
天体望遠鏡用バーティノフマスクの選び方|外径別おすすめと専用品を比較
望遠鏡の口径に合う商品を選んだのに、鏡筒へ固定できないと困りますよね。
選ぶときに必要なのは、鏡筒先端やフードなど、マスクを固定する位置の外径です。
通常型はピント合わせ用で、トライ型はピントと光軸の確認に使えます。
外径や望遠鏡の種類ごとに、合う商品を一覧にまとめてみました。
おすすめ早見表
| 読者の条件 | おすすめ商品 | 対応機種・規格 | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 固定位置の外径63〜89mm | Yosoo バーティノフマスク 63〜89mm | 屈折・反射など | 厚さ1mmのアルミ |
| 外径に近いサイズを選びたい | IoSystemsInc バーティノフマスク 85〜120mm | 固定位置の外径85〜120mm | 外径別シリーズ |
| 光条の見やすさを重視 | William Optics バーティノフマスク 105〜148mm | 固定位置の外径105〜148mm | 明るい光条 |
| 光軸も調べたい | AstroStreet トライバーティノフマスク 90〜115mm | 固定位置の外径90〜115mm | ピント・光軸兼用 |
| Seestar S50を使う | Farpoint Bahtinov Mask Pro Seestar S50用 | ZWO Seestar S50専用 | 着脱式ホルダー |
| 旧型Celestron 8 SCTを使う | Farpoint FP410 Celestron 8 SCT用 | 旧型8インチSCT | 機種別形状 |
Yosoo小径用
固定位置の外径が63〜89mmなら、価格を抑えやすいYosooがおすすめです。
厚さ1mmのアルミ合金製で、3本の金属支柱によってマスクの中心を保てます。
IoSystems外径別
外径ごとの対応商品を一覧にしました。
| 取り付け位置の外径 | 購入商品 |
|---|---|
| 65〜100mm | IoSystemsInc バーティノフマスク 65〜100mm |
| 85〜120mm | IoSystemsInc バーティノフマスク 85〜120mm |
| 125〜180mm | IoSystemsInc バーティノフマスク 125〜180mm |
| 150〜200mm | IoSystemsInc バーティノフマスク 150〜200mm |
| 195〜240mm | IoSystemsInc バーティノフマスク 195〜240mm |
外径が複数の範囲に入るときは、実測値が対応範囲の中央に近い商品がおすすめです。
保護ゴムを含む固定範囲には、公称上限から2〜3mm以上の余裕が必要になります。

WOの明光条型
回折光条が暗くて読み取りにくい場合は、William Optics新設計品がおすすめです。
取り付け外径は、75〜110mm、105〜148mm、172〜235mmの3種類があります。
光条は従来型の約3倍明るいとされていますが、William Optics社による比較値です。
価格を抑えたい場合は、通常型のYosooやIoSystemsIncがおすすめです。

トライ型
ピントに加えて光軸も調べたい場合は、AstroStreetトライ型がおすすめです。
取り付け外径は90〜115mmと140〜180mmで、六角ネジ3本の調整式になっています。
ピントだけが目的なら、模様が単純な通常型がおすすめです。
保護ゴムを含めるため、公称上限から2〜3mm以上の余裕が必要になります。

Seestar専用
Seestar S50には、専用ホルダー式のFarpoint Mask Proがおすすめです。
ホルダーと着脱式マスクのほか、7種類の回折模様用マスクが付属しています。
追加の回折模様用マスクが不要なら、SPACE LAB Seestar S50用バティノフマスクがおすすめです。
SPACE LABは、固定方法とセット内容の掲載情報が少ない点に注意が必要です。

SCT専用品
旧型Celestron 8インチSCTには、Farpoint FP410がおすすめです。
FASTAR対応の8インチ鏡筒では、中央部が異なるFP410Hを使用します。
Celestron 9.25インチSCTの専用品はFarpoint FP415です。
RASA・HyperStarには、前面カメラを避ける中央開口付き専用品が必要になります。

主要仕様を比較
主な仕様と適合条件を比較表にまとめました。
| 比較項目 | Yosoo 63〜89mm | IoSystemsInc 85〜120mm | William Optics 105〜148mm | AstroStreet 90〜115mm | Farpoint Seestar S50用 | Farpoint FP410 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 対応機種・規格 | 屈折・反射など | 屈折・反射など | 屈折・反射など | 光軸調整式 | Seestar S50 | 旧型8インチSCT |
| 対応外径 | 63〜89mm | 85〜120mm | 105〜148mm | 90〜115mm | 専用形状 | 専用形状 |
| マスク形式 | 通常型 | 通常型 | 通常型 | トライ型 | 専用型 | 専用型 |
| 固定方式 | 3点固定 | 3点固定 | 3点固定 | 3点固定 | ホルダー | 載置式 |
| 素材 | アルミ | アクリル | 記載なし | アクリル | 記載なし | 記載なし |
| 商品固有仕様 | 厚さ1mm | 外径別シリーズ | 明るい光条 | 光軸確認 | 追加マスク | 機種別形状 |
| 適合条件 | 外径63〜89mm | 端部に余裕 | 外径105〜148mm | 用途限定 | S50専用 | 旧型8インチ |
形式と固定方式
用途と固定方式の組み合わせをまとめてみました。
- ピント合わせだけに使うなら、通常型がおすすめ
- 光条の見やすさを重視するなら、明光条型がおすすめ
- 解析ソフトで細かなずれを読むなら、高感度型がおすすめ
- SCTや反射式で光軸も調べるなら、トライ型がおすすめ
- 複数の一般鏡筒で共用するなら、傷防止付き3点固定型がおすすめ
- Seestar S50なら、専用ホルダー型がおすすめ
- RASA・HyperStarなら、中央開口付き専用品がおすすめ
スリットが細かくても、すべての環境で見やすくなるとは限りません。
目視で光条を読むなら通常型、解析ソフトで読むなら高感度型がおすすめです。
購入の結論
一般鏡筒では、固定位置の外径に収まり、範囲の端を避けられる通常型がおすすめです。
回折光条の見やすさには明光条型、光軸確認にはトライ型が適しています。
SeestarやSCTなど前面形状が固有の望遠鏡では、機種専用品を使用します。
固定ネジを強く締めすぎず、撮影時はマスクを外す必要があります。
- 固定位置の外径63〜89mmなら、Yosoo バーティノフマスク 63〜89mmがおすすめ
- 固定位置の外径85〜120mmなら、IoSystemsInc バーティノフマスク 85〜120mmがおすすめ
- 光条の見やすさを重視するなら、William Optics バーティノフマスク 105〜148mmがおすすめ
- 光軸確認も行うなら、AstroStreet トライバーティノフマスク 90〜115mmがおすすめ
- Seestar S50なら、Farpoint Bahtinov Mask Pro Seestar S50用がおすすめ
- 旧型Celestron 8 SCTなら、Farpoint FP410がおすすめ

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