
ナカトミ除湿機DM-15CとDM-22の違い|湿度制御・除湿能力を比較
ナカトミDM-15CとDM-22は、どちらも大型です。違いが分かりにくく、迷いますよね。
湿度を決めて保つならDM-15C、短時間で多くの水分を取るならDM-22がおすすめです。
この記事では、除湿能力や電気代、設置条件を比べ、使う場所に合う1台を見つけましょう。
ナカトミ除湿機早見表
保管庫や地下室の湿度を決めて保つならDM-15C、短時間で多くの水分を取るならDM-22がおすすめです。
表の除湿量は、室温30℃・湿度80%で測った定格値を、電源周波数の50Hz(ヘルツ)/60Hzの順で記載しています。
| 比較項目 | DM-15C | DM-22 |
|---|---|---|
| 向く人 | 決めた湿度を保ちながら使いたい人 | 湿気の多い場所から短時間で多くの水分を取りたい人 |
| 主な強み | 湿度を30〜90%の範囲で5%刻みに設定できる | 1日あたりの除湿量と、送り出す風の量が多い |
| 弱点 | 除湿量はDM-22より少なく、35℃を超える場所では使えない | 湿度を設定できず、本体は約49kgある |
| 湿度設定 | 30〜90%、5%刻み | なし |
| 1日あたりの定格除湿量 室温30℃・湿度80% | 28/33L(リットル) | 52/57L(リットル) |
| 消費電力 50Hz/60Hzの順 | 700/820W(ワット) | 840/1,050W(ワット) |
| 使用できる温度 | 10〜35℃ | 10〜45℃ |
| タンク容量 | 15L | 約20L |
| 重さ | 約32kg | 約49kg |
| 直接排水 | 付属ホースで対応 | 付属ホースで対応 |
| 購入前の確認 | 32kgの搬入経路と、35℃以下の設置場所を確保できるか | 49kgの搬入経路と、湿度を自分で確認できる運用か |
広さの目安は両機で同じなので、湿度制御と除湿速度の違いで比べましょう。


ナカトミDM-15Cが向く人
DM-15Cは湿度を30〜90%まで5%刻みで設定でき、設定値を下回ると除湿が止まっても送風を続け、上回ると除湿を再開します。
- 保管庫や資料室を60%前後など決めた湿度で保ちたい
- 湿度が上がったときだけ水を取る運転をしたい
- 湿度45%未満も含めて管理したい
- 49kgのDM-22より搬入時の負担を抑えたい
定格除湿量は1日28/33Lで、速度を求めるならDM-22がおすすめです。
使える温度は35℃までで本体も約32kgあるため、搬入経路と排水先を確保してください。

ナカトミDM-22が向く人
DM-22は倉庫や作業場で短時間に多くの水分を取る用途へ向き、定格除湿量は1日52/57LでDM-15Cの約1.7〜1.8倍です。
- 扉の開閉が多い倉庫の湿気を早く下げたい
- 水分が発生する作業場で連続運転したい
- 35〜45℃になる屋内で使いたい
- 一般的な100ボルト電源で多くの水分を取りたい
湿度は設定できず、目標に達したら使用者が運転を止めるため、自動で保つならDM-15Cがおすすめです。
本体は約49kgで電源コードは約2mのため、搬入経路、単独コンセント、排水先を確保してください。

ナカトミ除湿機の電気代
電気代の目安は、1kWh(1000Wを1時間使う電力量)31円と、50Hz・60Hzそれぞれの消費電力が前提です。
| 比較項目 | DM-15C | DM-22 | ||
|---|---|---|---|---|
| 50Hz | 60Hz | 50Hz | 60Hz | |
| 消費電力 | 700W | 820W | 840W | 1,050W |
| 1時間 | 約21.7円 | 約25.4円 | 約26.0円 | 約32.6円 |
| 1日8時間×30日 | 約5,208円 | 約6,101円 | 約6,250円 | 約7,812円 |
| 水1Lを取る電気代 室温30℃・湿度80% | 約18.1円 | 約18.2円 | 約11.8円 | 約13.6円 |
連続運転ではDM-22が1時間あたり約4.3〜7.2円高くなりますが、定格条件で水1Lを取る電気代はDM-22のほうが安くなります。
実際の電気代は室温や湿度で変わり、DM-15Cは除湿停止後も送風が続くため、消費電力がゼロにならない点にも注意してください。
ナカトミ除湿機の設置条件
どちらも100V・15A以上の単独コンセントへ直接つなぎ、同じ回路で消費電力の大きな機器を使わないでください。
アース線と指定の漏電ブレーカーも必要です。設備が不明なら、購入前に電気工事店へ確認してください。
| 設置条件 | DM-15C | DM-22 |
|---|---|---|
| 本体サイズ 幅×奥行×高さ | 390×430×835mm | 455×430×970mm |
| 重さ | 約32kg | 約49kg |
| 電源コード | 約3m | 約2m |
| 使える室温 | 10〜35℃ | 10〜45℃ |
| 電源 | 100V・15A以上の単独コンセント | 100V・15A以上の単独コンセント |
| 漏電ブレーカー | 15A・感度電流30mA(ミリアンペア)・動作時間0.1秒以内 | 15A・感度電流30mA(ミリアンペア)・動作時間0.1秒以内 |
| 設置余白 | 吸気口・排気口から50cm以上 | 吸気口・排気口から50cm以上 |
| 設置面 | 水平で本体の重さに耐えられる床 | 水平で本体の重さに耐えられる床 |
| 排水方法 | 15Lタンク/付属ホース | 約20Lタンク/付属ホース |
DM-22は資料によって幅と奥行の記載が異なります。狭い場所へ置くなら、購入時の寸法図で確認してください。
両機にタイマーはないため、長時間使うなら付属ホースで直接排水し、24時間動かす場合も人が確認できる場所へ置いてください。
関連記事:
・除湿機の連続排水ホースは何mm?内径・長さと設置条件の確認方法
QA
運転音に違いはありますか
公称騒音値はDM-15C、DM-22ともに63dBで、静音性に差はありません。運転音を抑えたい場所では、どちらも積極的にはおすすめできません。
タンクで一晩使えますか
一晩持つとは断定できません。定格最大能力から計算した満水までの目安は、DM-15Cが約10.7〜12.5時間、DM-22が約8.3〜9.1時間です。実際は温度と湿度で変わるため、長時間運転には付属ホースで直接排水してください。
交換フィルターは共通ですか
共通ではありません。DM-15CはFL-30、DM-22はFL-31が対応品です。購入時は本体型番に合うフィルター名まで確認してください。
保証は購入先で変わりますか
購入先で変わります。メーカー製品ページとAmazon商品ページでは1年保証、ナカトミ直営店では3年保証です。3年保証は直営店の販売条件なので、Amazonで買った商品へそのまま適用される保証ではありません。
ナカトミ除湿機の結論
湿度を30〜90%まで5%刻みで設定して保つなら、ナカトミDM-15Cがおすすめです。
45℃までの屋内で短時間に多くの水分を取るなら、ナカトミDM-22がおすすめです。
どちらも単独コンセント、アース、指定の漏電ブレーカー、排水先を用意し、搬入経路も確認してください。
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