
部分放電カメラ おすすめ3選
部分放電カメラは、検出方式や対応距離など、何を基準に選べばよいか迷いやすいですよね。
音響やUVで放電を捉え、位置特定や種類・重大度の評価まで行える機種もあるため、現場で確認したい対象に合わせて見ると選びやすくなります。
今回は、FLIR・OFIL・Flukeの部分放電カメラ3製品を、購入前に確認しやすい項目でまとめます。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格(取得日) | 検出方式 | 距離範囲 | 主な検出対象 |
|---|---|---|---|---|
| FLIR Si2-PD™ 産業用音響画像カメラ | $23,888.83/台(2026年10月14日取得) | 産業用音響カメラ | 0.3m〜200mまで(測定距離) | PD障害 |
| DayCor® Luminar HD コロナ放電カメラ | — | ソーラーブラインドUVカメラ | 最大150〜200m(環境条件・コロナPD強度で変動) | コロナ部分放電・アーク |
| Fluke ii915 超音波カメラ | $26,599.99(2026年10月14日取得) | 超音波カメラ | 0.5m〜120m超(検出範囲) | 部分放電 |
FLIR Si2-PD™ 産業用音響画像カメラ
部分放電の検出だけでなく、発生位置の特定や放電の分類・評価まで扱いたい人には、FLIR Si2-PD™ 産業用音響画像カメラがおすすめです。
部分放電を検出する産業用音響カメラで、124個の低ノイズMEMSマイクロフォンによるリアルタイム音響可視化に対応しています。
測定距離は0.3m〜200mまでで、最大200m離れた場所からPD障害の検出・位置特定・分類・評価を行えます。
放電の種類・重大度・推奨アクションをデバイス内で分類でき、AIベースの自動重大度評価にも対応しています。カメラ上だけでなくソフトウェアベースでも重大度を評価でき、音響画像とサーモグラフィ画像を同じレポートにまとめられます。
使用できる温度範囲は−10°C〜50°Cで、操作・保存時の湿度は0〜90%が推奨され、保護クラスはIP54です。これらの条件に合う現場で、部分放電の検出から評価までを扱いたい人には、このカメラがおすすめです。
DayCor® Luminar HD コロナ放電カメラ
コロナ部分放電やアークを検出し、発生位置まで特定したい人には、DayCor® Luminar HD コロナ放電カメラがおすすめです。
ハンディ型のソーラーブラインドUVカメラで、部分放電の検出感度は1pC・15m、Eurotest labの認証も受けています。
詳細な画像撮影に使える720p動画にも対応しています。
送電・配電・変電所・発電設備や、回転機・変圧器・ケーブルなどの高電圧部品をハンディで検査したい人には、この商品がおすすめです。
検査距離は最大150〜200mですが、環境条件とコロナPDの強度によって変動します。遠距離から検査する場合は、対象現場の環境条件とコロナPD強度によって検査距離が変わります。
本体のみの掲載で、近距離検査用のクローズアップレンズ、環境データ記録用の温度・湿度センサー、運用時間延長用の追加バッテリーと充電器はアクセサリーとして用意されています。近距離検査や環境データの記録、長時間運用を予定する人には、目的に応じてこれらのアクセサリーを選ぶのがおすすめです。
Fluke ii915 超音波カメラ
部分放電の種類や重症度まで確認したい人には、Fluke ii915 超音波カメラがおすすめです。
高電圧に携わる電気技師や電気テスト技術者、グリッド・メンテナンス・チーム向けのカメラで、2kHz〜100kHzの周波数範囲で部分放電を検出します。
検出範囲は0.5m〜120m超で、広いエリアを非接触でスキャンできます。
PDQ Modeでは、部分放電タイプを分類し、放電の重症度を評価できます。部分放電の音を視覚的に表示して発生位置を特定できるため、種類・重症度・位置をまとめて確認したい人におすすめです。
音響画像はSoundMapイメージで、可視画像と合成したJPGまたはPNG、可視映像と合成したMP4として保存できます。32GBには画像8,000枚以上、ビデオ1,600本以上を保存でき、ビデオは最長5分まで、Fluke Connectへもワイヤレスで転送できます。
使用環境については、作動時温度が−10°C〜40°C、保管時温度が−20°C〜70°C(バッテリーを外した状態)、相対湿度が10〜95%(結露なきこと)で、IP等級はIP40です。
手持ちの三脚との組み合わせを検討する場合、カメラ側の三脚ホルダー・コネクターは1/4インチ-20です。
部分放電カメラのおすすめ3選|選び方の結論
- 放電の種類や重大度まで確認したい人
- コロナ部分放電やアークをハンディで検出・位置特定したい人
DayCor® Luminar HDの近距離検査とレンズ構成
近距離検査でDayCor® Luminar HDを選ぶときは、フォーカス条件とレンズ構成の組み合わせが購入前の判断点になります。フォーカス範囲は0.6mで、クローズアップレンズなしでは3mです。
販売情報は本体のみで、クローズアップレンズはアクセサリーとして掲載されています。クローズアップレンズなしでは3mとなるため、0.6mのフォーカス範囲を購入条件にする人には、クローズアップレンズを含めて購入内容を選ぶのがおすすめです。
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