
録音の音割れは箇所だけ録り直してから渡す
渡す録音に、割れたところが残っている。
一部だけ変な音なのに、ファイル全体をどう扱えばいいか迷ってしまいます。
録り直して渡す
録音を最後まで聞いて、音割れしている箇所だけ録り直し、つなぎ目を確認してから渡しましょう。
音割れは、音が記録できる上限に当たって歪んだ箇所です。全部を取り直すと、問題のない部分まで声の調子や部屋の音がずれるので、割れている範囲だけを差し替えてから渡します。
使える録音ソフト
音割れの確認と、その箇所だけの録り直しは、波形を見られる音声編集ソフトで進められます。映像と一緒に渡す場合は、動画編集ソフトの音声トラックでも同じ流れです。
| ソフト名 | 種類 | 対応OS | 録音・編集の特徴 |
|---|---|---|---|
| Audacity | 無料の音声編集 | Windows、macOS、Linux | 波形を見ながら部分録音とつなぎができる |
| ボイスメモ | OS標準の録音 | macOS、iOS | 短い取り直しの素材を録る |
| サウンドレコーダー | OS標準の録音 | Windows | 短い取り直しの素材を録る |
| 動画編集ソフトの音声トラック | 動画編集 | 使うソフトによる | 映像の同じ位置へ音声を差し替えられる |
- 音声ファイルだけを直すなら、波形が見える音声編集ソフトで印を付けて差し替えます。
- 映像と一緒に渡すなら、使っている動画編集ソフトの音声トラックで同じ位置へ置きます。
- OS標準の録音アプリは、取り直しの素材を録るところまでに使うと手順が少なくなります。
音割れだけ録り直す
渡す前の作業は、聞く、録り直す、つなぐ、もう一度聞く、の順です。使うソフトでボタンの位置は違うので、画面の細かい操作ではなく共通の流れだけを押さえます。
- 録音を最後まで聞き、音が割れている箇所だけを印にする
- その箇所だけを、声の距離と部屋の条件をそろえて録り直す
- 元の位置へ置き、前後のつなぎ目を聞いて段差をなくす
- 最初から最後まで聞き、問題がなければ書き出して渡す
- 全体を録り直さず、割れている範囲だけを取り直す
- 波形が天井に張り付いた箇所と、耳で聞いて歪んだ箇所の両方を確認する
- 録り直すときは、前より入力を抑え、同じ上限に当てない
- つなぎ目は見た目だけでなく、前後を含めて聞く
- 渡すファイルは直した完成版にし、取り直し前の割れた音を残さない
解説音声の直し
たとえば、解説動画の声を録った田中さんは、ファイルを最後まで聞いて割れている2か所だけに印を付けました。同じ距離でもう一度その部分だけを録り、元の位置へ置いてつなぎ目を聞いてから、直したファイルを編集者へ渡しました。
おすすめのヘッドホン
録り直しとつなぎ目の確認は、上の流れのとおりソフトで進められます。ヘッドホンがまだない場合、私は密閉ダイナミック型の有線モニターヘッドホンであるaudio-technica ATH-M40x ブラックが、机で録音を聞き直すのに向いていると思います。
着脱式のカールコードとストレートコードが付くので、机の距離に合わせてコードを替えられます。ヘッドセット用マイクは付いていないので、アナログ音声端子か音声インターフェースが必要です。Bluetoothの通勤用やノイズキャンセリング目的ではなく、音の判断が自動で正しくなるわけでもありません。接続端子や付属ケーブルはaudio-technica ATH-M40x ブラックの公式製品ページで確認できます。

まず聴き直す
録音を最初から最後まで聞いて、割れている箇所だけを録り直してみてください。つなぎ目まで確認できたら、そのファイルを渡します。聞くためのヘッドホンがまだない場合は、audio-technica ATH-M40x ブラックの商品ページで、有線のモニターヘッドホンかどうかを見てみてください。
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