Keithley 2460と2450の違い|7A・100Wと200V・1A、用途・付属品で比較

Keithley 2460と2450の違い|7A・100Wと200V・1A、用途・付属品で比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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Keithley 2460と2450は画面や操作が似ていて、用途の違いが分かりにくいですよね。

大きな電流(A・アンペア)や出力(W・ワット)なら2460、高い電圧(V・ボルト)や微小電流なら2450です。

用途、端子、付属品、価格差まで比べると、2460と2450のどちらが必要か分かります。

目次

2460・2450早見表

1Aを超える電流や20Wを超える出力が必要なら2460で、電気抵抗の小さい部品や大きめの電池・太陽電池に向きます。

2450は100Vを超える試験や微小電流を測る用途で、センサーや小さな信号を扱う半導体、漏れ電流に使えます。

比較項目Keithley 2460Keithley 2450
向く人1A超または20W超が必要な人100V超または微小電流が必要な人
代表用途電気抵抗の小さい部品・大電流の電池・大きめの太陽電池センサー・小さな信号を扱う半導体・漏れ電流
最大電圧・電流・出力100V・7A・100W200V・1A・20W
同時に使える電圧・電流7V・7A/10V・5A/20V・4A/100V・1A20V・1A/200V・0.1A
弱点100V超に非対応
微小電流は2450より不利
1A超・20W超に非対応
Amazon価格
2026年7月23日時点
2,013,000円1,265,000円
購入前の最終確認7A時は約7Vまで
大電流用の配線が必要
42V超は安全停止回路と保護ケースが必要
200V時は約0.1Aまで
42V超は安全停止回路と保護ケースが必要
微小電流は背面端子を使用

2026年7月23日時点のAmazonでは、どちらも取り寄せ扱いです。販売者、納期、保証、付属品は注文前に確認してください。

Tektronix/Keithley 100V、7A、100W ソースメータ 2460
Tektronix/Keithley 100V、7A、100W ソースメータ 2460
Tektronix/Keithley 200V、1A、20W ソースメータ 2450
Tektronix/Keithley 200V、1A、20W ソースメータ 2450

ケースレー2460の出力

2460は、1Aを超える電流や20Wを超える出力が必要な試験向けです。電気抵抗の小さい部品や、電池・太陽電池の試験に使えます。

7Aを使えるのは約7Vまでで、100Vでは1Aまでです。100V・7Aを同時に出せる装置ではありません。

大電流用の配線と、配線抵抗の影響を減らす4線測定用の治具が必要です。背面端子用の2460-KITが同梱されるかも確認してください。

42Vを超えて使う場合は、安全扉と連動する停止回路、保護ケース、接地が必要です。100Vまで扱う2460にも欠かせません。

ケースレー2450の電圧

100Vを超えて200Vまで電圧をかける試験なら2450です。電圧を変えながら電流を測る試験にも使えます。

1Aを使えるのは20Vまでで、200Vでは0.1Aまでです。200V・1Aを同時に出せる装置ではありません。

42Vを超える試験では、安全扉と連動して出力を止める回路が必要です。保護ケース、接地、電圧に合う配線も用意してください。

2450は100Vを超える電圧に加え、微小電流の測定でも2460より有利です。使う端子とケーブルは測定範囲によって変わります。

ケースレー2450の小電流

2450は、漏れ電流やセンサーなどの微小な電流を測る人向けです。最も細かい電流の測定範囲は10ナノアンペアです。

10ナノアンペアと100ナノアンペアの測定範囲は、微小電流用の背面端子だけで使えます。前面端子だけでは最小範囲を使えません。

小さな信号を扱う半導体、薄膜、小型太陽電池の試験に向きます。1Aを超える電池試験や20Wを超える出力には2460が必要です。

雑音を抑える専用ケーブルと治具も必要です。背面端子を一般的な差し込み端子へ変える2450-TRX-BANは別売です。

ケースレー両機の端子

前面はどちらも一般的な差し込み式のバナナ端子です。電流と電圧を同じ配線で扱う2線測定に対応します。

配線抵抗の影響を減らしたい場合は、電流用と電圧測定用の配線を分ける4線測定も使えます。

比較項目Keithley 2460Keithley 2450
前面端子差し込み式のバナナ端子差し込み式のバナナ端子
背面端子大電流用のねじ端子微小電流用の3極端子
背面端子を使う測定大電流を流す測定10ナノアンペア・100ナノアンペアの測定
主な接続部品背面端子用2460-KIT
バナナ端子変換2460-BAN
低雑音の専用ケーブル
バナナ端子変換2450-TRX-BAN
購入前の最終確認7Aに耐える配線と治具最小測定範囲と専用ケーブル

2460は大電流用、2450は微小電流用で、背面端子が違います。既存ケーブルは、端子形状と電流・電圧定格を確認してください。

ケースレー両機の付属品

メーカー標準では、両機に測定リード、パソコン用USBケーブル、ネットワーク接続ケーブルが付きます。電源コードと簡易ガイドも共通です。

付属品Keithley 2460Keithley 2450
クリップ式測定リード標準構成標準構成
パソコン接続用USBケーブル標準構成標準構成
ネットワーク接続ケーブル標準構成標準構成
安全停止回路用コネクターCS-1616-3が標準構成
安全扉・保護ケースは別
CS-1616-3が標準構成
安全扉・保護ケースは別
2460の背面端子用コネクター2460-KITが標準構成該当なし
背面端子をバナナ端子へ変換2460-BANは別売2450-TRX-BANは別売
校正時点の結果を示す書類標準構成には含まれない標準構成には含まれない
有料の測定アプリ利用権を別途購入利用権を別途購入

2460-KITは2460の背面端子用コネクターです。2460-BANと2450-TRX-BANは、バナナ端子へ変換する別売品です。

Amazon掲載品は、メーカー標準と同じとは限りません。販売者へ電源コード、付属品、国内保証、校正書類の有無を確認してください。

ケースレー両機の価格差

2026年7月23日時点では、2460が201万3,000円、2450が126万5,000円で、差額は74万8,000円です。

価格項目Keithley 2460Keithley 2450
Amazon価格
2026年7月23日時点
2,013,000円1,265,000円
相手機種との価格差2450より748,000円・約59%高い2460より748,000円安い
価格に見合う条件1A超または20W超が必要100V超または微小電流が必要
追加費用の例大電流用配線・安全治具微小電流用ケーブル・変換部品
納期取り寄せ扱い取り寄せ扱い

2460は2450より74万8,000円高く、差額を払う基準は1A超または20W超が必要かどうかです。

本体価格に専用ケーブル、安全治具、校正、測定アプリの費用が加わります。Amazon価格と納期は注文時に変わる場合があります。

ケースレー両機の選び方

Keithley 2460は、大電流の電池や電気抵抗の小さい部品を1A超・20W超で試験する用途向けです。

Keithley 2450は、100V超の半導体試験や、センサー・漏れ電流の微小電流測定向けです。

必要な電圧と電流の組み合わせを決め、配線・安全治具・校正まで見積もってください。価格が安くても、測定範囲が足りない機種は使えません。

ケースレー両機のQ&A

ケースレー両機の自動制御

どちらもUSB、有線ネットワーク(LAN)、計測器用の通信端子(GPIB)から制御できます。測定手順をプログラム化する場合は、使用するドライバーと本体ファームウェアの対応も確認してください。

ケースレー両機の充放電

どちらも電流を供給する動作と吸収する動作に対応するため、1台で充電と放電を切り替えられます。充放電電流が1A以下かつ20W以下なら2450、1A超または20W超なら2460です。電圧も各機種の範囲内に収めてください。

ケースレー両機の複数測定

どちらも1チャンネルなので、1台で複数の試料を同時には測れません。複数台で測る場合は、対応機器を同期する接続機能(TSP-Link)を使えます。

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