
陶芸用撥水剤 おすすめ
陶芸用撥水剤は、水性・油性の違いや、釉薬を避けたい場面に合うものがどれか迷いますよね。
作品の底部などで釉薬を避けたいのか、素地の色を出したいのか、釉上で色をはじきたいのか、仕上がりの目的から選ぶと候補を絞れます。
今回は、用途や容量が異なる陶芸用撥水剤をまとめてご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 参考価格(2026-10-24時点) | 液剤タイプ | 用途 | 本剤の内容量(体積:ml・L・Gallon) | 本剤の内容量(質量:g・kg) |
|---|---|---|---|---|---|
CP-A2(500g) | 3,100円 | 水性 | 作品底部など、釉薬を避けたい部分 | — | 500g |
CP-A2(1kg) | 4,600円 | 水性 | 作品底部など、釉薬を避けたい部分 | — | 1kg |
CP-E2 強力タイプ(1L) | 6,240円 | 油性 | 生素地・素焼地の釉薬の色抜き | 1L | — |
CP-E3 超強力タイプ | 2,200円 | 油性 | 生素地・素焼地の釉薬の色抜き | 100ml | — |
CP-E2 強力タイプ(500ml) | 4,056円 | 油性 | 生素地・素焼地の釉薬の色抜き | 500ml | — |
CP-E | 5,650円 | 油性 | 素焼地で釉薬の色を抜き、素地色を出す | 1L | — |
CP-E2 強力タイプ(100ml) | 1,620円 | 油性 | 生素地・素焼地の釉薬の色抜き | 100ml | — |
TCC-300R レジスター ストロング | 8,800円 | — | 下掛け施釉後に乾燥させ、杓掛・浸掛で上掛けする釉上撥水 | 1L | — |
TCC-50R レジスター(500cc) | 5,390円 | — | 素焼品・生乾燥成形品の釉抜き | 500cc | — |
TCC-50R レジスター(1L) | 8,360円 | — | 素焼品・生乾燥成形品の釉抜き | 1L | — |
| 撥水剤 #495 | — | — | 釉薬・絵具のヌキ作業 | — | 1kg |
| AMACO Wax Resist | — | ワックスエマルジョン | 釉薬・化粧泥・下絵具をはじく | Gallon | — |
| Mayco Wax Resist AC-302 | — | 水性 | 下絵具・釉薬の筆塗り、または釉薬の浸し掛け時の色はじき | 59 ml | — |
CP-A2(500g)
作品の底部など、釉薬を付けたくない部分の釉抜きをしたい人には、CP-A2(500g)がおすすめです。水性の撥釉材で、素焼きの未施釉面に筆で直接塗るタイプです。使用後の筆を水で洗えるのも、扱いやすいところです。塗布後は、釉薬をかける前に5分を超えて乾燥させる必要があり、水や溶剤で薄めたり釉薬を加えたりできません。素地の表面が粗い場合や濃いめの釉薬を使う場合は、撥釉が弱くなります。

CP-A2(1kg)
作品の底部など、釉薬を付けたくない部分を素焼き面で釉抜きしたい人には、CP-A2(1kg)がおすすめです。水性の撥釉材で、素地には筆や刷毛で直接塗れ、使用後の筆は水で洗えます。釉薬をかける前は5分を超える乾燥が必要で、水や溶剤で薄めたり釉薬を加えたりできず、作業時には手袋・マスク・保護メガネなどの保護具も必要です。

CP-E2 強力タイプ(1L)
生素地や素焼地に使い、釉薬の色を抜いて素地の色を出したい人には、CP-E2 強力タイプがおすすめです。高台を無釉薬にする使い方もあるので、底面に釉薬を残したくない作品にも使えます。次の施釉まで5分以上の放置時間が必要です。火気厳禁で、蒸気を吸入すると中毒を起こすおそれもあるため、購入前に知っておきたい制約です。

CP-E3 超強力タイプ
生素地や素焼地で釉薬などの色を抜き、素地の色を出したい人には、CP-E3 超強力タイプがおすすめです。高台を無釉薬にするほか、釉上撥水や色分け撥水にも使えます。次の施釉まで5分以上の放置時間が必要です。引火性液体のため火気厳禁で、蒸気を吸入すると中毒を起こすおそれがあります。

CP-E2 強力タイプ(500ml)
生素地や素焼地で釉薬などの色を抜き、素地の色を出したい人には、CP-E2 強力タイプがおすすめです。釉上撥水や色分け撥水に加え、高台を無釉薬にする用途にも使えます。希釈せず筆で塗る商品で、次の施釉まで5分以上の放置時間が必要です。蒸気を吸入すると中毒を起こすおそれがあり、保護具の着用も必須です。

CP-E
素焼地で釉薬の色を抜き、素地の色を見せたい人には、CP-Eがおすすめです。高台を無釉薬にする用途もあり、油性の撥釉剤です。筆で素地に塗るタイプで、水や溶剤での希釈や釉薬の添加はできません。次の施釉まで5分以上の放置時間が必要で、火気厳禁です。

CP-E2 強力タイプ(100ml)
生素地や素焼地で釉薬の色を抜き、素地の色を出したい人には、CP-E2 強力タイプがおすすめです。高台を無釉薬にするほか、釉上撥水や色分け撥水にも使えます。水や溶剤での希釈や釉薬の添加はできません。次の施釉まで5分以上の放置時間が必要で、蒸気を吸入すると中毒を起こすおそれがあります。火気厳禁で、換気の良い場所で使う必要があります。

TCC-300R レジスター ストロング
下掛けの釉薬が乾燥した後、杓掛けや浸し掛けで上掛けし、釉上で撥水効果を出したい人には、TCC-300R レジスター ストロングがおすすめです。通常の撥水剤としても使えます。筆の洗浄には、乾燥前に専用クリーナーや溶剤が必要です。使用時は十分な換気が必要なため、筆の手入れと作業環境も選ぶ際のポイントです。

TCC-50R レジスター(500cc)
素焼品や生乾燥成形品で釉薬を抜き、素地の色を出したい人には、TCC-50R レジスターがおすすめです。必要な部分に筆で塗り、乾燥後にドブ付けなどで施釉する使い方です。筆の洗浄には専用のうすめ液や灯油などが必要で、換気の良い場所での使用が条件です。火気厳禁のため、作業環境も選ぶ際のポイントです。

TCC-50R レジスター(1L)
素焼品や生乾燥成形品の釉薬を部分的に抜き、素地を見せたい人には、TCC-50R レジスターがおすすめです。施釉前に必要な部分へ筆塗りし、乾燥後にドブ付けなどで施釉する使い方です。油性タイプで、筆の洗浄には専用のうすめ液や灯油などが必要です。換気の良い場所での使用が条件で、火気厳禁です。

撥水剤 #495
釉薬や絵具を抜く作業をしたい人には、撥水剤 #495がおすすめです。そのまま筆や刷毛で塗り、乾燥させて使うタイプです。
AMACO Wax Resist
生素地や素焼きに、釉薬・化粧泥・下絵具を付けたくない部分がある人には、AMACO Wax Resistがおすすめです。釉薬・化粧泥・下絵具の塗布をはじきます。浸し掛け釉薬の上や、Gumを加えていない釉薬の上に使うと、釉薬が剥がれる可能性があります。また、凍結すると製品が損傷します。
Mayco Wax Resist AC-302
未施釉の生素地や素焼きで、釉薬や下絵具を付けたくない部分がある人には、Mayco Wax Resist AC-302がおすすめです。下絵具や釉薬を筆塗りするとき、または釉薬を浸し掛けするときに色をはじき、塗布済みの未焼成色材の上にも使えます。塗布したWax Resistは焼成でのみ除去できます。また、釉薬を厚く塗りすぎると焼成中に流れることがあり、本品はその流れを防ぎません。
用途から選ぶなら
- 作品の底部や高台に釉薬を残したくない人
- 生素地や素焼地で釉薬の色を抜いて素地の色を出したい人
- 素焼品や生乾燥成形品の釉抜き素地出しをしたい人
- 釉上撥水に使いたい人
- 釉薬だけでなく絵具も抜きたい人
- 釉薬や下絵具をはじきたい人
- 下絵具や釉薬を筆塗り、または浸し掛けして色をはじきたい人
CP-A2は溶剤系より撥水性がやや弱め
CP-A2の撥水性は、溶剤系よりやや弱いとされています。水性のCP-A2を選ぶか、溶剤系の撥水性を優先するかが、購入時の判断材料になります。
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