
木工象嵌職人向け 薄板切断用ベニヤソーおすすめ3選|刃渡り・刃厚別
木工象嵌では、薄板を切り離すときの刃の通りや切り口の細かさが仕上がりを左右します。刃渡りや刃厚が同じ鋸が並ぶと、どこで選び分けるのか迷いますよね。
今回の3本は刃渡り240mm、刃厚0.3mmで共通です。違いは刃のピッチと鋸の構造。切断方向と刃の細かさから候補を絞れます。
刃の細かさを重視するなら1.0mmピッチ、胴付き鋸とは形の異なる鋸も比べるならレザーソーZA型がおすすめです。3本の特徴を紹介します。
3本の仕様
3本とも刃渡り240mm、刃厚0.3mmです。刃の長さや板厚は共通なので、ピッチと鋸の形が用途を分けます。
| 商品 | 刃渡り | 刃厚 | ピッチ | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
レザーソー ZA型 TPE | 240mm | 0.3mm | 1.5mm | 3,344円 |
SUIZAN 胴付鋸 D-001 | 240mm | 0.3mm | 1.0mm | 3,980円 |
SUIZAN 胴付鋸 SDE-001 | 240mm | 0.3mm | 1.5mm | 4,280円 |
価格は2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。時期や販売先によって変わるため、注文時に確認してください。ピッチが違えば、一度に材料へ当たる刃の数も変わります。
ベニヤソーには構造の異なる鋸があります。背金のある胴付き鋸と、ZA型のような細工鋸では、刃を当てられる場所や作業のしやすさが異なります。
レザーソーZA型
レザーソーZA型TPEは、刃渡り240mm、刃厚0.3mm、ピッチ1.5mmの細工鋸です。柄はTPE製。参考価格は3,344円で、3本の中では最も安価です。
ピッチはSUIZANのSDE-001と同じ1.5mmです。選ぶ際は、ピッチの違いより鋸の形を比べます。背金のある鋸が入らない位置を切る作業には、ZA型の形状が役立ちます。
細い象嵌片を切り出すときは、罫書き線のどちら側を残すか先に決めます。切り溝が仕上がり寸法に食い込まないように刃を当ててください。

SUIZAN D-001
SUIZAN D-001は、刃渡り240mm、刃厚0.3mm、ピッチ1.0mmの横挽き胴付鋸です。3本の中で最も細かいピッチ。参考価格は3,980円です。
ピッチ1.0mmは、1.5mmの2本より刃の間隔が小さい仕様です。象嵌材を横方向に切り、細かな刃を重視する人にはD-001がおすすめです。
切り幅は0.5mm、全長548mm、重量約200gです。商品情報はSUIZANのD-001ページで確認できます。保管場所には柄を含めた全長が入るか確かめてください。
胴付き鋸は刃の背側が固定された構造です。そのため切れる深さには制約があります。板の厚みと切断箇所に刃が届くか確認してから使いましょう。縁から入る直線切断に使う形です。

SUIZAN SDE-001
SUIZAN SDE-001は、刃渡り240mm、刃厚0.3mm、ピッチ1.5mmの胴付鋸です。参考価格は4,280円。D-001より粗いピッチで、縦・横・斜め挽きに対応します。
D-001は横挽き用、SDE-001は縦・横・斜め挽きに使える鋸です。木目に対して切る向きが一定でない作業なら、SDE-001の対応範囲が役立ちます。
切り幅は0.5mm、全長546mm、重量約200gです。商品仕様はSUIZANのSDE-001ページで確認できます。D-001とはピッチと切断方向への対応が異なります。
1.5mmピッチのSDE-001より、1.0mmピッチのD-001のほうが刃の間隔は細かです。縦挽きや斜め挽きにも使うならSDE-001、横挽きに絞るならD-001を選んでください。

結論
横挽き中心で細かな刃を求めるなら、SUIZAN D-001がおすすめです。 ピッチは1.0mmで、3本の中で最も細かい仕様です。
木目に沿う縦挽きや斜め挽きも行うなら、SUIZAN SDE-001を選んでください。 ピッチ1.5mmで、縦・横・斜め挽きに対応します。
平面途中から切り始める加工やZA型の形状を使う作業には、レザーソーZA型TPEがおすすめです。 刃渡りと刃厚は3本で共通。切断方向と鋸の形状で決めましょう。
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