測定値と規格の範囲を照合して範囲外の品だけ出す

測定値と規格の範囲を照合して範囲外の品だけ出す

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

測った数字は並んでいるのに、規格の外の品が合格側へ残ってしまう。

片側だけ合っていても、もう片側が外れている品まで合格にしてしまうと困ります。

範囲の外だけ出す

測った値を規格の下限と上限へ1件ずつ当て、範囲の外だけを出しましょう。

数字が並んだ表を上から眺めると、上限を超えた行を見ても下限を下回った行が合格側に残ります。1件ずつ両方の端へ当てて、外れた品だけを分けると、規格外の品を合格にしにくくなります。

使える表計算

測定値と規格の範囲の照合は、表計算で行います。ボタンの位置はソフトごとに違うので、画面の操作ではなく、列の役割を揃えます。測定値、下限、上限、判定を別の列に置くのが共通の形です。

手段種類対応OS主な役割
Microsoft Excel表計算アプリWindowsとmacOS測定値と下限と上限を列に置き、範囲外の行だけを残す
Apple Numbers表計算アプリmacOS同じ列の役割で、測定値を下限と上限へ当てる
Googleスプレッドシートブラウザの表ブラウザ共有した表で、同じ範囲外の出し方を繰り返す
LibreOffice Calc表計算アプリWindows、macOS、Linux手元のファイルで、下限と上限を照合する
  • 職場で使う表計算が決まっているなら、それを使います。列名が違っても、測定値・下限・上限・判定が分かれていれば足ります。
  • まだ表がない場合は、手元のOSに付いている表計算か、ブラウザの表計算で同じ4列を作ります。
  • Windowsだけで動く検査用アプリは、macOSではそのまま使えません。この照合は、測定値と下限と上限が表にあれば表計算で進めます。

範囲外を出す流れ

規格が許す範囲は、下限と上限のあいだです。測った値がそのあいだに入る品は残し、入らない品だけを別の一覧へ出します。

  1. 品ごとに、測定値、規格の下限、規格の上限を1行へ並べます。
  2. 測定値が下限より小さい行と、上限より大きい行だけを範囲外にします。規格が「以上」「以下」なら、端の値そのものは範囲内です。
  3. 範囲外の行だけを別の一覧へ出します。範囲内の行は、その一覧へ混ぜません。
  4. 出した件数と、全体から範囲内を引いた件数を突き合わせ、漏れと混入を見ます。
  • 上限だけ、または下限だけを見ると、反対側にはみ出した品が合格側に残ります。
  • 単位が違う列をそのまま比べると、範囲の内外が入れ替わります。比べる前に同じ単位へ揃えます。
  • 表示の桁へ丸めてから判定すると、端のすぐ外が範囲内に入ります。判定は、丸める前の測定値で行います。
  • 範囲内を残す条件と、範囲外を出す条件を取り違えると、合格品だけが一覧に残ります。出す対象は範囲外です。

下限上限の当てはめ

たとえば、青木さんが金属板の厚みを3枚測ったとします。規格は1.20mm以上1.30mm以下で、測定値は1.19mm、1.20mm、1.31mmです。1.19mmは下限より小さく、1.31mmは上限より大きいので、この2枚だけを範囲外の一覧へ出し、1.20mmは端の値なので一覧へ入れません。

おすすめのパソコン

表計算で測定値と下限・上限を照合する作業を持ち歩くなら、パソコンがまだない場合は、画面とキーボードが読み書きに合う1台を用意してください。私はMacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバーがおすすめです。13.6インチの画面と日本語キーボードを備えたノート型のMacなので、測った値と規格の端を並べて確認できます。

13.6インチの画面で、測定値と下限・上限の列を並べて見比べられます。使う表計算がmacOSとApple Siliconに対応するか、16GBメモリと512GBのSSDで対象の表が足りるかを、購入前に確認してください。Windows専用のアプリは、このMacではそのまま動きません。案内している本体は標準構成で、70W充電器のカスタマイズ版ではありません。13.6インチの画面と日本語キーボードの内容は、AppleのMacBook Air(13インチ、M5)の技術仕様で確認できます。

MacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバー
MacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバー

まず1行を当てる

手元の測定値を1行取り、下限と上限へ当てて、外れていれば範囲外の一覧へ出してみてください。パソコンがまだない場合は、紹介したMacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバーの商品ページで、13.6インチ、M5、16GB、512GBの構成かを見てください。

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