
映画史の本おすすめ6選|日本・世界・時代別に比較
映画史の本は、扱う地域や年代が異なるので、どれを読むか迷いますよね。
世界の流れには通史、日本映画を深く知るなら日本専用の通史が合うでしょう。
そこで、目的に合う6冊と、それぞれの対象範囲を早見表にまとめました。
おすすめ早見表
| 読者の条件 | おすすめ商品 | 対象地域 | 対象年代 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 世界映画史を広く学びたい | フィルムアート社 映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ[新装増補版] | 世界 | 映画前史〜2010年代以降 | 初級〜中級 |
| 日本映画史を通して学びたい | 集英社 日本映画史110年 | 日本 | 活動写真〜デジタル時代 | 初級〜中級 |
| アメリカ映画を体系的に学びたい | 三修社 アメリカ映画史入門 | アメリカ | 1895年〜21世紀 | 中級 |
| ハリウッド史を新書で読みたい | 平凡社 新版ハリウッド100年史講義 | ハリウッド | 約100年間 | 初級〜中級 |
| 華語圏の映画を学びたい | 岩波書店 華語圏映画入門 | 中国・香港・台湾など | 地域史中心 | 初級〜中級 |
| サイレント期を深く研究したい | 国書刊行会 無声映画芸術の成熟―トーキーの跫音1919–1929 | 各国 | 1919〜1929年 | 上級 |
映画史を学ぶ
世界映画史の入門には、『映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ』がおすすめです。
映画前史から2010年代以降までを、年代と重要語の両面から学べます。
各国の動きを横断して知りたい人には、読み応えのある一冊でしょう。
![フィルムアート社 映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ[新装増補版]](https://m.media-amazon.com/images/I/51rFG7-khFL._SL500_.jpg)
日本映画史110年
『日本映画史110年』は、日本映画を中心に読みたい人向けの通史です。
活動写真から黒澤明、怪獣映画、アニメ、Jホラー、配信まで扱っています。
映画と日本社会の変化を、まとめて追える構成になっているんです。

アメリカ映画史入門
大学で体系的に学ぶなら、『アメリカ映画史入門』がおすすめです。
全462頁で、1895年以降の通史、監督82人、作品63本を収録しています。
授業や研究に役立つ詳しさがある一方、入門書としては情報量が多めでしょう。

ハリウッド100年史
『新版 ハリウッド100年史講義』は、新書で通史を読みたい人向けです。
ハリウッド約100年間の大きな変化を、コンパクトに追えます。
研究資料の多さより読みやすさを重視するなら、この本がおすすめです。

華語圏映画入門
中国、香港、台湾の映画を学ぶなら、『華語圏映画入門』がおすすめです。
華語圏を横断しているため、欧米以外の地域史を深められます。
世界全体の通史ではなく、華語圏に絞った地域入門という位置づけです。

世界映画全史
『世界映画全史』は、初期映画を詳しく研究したい人向けのシリーズです。
紹介する『無声映画芸術の成熟』は、資料や証言をもとに各国映画をたどります。
収録年代は1919〜1929年なので、その時代を深く学ぶ人向けでしょう。

主要6冊比較
ここまで紹介した6冊について、対象地域や収録年代などを一覧にしました。
| 比較項目 | フィルムアート社 映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ[新装増補版] | 集英社 日本映画史110年 | 三修社 アメリカ映画史入門 | 平凡社 新版ハリウッド100年史講義 | 岩波書店 華語圏映画入門 | 国書刊行会 無声映画芸術の成熟―トーキーの跫音1919–1929 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 対象地域 | 世界 | 日本 | アメリカ | ハリウッド | 中国・香港・台湾など | 各国 |
| 収録年代 | 映画前史〜2010年代以降 | 活動写真〜デジタル時代 | 1895年〜21世紀 | 約100年間 | 地域史中心 | 1919〜1929年 |
| 構成 | 年代・用語別 | 通史 | 年代別 | 講義形式 | 地域別 | 年代・地域別 |
| 難易度 | 初級〜中級 | 初級〜中級 | 中級 | 初級〜中級 | 初級〜中級 | 上級 |
| 主な用途 | 全体理解 | 日本映画の理解 | 授業・研究 | 入門 | 地域研究 | 専門研究 |
| 版・シリーズ | 新装増補版 | 増補改訂版 | 2024年初版 | 新版 | 地域入門 | 世界映画全史の一巻 |
目的別の最終候補
目的ごとにすすめる本を、購入結論としてまとめてみました。
- 世界映画史の入門には、フィルムアート社の『映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ[新装増補版]』が向いている
- 日本映画の通史には、集英社の『日本映画史110年』がおすすめ
- アメリカ映画を学術的に学ぶなら、三修社の『アメリカ映画史入門』が適している
- ハリウッド史を新書で読むなら、平凡社の『新版ハリウッド100年史講義』が有力
- 華語圏の地域史には、岩波書店の『華語圏映画入門』がおすすめ
- サイレント期の専門研究には、国書刊行会の『無声映画芸術の成熟』が向いている
![フィルムアート社 映画史を学ぶ クリティカル・ワーズ[新装増補版]](https://m.media-amazon.com/images/I/51rFG7-khFL._SL500_.jpg)
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