の位置をまとめて比べましょう。

商品画像は取付方式を見分ける手がかりになりますが、枠の開き方や分解手順までは断定できません。公式の説明書に手順がない場合はメーカーや販売元へ型番を伝えて確認し、画像をまねて枠を無理に広げたり、ジョイントを外したりするのは避けてください。

深さ・網目・素材は釣り方に合わせる

枠の形や外周、取付方式まで合ったら、次に見るのは網の深さでしょう。DAIWAの磯替網では、浅底は魚を取り出しやすく、磯場に引っ掛かりにくい方向、深底はすくった魚が網から出にくい方向で作られています。

ただし、深い網なら大型魚を安全に取り込めるとは限りません。枠・玉の柄・取付部の強度や、完成品として想定される対象魚は別の条件なので、網の深さだけで大型魚への対応を判断しないでください。

網目が細かい製品は、小さな魚や落としたウキをすくいたい場合に使えます。仕様表の「網目」「半目」「1辺」は、同じmm表記でも測る範囲が同じとは限らないため、数値だけを横並びにせず、メーカーの図や注記で定義を確認しましょう。

素材表記選ぶときの見方確認事項
ラバー製品例ではルアーフックの絡みを減らし、臭いやヌメリを落としやすいと説明されている。網の大きさと重量も確認フックが絶対に絡まない、魚をまったく傷つけないとは言い切れない
ナイロン水切れや軽さを重視する製品がある。網目や編み方、手入れ方法も確認サイズが違う製品同士の重量を、素材差だけで比べない
ラバーコートラバーやナイロンという名称だけで性格を決めず、網目・重量・洗浄性を商品ごとに確認ラバー網と完全に同じ性格とは限らない

素材は「海水ならナイロン、淡水ならラバー」という二択では決まりません。対象魚、使うルアー、持ち運びや取り回しに影響する重さ、洗いやすさと乾かしやすさを商品ごとに比べてください。

メーカー別の交換網サイズ例

交換網の仕様はメーカーやシリーズによって書き方が違い、下の表は公式ページで確認できた例を並べたもので、メーカーをまたいだ互換表ではありません。「45」「M」「19型」などの表記が似ていても、同等品とは考えないでください。

「対応枠」と「外周」は別の項目で、公式ページに一方しか記載がない製品は、もう一方の数値を商品名や画像から判断できません。取付方式も、公式テキストに記載がなければメーカーへの確認が欠かせないでしょう。

メーカー・型番形状対応枠外周深さ取付方式素材
DAIWA 磯替網 深底45/07760591公式テキストに記載なし45~50cm公式テキストに記載なし約60cm枠取付糸モノフィラメント網・マルチフィラメント仕付け糸
PROX PX940240K/オーバル型40オーバル外周目安で表記約150cmまで40cmベルクロテープラバーコーティング
PROX PX8072M/オーバル型Mオーバル外周範囲で表記155~165cm70cm要確認(公式テキストに記載なし)ナイロン16号相当
PROX PX89419P60/19型用開口直径48cm(形状名は記載なし)19型用156cmまで60cm要確認(公式テキストに記載なし)ラバー
Golden Mean GMスペアラバーネット/ミディアム公式テキストに形状名の記載なし50~60cm公式テキストに記載なし45cmラバー淵穴に玉枠を交互に通すラバー
Golden Mean GMスペアラバーネット/ディープ公式テキストに形状名の記載なし50~60cm公式テキストに記載なし60cmラバー淵穴に玉枠を交互に通すラバー

DAIWAは枠サイズの範囲と深さ、PROXは外周や開口直径、Golden Meanは対応枠とタイプ別の深さを示しています。空いている仕様を商品画像や名称から補わず、手元の型番と各社の最新仕様を同じ項目同士で照合しましょう。

注文前に照合する7項目

商品ページを開いたら、手元のタモ網を測ったメモも横に置いておくと照合しやすくなるでしょう。次の7項目を、現物と商品仕様の同じ基準で比べてください。

  1. メーカーと型番:完成ネットと玉枠の表示を確認し、公式部品表に純正替網があるか確認する
  2. 形状:ラウンド・オーバル・角型・ラケット型など、枠の形を合わせる
  3. 外寸と内寸:縦×横を分け、商品側が外寸と内寸のどちらを示すかも確認する
  4. 外周:網が座る経路の実測値と、商品の対応外周を比べる
  5. 深さ:無荷重で測った深さと、商品仕様の深さを比べる
  6. 取付方式:取付糸・淵穴・ループ・通し縁・ベルクロの方式を合わせる
  7. 素材と網目:ラバー・ラバーコート・ナイロンなどの素材と、「網目」「半目」「1辺」の定義を確認する

7項目に加えて、枠の断面にあたる管径や幅・厚みも交換網の取付部に合うことが必要です。ベルクロや淵穴が、折りたたみ部やジョイントと干渉しないかも確かめてください。

実測値が対応範囲の上限・下限にある、取付方式が書かれていない、販売ページと公式仕様が食い違う場合は、注文前に確認が必要です。現物の型番、取付部の写真、実測値をメーカーや販売元へ伝える必要があります。

「少し大きめなら伸ばせる」と考えて選ぶのは避けましょう。適合しない網を切る、縫う、淵穴を広げるといった加工で合わせるのも危険です。

古い網を外す前と交換後の安全確認

古い網へ手を入れる前には、針やルアー、魚の棘が残っていないか目で確かめておくと安心でしょう。金属枠の曲がりや割れ、カーボンの破断面が見つかった場合は、その部分へ直接触れず使用を中止し、破損した枠や玉の柄は網を替えても直らない点にも注意が必要です。

  1. 型番の説明書:枠の開き方、折りたたみ部、ネジの外し方は製品ごとに異なります。外す前の取付状態も写真に残してください
  2. 可動部と指の位置:接続部や開閉部で指を挟まない位置を持ち、ラバー淵穴を力で広げたり、規格外の枠へ無理に通したりしない
  3. 取付後の全周:網のねじれ、1か所だけ強く張った部分、外れた淵穴やループ、浮いたベルクロがないかを一周確認する
  4. 使用前の接続部:枠と玉の柄の接続、折りたたみ部、網の取付部にがたつきがあれば使用しない。人や重い物を載せる荷重試験も行わない

Golden Meanの使用上の注意では、魚を引き上げる際にネットを上へ持ち上げず、シャフトを手前へ引き上げるよう案内しています。同社製品以外では、それぞれの取扱説明書を基準にするのが確実でしょう。

海水で使った後は、網だけでなく枠・接続部・玉の柄も真水で洗ってください。水分を残したまま収納せず、十分に乾かしてから保管しましょう。

タモ網の交換でよくある質問

選び方と交換手順を確認しても、商品名のサイズだけでは決められない場面があります。純正品が見つからない、対応寸法の境目に当たるなど、購入直前と取付後に迷いやすい3つのケースは次のとおりです。

純正の替網が廃番なら、汎用品へ替えてもいい?

汎用品へ替えられると一律には言えない点に注意が必要でしょう。完成ネットと玉枠の型番、形状、実測外周、取付方式を販売元かメーカーへ伝え、適合するという回答を得られた製品に限って使い、「大きさが近い」「同じMサイズ」という理由だけで互換を判断するのは避けたいところです。

枠の外周が対応範囲の境目なら、どちらのサイズを選ぶ?

小さい方と大きい方のどちらが合うかは商品ごとに異なるため、現物の型番、網が座る経路の実測外周、枠の管径、取付部の写真を販売元へ送り、購入予定の型番が使えるか確認してください。外周が上限や下限と同じでも、適合するとは断定できません。

交換後の網が余る、または強く張る状態で使ってもいい?

局所的な余りや強い張りがある状態では使用を中止し、型番の説明書と交換前の写真で、取付経路や淵穴、ベルクロの位置にずれがないか確かめましょう。直らなければ型番・実測値・全周の写真を販売元へ送り、網を切る、縫う、淵穴を広げる、力で引き伸ばすといった加工はせずに適合を確認してもらってください。

型番・外周・取付方式がそろってから注文する

交換網を探すときは、完成ネットや玉枠のメーカー名と型番に対応する純正品があるかの確認が最初の手順です。公式の部品表や対応表で純正替網が見つかれば、その型番と手元の表示を照合しておくと安心でしょう。

純正品がない場合も、汎用品がどのタモにも合うわけではなく、枠の形状、縦横寸法、網が座る経路の外周、必要な深さ、取付方式が手元の枠と一致する製品に限られます。どれかが不明なら、型番と実測値をメーカーや販売元へ伝えたうえでの確認が欠かせないでしょう。

網目や素材は、枠への適合を確かめてから、対象魚やルアー、重さ、洗いやすさに合わせて決めましょう。深い網という理由だけでは対応魚の大きさや安全性を判断できないため、交換網は枠径だけで決めず、型番・外周・取付方式までそろえてから注文してください。

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