
食品表示ラベルプリンター|ラベル幅・接続方法・赤黒2色印刷を比較
お菓子や惣菜の食品表示は、必要な文字を小さなラベルへ収めるのが難しいですよね。
プリンターごとに使える幅と接続方法が違い、本体だけで発行できる機種も限られます。
表示量と発行場所を決めてから、必要な幅、接続方法、赤黒印刷の有無を確認しましょう。
食品ラベルの条件早見表
表示する文字量と発行方法が分かれば、下の表から機種を絞れます。
| 読者の条件 | おすすめ機種 | ラベル幅 | 接続 | 赤黒 | おすすめする理由 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1台のパソコンから少量発行 | Brother QL-800 | 23〜62mm | パソコン接続(USB) | 対応 専用ロールが必要 | 本体価格を抑えやすく、食品表示用の純正ラベルが多い |
| スマートフォン・複数端末・店舗内ネットワーク | Brother QL-820NWBc | 23〜62mm | USB・有線の店舗内ネットワーク(LAN)・無線LAN(Wi-Fi)・近距離無線(Bluetooth) | 対応 専用ロールが必要 | 接続方法が多く、本体の時計を使った定型ラベルも発行できる |
| 厨房で本体だけを操作 | MAX LP-503S2/BASIC | 32・40・52mm | パソコン接続(USB) | 非対応 | 画面で商品を選び、期限の自動加算や発行履歴を使える |
| 80mm幅・台紙なしラベル | Epson TM-L100 | 40・58・80mm | USB・有線LAN・Bluetooth | 非対応 | 80mm幅を使え、注文ごとに必要な長さで切れる |
| レジ連携・多店舗管理 | Brother TD-2135NWB系/SATO FX3-LX Plus | 最大63mm/85mm | 有線LAN・Wi-Fiなど | 非対応 | シールを台紙から剥がして出し、商品データとも連携できる |
赤黒印刷が必要なら、Brother QL-800かQL-820NWBcを選びましょう。
少量ならQL-800、複数端末で共有するならQL-820NWBcがおすすめです。
食品用プリンターの比較
比較するのは、各機種の強みと購入前に確認したい弱点です。
- おすすめの人:1台のパソコンからUSBケーブルで発行する人
- 主な強み:1インチに300点を印刷する精細さと自動カッターを備える
- 主な強み:最大印字幅58.93mmで、食品表示用の専用ラベルも多い
- 弱点:スマートフォンからの発行とネットワーク共有はできない
- おすすめの人:スマートフォンや複数のパソコンから発行する人
- 主な強み:USB、有線LAN、Wi-Fi、Bluetoothへ接続できる
- 主な強み:本体の時計と転送済みのラベル書式で、定型ラベルを発行できる
- 弱点:QL-800より本体が高く、赤黒印刷には専用ロールが必要
- おすすめの人:パソコンを厨房へ置かず、本体画面から発行する人
- 主な強み:4.3インチ画面で商品を選び、期限を自動で加算できる
- 主な強み:約200種類のラベルを登録でき、発行履歴も残せる
- 弱点:赤黒印刷とネットワーク共有には対応していない
- おすすめの人:発行枚数が多く、剥離発行やレジ連携が必要な人
- 主な強み:商品データやバーコードリーダーと連携できる
- 主な強み:シールを台紙から剥がした状態で出す構成も選べる
- 弱点:QL用とは別の専用ラベル(RDロール)を使い、赤黒は印刷できない
- おすすめの人:80mm幅や台紙のないラベルを使いたい人
- 主な強み:強粘着と弱粘着を選べ、必要な長さで自動切断できる
- 主な強み:店舗の注文システムから商品ごとのラベルを発行できる
- 弱点:食品表示の内容を本体が自動で作る機種ではない
- おすすめの人:多店舗へ同じ商品データを配信したい人
- 主な強み:7インチ画面から商品を選び、現場で定型ラベルを発行できる
- 主な強み:店舗ごとの表示データをまとめて管理できる
- 弱点:用紙、初期設定、保守まで含めた業務導入が必要になる
安価なスマホ機は短い補助ラベル向けで、主ラベルには表示量に合う幅が必要です。

食品ラベルの表示量別候補
食品表示の文字は原則8ポイント以上で、必要項目が収まるラベル寸法が購入条件です。
- 23〜40mm:品名、日付、製造番号などの短い補助ラベル
- 52〜63mm:菓子や惣菜の主ラベル。原材料が多い商品は縦60〜75mm
- 80mm:長い原材料や注文情報向け。Epson TM-L100が対応
- 文字サイズの例外:食品包装の表示に使える面積が約150cm²以下なら5.5ポイント以上を使える場合あり。貼るラベルの面積だけでは適用不可
- 冷蔵・冷凍:結露、油、水に耐える基材と粘着剤。一般強粘着紙は表示だけで冷凍用と判断不可
Brother QL-800とQL-820NWBcは62mm幅でも、文字を印刷できる幅は58.93mmです。
原材料が多い商品なら、62×60mmのDK-1237と62×75mmのDK-1238を実寸で比べましょう。
食品ラベルの発行方法別候補
誰がどの端末から発行するかを決めると、必要な接続方法がはっきりします。
- パソコン1台:USB接続のBrother QL-800
- スマートフォン・複数端末:Wi-Fiと有線LANで共有できるBrother QL-820NWBc
- 厨房で本体だけを操作:画面から発行できるMAX LP-503S2/BASICかBrother TD-2135NWBSA
- レジ・商品データと連携:Brother TD-2135NWB系、Epson TM-L100、SATO FX3-LX Plus
スマホ印刷では、使うアプリと接続方法の両方が必要で、Bluetooth搭載だけでは決まりません。
MAX LP-503S2/BASICとTD-2135NWBSAも、ラベル書式はパソコンで先に登録します。
赤黒印刷が必要な店は、発行方法に加えて対応ロールも確認しましょう。
ブラザーの赤黒印刷
Brother QL-800とQL-820NWBcで赤黒を印刷できるロールは、DK-2251だけです。
- DK-2251は幅62mm、長さ15.24mの専用感熱紙
- 印刷色は黒と赤のみ
- 2色印刷は最高24mm/秒。白黒印刷より長い待ち時間
- 赤黒ロールは、白黒の62mm長尺ロールより1m当たりの価格が約2.5倍
- 発行枚数が多い店は、普段のラベルを白黒ロールへ分ける運用
要冷蔵や期限区分を赤で見せる店にはおすすめですが、食品表示の必須条件ではありません。
QL-820NWBc-BC付属のDK-2205は白黒用なので、赤黒印刷にはDK-2251が別に必要です。
Q&A
食品表示は自動作成できる?
いいえ。プリンターは、作成済みの表示内容をラベルへ印刷する機械です。
原材料、アレルゲン、栄養成分は、商品ごとに別途作成します。
プリンター本体以外の費用は?
専用ラベル、テンプレート作成、初期設定の費用がかかります。
業務機では、保守契約やシステム連携費も見積もってください。
食品プリンターの購入結論
迷ったら、普段使う端末と必要なラベル幅から次の候補を選んでください。
- 1台のパソコンで費用を抑えたい:Brother QL-800
- スマホや店舗内ネットワークから発行したい:Brother QL-820NWBc
- 赤黒2色で印刷したい:QL-800かQL-820NWBcとDK-2251
- 厨房で本体だけを操作したい:MAX LP-503S2/BASIC
- 80mm幅や台紙なしラベルが必要:Epson TM-L100
- 剥離発行やレジ連携が必要:Brother TD-2135NWB系
- 多店舗へ同じデータを配りたい:SATO FX3-LX Plusを用紙、設定、保守込みで導入
- 品名や日付だけを印刷したい:安価なスマホ機を補助ラベル専用で使用
購入後は普段の寸法で1枚印刷し、容器へ貼って文字の読みやすさを確かめましょう。

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